寒波襲来し日本海側で雪や風が強まる 積雪急激や猛吹雪に警戒を

2023年12月17日(日)17時30分 ウェザーニュース

2023/12/17 17:30 ウェザーニュース

今日17日(日)は冬型の気圧配置が強まり、西日本も含めた日本海側の各地で積雪や吹雪となっています。
明日18日(月)にかけても北陸や東北日本海側を中心に荒天が続き、大雪や猛吹雪に警戒が必要です。

大雪や吹雪による視界悪化も

今日は低気圧がオホーツク海に進んで発達し日本付近は冬型の気圧配置。北日本では北西の季節風が強く吹き、沿岸部で30m/sを超える最大瞬間風速を観測しました。また、北海道の道北では局地的に積雪が急増しており、16時までの6時間に歌登で32cm、北見枝幸で24cmの新たな雪が降りました。吹雪で視界の悪くなっているところもあります。
北海道旭川市 16時28分投稿 ※動画が見られない場合はウェザーニュースの元記事からご覧ください

北日本や北陸は明日まで要警戒

北日本における寒気のピークは明日で、今夜から明日にかけて特に北日本各地や北陸の内陸部、山沿いなどで大雪が予想されます。
明後日19日(火)の朝までに新たに積もる雪の量は山沿いなどで50cmを超える達する可能性があり、短時間で急激に積雪が増加することで立ち往生の危険性が出てきます。峠道などを走行する場合は冬用タイヤの装着に加え、チェーンを準備するなどスタックしないような備えが必要です。
また、引き続き沿岸部では瞬間的に30m/s前後の暴風となるおそれがあるため、吹雪による視界悪化・ホワイトアウトに警戒してください。

西日本の平地でも積雪に

西日本は今日が寒気のピークで、日本海側では平野部でも雪の積もったところがありました。
日中は兵庫県豊岡市で6cm、鳥取市で4cmの積雪を観測し、九州でも所々でうっすらと雪化粧しました。
西日本では今夜にかけて寒気の影響が続き気温も下がるので、さらなる降雪や路面凍結にお気をつけください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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