2週間天気 年末年始 10年に1度レベルの暖かさ 多雪地域は除雪中の事故に注意

2023年12月24日(日)6時6分 tenki.jp

この先、寒気の影響はあまり受けず、気温は全国的に高くなる傾向。寒波の影響で大雪になった地域では、除雪中の事故や屋根からの落雪などにご注意を。

25日(月)〜31日(日) 週の中頃 北日本は荒天に

明日25日(月)から26日(火)にかけては、寒気を伴った気圧の谷が通過し、日本海側を中心に大気の状態が不安定となるでしょう。山陰から北陸の平地では雨の降る所が多く、東北や北海道では雪の降り方が強まることもありそうです。落雷や突風にご注意ください。
27日(水)は、北日本を中心に冬型の配置になるでしょう。東北や北海道は日本海側を中心に雪で、ふぶく所もありそうです。ただ、ここ数日のように、寒気が長く居座ることはないでしょう。
28日(木)と29日(金)は高気圧に覆われて、広い範囲で晴れる見込みです。30日(土)から31日(日)大晦日は、南の海上を低気圧が進む予想で、太平洋側でも一時的に雨が降るでしょう。
気温は、全国的に平年並みか高い日が多くなりそうです。関東から西では、最高気温が15℃前後まで上がる日もあり、昼間は冬のコートが邪魔になるくらいです。
28日(木)頃からは、10年に1度程度しか起きないような著しい高温になる可能性があるとして、気象庁から「高温に関する早期天候情報」が九州から北海道に発表されています。雪が多く積もっている地域では、屋根からの落雪やなだれにご注意ください。

1月1日(月)〜6日(土) 三が日 春先のような暖かさ

2024年のスタートも、暖かい空気が優勢となりそうです。ただ、低気圧の影響で、スッキリと晴れる日は少ないでしょう。
1月1日(月)元日と2日(火)、4日(木)から5日(金)にかけては、近畿から関東など太平洋側で雨の降る時間がありそうです。日本海側は雲が広がりやすく、所々で雨や雪が降るでしょう。6日(土)は西から雨の範囲が広がる予想です。
年明け後も、1月としては気温の高い日が続くでしょう。三が日が特に暖かく、3日(水)の東京都心の最高気温は18℃と、桜が咲く頃の陽気になりそうです。ただ、朝晩は各地で冷えますので、服装でうまく調節してください。
まだ先の予報のため、雨が降るタイミングや気温の予想には幅があります。最新の予報をご確認ください。

雪下ろしの注意点

屋根に積もった雪は、早めに除雪作業をしたいものです。安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。
(1)雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
(2)はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
(3)雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。

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