日立ハイテク、OpenTextの導入により、納品書・請求書をペーパーレス化し、コスト削減と働き方改革を実現

2024年1月17日(水)14時46分 PR TIMES

月間30万枚以上のペーパーレス化により、電子保管プロセスの推進とセキュリティを向上

OpenText(NASDAQ:OTEX、TSX:OTEX、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦デニース)は、株式会社日立ハイテク(本社:東京都港区、取締役社長:飯泉孝、以下日立ハイテク)がクラウドアーカイブソリューション「OpenText Core Archive for SAP Solution」を導入したことを発表しました。今回の導入により月37.5万枚の納品書と請求書などの証憑類を電子化し、納品書・請求書の倉庫保管料の削減や業務効率化によるコスト削減に加え、柔軟な働き方や原本紛失の防止、セキュリティ強化などを実現しました。日立ハイテクでは、アドオン機能の開発を避けクリーンコアを保ちつつ、業務プロセスのシンプル化と経営のデジタル化、働き方改革の推進を目的とした業務改革プロジェクト「DX-Pro」を進める中、業務プロセス改革の1つとしてペーパーレス化を推進しています。

OpenText Core Archive for SAP Solutionは、SAPおよび非SAPデータをコスト効率良く安全に管理するクラウドアーカイブソリューションです。今回の導入では、SAP S/4HANA Cloudとの親和性が高く、標準機能の範囲でSAP S/4HANA Cloudと一体となった添付伝票の管理ができ、SAP S/4HANA Cloud内で証憑の添付や検索等の操作を完結できる点が評価されました。さらにSAP S/4HANA Cloudのワークフローとも連動が可能で、シームレスに利用することができます。

今回の導入によって得られた効果は下記のとおりです。

納品書・請求書と支払いメモをペーパーレス化し、コストを削減
日立ハイテクでは、社内証憑89種類のうち、最も枚数の多い納品書35万枚/月と請求書2.5万枚/月をペーパーレス化。SAP S/4HANA Cloudの標準ワークフローに合わせて業務を整理することで、請求書の業務フローでは紙の支払依頼表を廃止し、さらに伝票と証憑をデジタルに連携することで社内管理文書も廃止しました。これにより倉庫での保管料や業務プロセスのシンプル化により大幅なコスト削減を実現しました。また、SDGsの観点では、環境保全への貢献と企業価値の向上に寄与しています。

時間・場所にとらわれない働き方を実現
これまで請求書は、支払依頼表とワンセットにして紙で回覧し、納品書も紙で回覧していました。財務部門の担当者は証憑を見ながらSAPに入力しますが、入力後の証憑を倉庫で保管していたため、システムとの紐付け作業も人手によるアナログ管理となり、担当者の負担が増えていました。電子化を実現したことにより、紙の書類を処理するためだけに出社する必要がなくなり、財務部門のみならず、各部門の担当者や承認者が時間や場所にとらわれることなく証憑回覧を行えるようになり、働き方の自由度が大幅に向上しました。

電子帳簿保存法(電帳法)への対応とセキュリティの向上
納品書と請求書を電子化したうえで、紙の保管を前提とした業務プロセスから電子保管を前提とする業務プロセスに改め、併せて2024年開始の電子帳簿保存法(電帳法)への対応準備を進めました。また、ペーパーレス化により、原本の紛失防止、ワークフローの活用による計上作業のヌケ・モレ防止、文書の持ち出しがなくなることによるセキュリティの強化を実現しています。
日立ハイテクでは、今後も証憑の重要度に応じてペーパーレス化を拡大していく計画です。さらに証憑類の電子化は、必要に応じて国内拠点やグループ会社、将来的には海外拠点にも展開することを見据えています。

本事例については、2024年2月7日(水)に行われるOpenText Summit Japan 2024で講演が行われる予定です。

<お客様事例講演:日立ハイテク様>
OpenText Summit Japan 2024
16:55-17:25 / B-4
将来は伝票登録処理の自動化やAIとの連携にも期待!業務革新プロジェクトの一翼を担ったOpenText
https://www.event-info.com/opentextsummit2024/program.html

OpenText Japan Blog:
江崎グリコは請求書の電子化を目指してOpenTextを導入
https://blogs.opentext.jp/ada-case-studies-glico-jp/

SAPコンテンツのクラウド・アーカイブとは?
https://blogs.opentext.jp/thinking-about-archiving-sap-content-to-the-cloud-jp/

OpenTextについて
OpenTextグループは、The Information Company(TM) をブランドスローガンに掲げ、情報を強化・保護し、多種多様な業界・業種のお客様に情報の優位性をもたらします。オープンテキストは、情報管理のリーダーとして、コンテンツ、ビジネスネットワーク、デジタルエクスペリエンス、セキュリティ、アプリケーションモダナイゼーション、運用管理、開発者向けAPIなど、包括的なポートフォリオを提供しています。OpenText(NASDAQ: OTEX、TSX: OTEX)の詳細についてはopentext.comをご覧ください。

【オープンテキスト株式会社について】
オープンテキスト株式会社は、情報活用の変革を促す「企業情報DX」の推進に向けて、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを自動化するビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携・サプライチェーン統合やFAXソリューション、Web&デジタルメディア管理、データ保護やサイバーセキュリティ、フォレンジックツール、AIを用いた各種の分析・可視化ツールなど、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。
https://www.opentext.jp

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