明日の北日本、北陸は次第に雨や雪 路面状況の悪化には注意

2022年12月27日(火)18時0分 ウェザーニュース

2022/12/27 17:45 ウェザーニュース

明日28日(水)は低気圧の通過に伴い、北日本と北陸は次第に雨や雪が降り出します。寒気が北に後退しているため、はじめは雨の所が多く、その後雪に変わってきますので、路面状況の悪化に注意が必要です。

雨で降り出す所が多い

日本海側の雨や雪は小康状態になっており、明日の午前中にかけては落ち着いた状態が続きます。ただ、日本海を進む低気圧の影響で、午後になると北日本から北陸の広い範囲で、再び雨や雪が降り出す見込みです。
平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は、明日夜の時点でも東北北部まで北上しているため、北陸や東北、北海道の道南は雨で降り出す所が多くなります。
夜以降は寒気が南下するため、雨から雪に変わる所が増えてくる予想です。まだ雪が残っている所では、一旦雨で降り出して、その後雪に変化することで路面状況が悪くなるとみられます。移動時は十分に注意をしてください。

明後日は局地的に雪が強まることも

30日(金)朝までの積雪の予想

明後日29日(木)になると寒気が南下して、雪のエリアが拡大します。北海道の上空5000m付近に−36℃以下の強い寒気が流れ込むため大気の状態が不安定になり、局地的には雪が強まる見込みです。
28日(水)夜から30日(金)朝にかけて、北陸や東北南部の山沿いで30cm以上、多い所では50cm前後も積雪が増えると予想されます。
北陸から北海道の平野部や内陸部は極端な積雪の増加はないものの、活発な雪雲の通過によって、短い時間で一気に雪の積もる可能性があります。また、北海道や東北北部では瞬間的に20m/s以上の風が吹いて、吹雪で見通しが悪くなる見込みです。
29日(木)は帰省ラッシュのピークを迎えることもあり、長距離の移動を行う方が多いタイミングとなります。交通機関に影響の出ることが考えられますので、最新の気象情報に加えて運行情報もこまめに確認するようにしてください。

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