今日26日午後~27日北日本で荒天 日本海側で警報級暴風 吹雪で交通に影響も

2023年12月26日(火)11時41分 tenki.jp

今日26日〜明日27日にかけて、北海道や東北は日本海側を中心に荒れた天気に警戒。今日26日午後から風が急に強まり、海はしける見込み。夜は北海道の日本海側を中心に吹雪となり、見通しが悪くなる所も。車の運転が危険なくらいの横風やホワイトアウトに警戒を。

東北の日本海側に暴風警報が発表

今日26日夜遅くにかけて、低気圧が北海道付近へ進み、寒冷前線が北日本を通過するでしょう。
低気圧や前線の接近で、北海道や東北では日本海側を中心に雪や雨が降り、沿岸は風が強まっている所があります。
午前11時現在、秋田県から山形県の沿岸には、暴風警報が発表中です。このあと暴風警報の発表されるエリアが広がる恐れがあります。

北海道・東北 予想される風波

北海道や東北の日本海側では今日26日昼過ぎ以降は、西または北西の風が急速に強まるでしょう。東北では明日27日明け方にかけて、北海道は明日27日夜にかけて、看板が飛んでしまうような強い風が吹く恐れがあります。暴風による交通への影響などに十分警戒してください。
また、沿岸では強い風に伴って、波も高くなるでしょう。海上海岸付近は高波にもご注意ください。
<風の予想>
26日に予想される最大風速(最大瞬間風速)西または北西の風
北海道日本海側 海上 20メートル(30メートル)
北海道日本海側 陸上 18メートル(30メートル)
26日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東北日本海側 海上 18メートル(30メートル)
東北日本海側 陸上 18メートル(30メートル)
27日に予想される最大風速(最大瞬間風速)西または北西の風
北海道日本海側 海上 18メートル(30メートル)
北海道日本海側 陸上 15メートル(30メートル)
<波の予想>
26日から27日にかけて予想される波の高さ
日本海側 4メートル

今夜〜明日27日にかけて 北海道は吹雪に注意

明日27日にかけて、次第に北日本を中心とした冬型の気圧配置に変わるでしょう。
北海道の日本海側を中心に、今夜から吹雪にも注意が必要です。見通しが効かない吹雪になる所もあり、交通にも影響が出そうです。
低気圧の動向や、冬型の気圧配置の強まりの程度によっては、暴風雪となるおそれがあります。また、北海道の内陸部や太平洋側、東北北部の山沿いでも雪の強まる所があるでしょう。
<雪の予想>
26日6時から27日6時までに予想される24時間降雪量(多い所)
北海道の日本海側 40センチ
その後、27日6時から28日6時までに予想される24時間降雪量(多い所)
北海道の日本海側 20から40センチ
クリスマスにかけての寒波の影響で、北日本の日本海側では一気に積雪が増えた所ですが、明日27日にかけて更に雪の量が増える見込みで、雪崩や落雪にも注意が必要です。雪の事故に巻き込まれないよう、十分ご注意ください。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

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