東浦町とミツカン ペットボトルの水平リサイクルに関する協定を締結

2024年1月15日(月)16時47分 PR TIMES

〜資源循環型社会の実現に向けて、「ともに」取り組みを開始!〜

 愛知県知多郡東浦町(町長:日高 輝夫、以下東浦町)と株式会社Mizkan(本社:愛知県半田市、代表取締役社長兼CEO:吉永 智征、以下ミツカン)は、2024年1月15日(月)に、「資源循環型社会の実現に向けたペットボトルの水平リサイクルに関する協定書」(以下、本協定)を締結いたしました。本協定により、東浦町において排出・回収される使用済みペットボトルを「ボトルtoボトル」水平リサイクルにより安定的にペットボトルとしてリサイクルすることにより、東浦町における資源循環型社会の実現に役立てることに「ともに」取り組んでまいります。

[画像1: https://prtimes.jp/i/65533/353/resize/d65533-353-eb9848ebf43ac4b63d7f-2.jpg ]

左:株式会社 Mizkan Holdings執行役員 日本+アジア事業 仕入統括部長 西 祐二
右:東浦町長 日高 輝夫
※リリース発信後に写真を追加しました

本協定締結の背景


 近年、環境への配慮や資源を有効活用するという観点から、プラスチック資源の循環を促進する動きがますます活発化しています。
 日本においては、使用済みペットボトルのリサイクル率は86.9%※1と高いものの、その多くがペットボトル以外のシートや繊維にリサイクルされており、使用後は焼却処分となるか、リサイクルしたとしても数回でリサイクルの循環が止まってしまいます。一方で、ペットボトルにリサイクルされれば、繰り返し何度もリサイクルが可能となります。このような、ペットボトルからペットボトルへのリサイクルのことを“「ボトルtoボトル」水平リサイクル”といいます。
 本協定により、東浦町において排出・回収される使用済みペットボトルを「ボトルtoボトル」水平リサイクルとして繰り返しリサイクルすることが可能になります。ミツカンはこのリサイクルペットボトルを一部商品に使用していきます。
※1・・・「PETボトルリサイクル年次報告書2023」より

 東浦町では、「第6次東浦町総合計画」の取り組みの5つの柱の1つに「暮らしを守るまちづくり」があり、循環型のまちづくりのため、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進や温室効果ガスの排出の抑制に取り組んでいます。
 ミツカンでは、2018年に10年先の未来への約束として「ミツカン未来ビジョン宣言」を策定し、その中の1つのビジョンとして「人と社会と地球の健康」を掲げています。
 今回、東浦町の「循環型のまちづくり」と、ミツカンの「人と社会と地球の健康」という両者のビジョンが一致し、協定を結ぶことになりました。


東浦町長 日高 輝夫のコメント


 世界的にサーキュラーエコノミーが注目を集める中、限りある資源を有効に活用し、資源循環型社会を実現するための取り組みが各所で行われています。
 本町においても、第6次東浦町総合計画で定めた環境分野の目標である「「もったいない」の気持ちを大切に、循環型のまちをつくります」を達成するため、今後もさらにリサイクルの推進とごみの減量を進めていくこととしております。
 このたび、株式会社Mizkan様と協定を締結することになり、ともに資源循環型社会の実現に向けて取り組めることを大変うれしく思います。Mizkan様とペットボトルの水平リサイクルを進めることで、身近な商品にリサイクルされ、町民のみなさまの分別意識の向上や、環境問題を考えるきっかけになることを期待しております。


株式会社Mizkan Holdings執行役員 日本+アジア事業 仕入統括部長 西 祐二のコメント


 ミツカングループは、1804年、愛知県知多半島の半田市で創業し、以来変わらず半田市に本社を置き、知多半島に育てられ、支えられ、ともに歩み、今年220周年を迎えます。ここまで成長できたのは、地元のみなさまに支えていただいたからこそだと、強く感じております。今回、東浦町様と協定を結ばせていただくことができ、知多半島を中心に、ビジョンに共感し、「ともに」取り組みを推進していけることを、大変うれしく思います。
 これを機会に、今後も東浦町様、東浦町民のみなさまとの連携をすすめ、東浦町様、知多半島の持続的な発展に寄与してまいりたいと思います。


東浦町について


 東浦町は、愛知県の知多半島北東部に位置し、衣浦湾の最奥にある、人口5万人ほどの自然豊かな町です。東に尾張と三河をわける境川や衣浦湾をはさんで刈谷市、高浜市を対岸にのぞみ、南に半田市、西に東海市、知多市、阿久比町、北は大府市に接しています。産業は、古くから「知多木綿」の繊維工業と米作主体の農業を中心として発展しましたが、社会経済の変化により、現在は木材工業や自動車関連産業が主流となっています。農業では、稲作のほか、特産品である巨峰を中心としたブドウ栽培に加え、イチゴや洋ランなどが生産されています。また、豊かな自然と多くの文化財、史跡に恵まれています。
 詳しくは、https://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/index.htmlをご覧ください。


ミツカングループについて


 ミツカングループは、1804年の創業以来、220年にわたって、お寿司や鍋料理など、常に新たな食の提案を続けてまいりました。2004年にグループビジョンスローガン「やがて、いのちに変わるもの。」を掲げ、2018年には10年先の未来への約束として「ミツカン未来ビジョン宣言」を策定しました。「人と社会と地球の健康」「新しいおいしさで変えていく社会」「未来を支えるガバナンス」の3つのビジョンを掲げています。
 今後も、「ミツカン未来ビジョン宣言」の実現に向け、多くのステークホルダーのみなさまとともに、「生活共創価値」を築くことができる取り組みを推進してまいります。
 詳しくは、https://www.mizkanholdings.com/ja/をご覧ください。



【参考資料】
■ボトルtoボトル 水平リサイクルについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/65533/353/resize/d65533-353-bf12916c41517b6347f6-0.jpg ]

1. 使用済みペットボトルは、リサイクル業者にて粉砕され、フレークになります。
2. 異物除去のため洗浄されます。
3. 除染、結晶化を経て、リサイクル樹脂になります。
4. リサイクル樹脂を原料に、ペットボトルメーカーでリサイクルペットボトルに成形されます。
5. 商品を製造する工場で、リサイクルペットボトルに液体が充填され、商品になります。


■使用済みペットボトルの流れ
[画像3: https://prtimes.jp/i/65533/353/resize/d65533-353-693b19b7066a8ec7fd28-1.jpg ]

1. 東浦町において排出・回収される使用済みペットボトルは、リサイクル業者に買い取られ、リサイクル樹脂になります。(再資源化)
2. リサイクル樹脂を原料に、ペットボトルメーカーがペットボトルに成形します。
3. 成形されたペットボトルはミツカンの工場に納品され、ミツカン商品の容器として使用されます。※2
※2・・・東浦町において排出・回収されるペットボトルより再生されたリサイクル樹脂相当量のリサイクルペットボトルをミツカンが商品に使用することを指します

PR TIMES

「ミツカン」をもっと詳しく

「ミツカン」のニュース

「ミツカン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ