大洗~苫小牧航路 新造LNG燃料フェリー2隻の船体デザインを決定

2024年1月22日(月)18時46分 PR TIMES

〜夜明けの海・新しい時代を照らす光をイメージ〜

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下、「商船三井」)のグループ会社である株式会社商船三井さんふらわあ(社長:牛奥 博俊、本社:東京都千代田区、以下、「商船三井さんふらわあ」)が運航する大洗〜苫小牧航路(以下「北海道航路」)の新造LNG燃料フェリー2隻(以下、「本船」、註1)の船体デザインが決定しました。
本船は2025年の就航を目指し建造を進めており、2024年4月に第一船の進水式を予定しています。

[画像1: https://prtimes.jp/i/92744/146/resize/d92744-146-f96804b185463ecef7d4-0.jpg ]

本船は『かけがえのない地球と海を守り、受け継いできた伝統と新たに切り開いていく未来を繋ぎながら、人々の暮らしを明るく照らし続けていきます。』をデザインコンセプトに掲げています。環境に優しいLNG燃料を使用することで、豊かな地球と海を守りながら、海と陸、地域と地域、人と人といったあらゆるものを繋ぎ、皆様の暮らしと未来を明るく照らすことを目指しています。

その思いから、海と空の美しい「青」をアクセントカラーとし、「夜明けの海」と「新しい時代を照らす光」をイメージしたデザインによって、「新たな未来へ歩みだす船」を表現しました。

本船はLNG燃料に加え様々な最新技術を採用することにより、現在北海道航路に従事する既存船に比べCO2の排出量を約35%抑えることが可能となり、社会全体のサプライチェーンにおけるCO2排出削減に貢献していきます。

商船三井グループでは2023年就航の日本初のLNG燃料フェリー2隻「さんふらわあ くれない」「さんふらわあ むらさき」(註2)に今回の2隻を追加し25年までに4隻を運航します。内航フェリー事業における環境対応をリードすると共に、将来的にはLNGに代わる新燃料の採用も選択肢として研究、検討を続け、業界に先駆けて積極的に取り組んでいく方針です。

加えて既存船よりトラックの積載スペースを拡張(註3)するとともに客室の全室個室化によりトラックドライバーの方々に快適に過ごしていただける空間を提供することで、モーダルシフトを促進し、「2024年問題」解決に努めます。

(註1) 関連プレスリリースをご参照ください。
・2022年2月17日付「最新鋭LNG燃料フェリー2隻の建造を決定 〜風を活かすスーパーECOフェリー誕生 加速するモーダルシフトへの対応〜 https://www.mol.co.jp/pr/2022/22022.html 」
・2023年1月6日付「大洗〜苫小牧航路 新造LNGフェリー2隻へのLNG燃料供給に関する基本協定書を締結 〜船舶燃料の低炭素化に向け、フェリーのLNG燃料化をさらに推進〜 https://www.mol.co.jp/pr/2023/23002.html 」

(註2) 関連プレスリリースをご参照ください。
・2023年1月16日付「日本初のLNG燃料フェリー「さんふらわあ くれない」が就航 〜 環境負荷低減とモーダルシフトの実現 、カジュアルクルーズを提供〜 https://www.mol.co.jp/pr/2023/23004.html 」
・2023年4月17日付「商船三井グループLNG燃料フェリー2番船「さんふらわあ むらさき」が就航 〜フェリー新会社で25年までに4隻を運航予定、LNG燃料船の拡大を着実に推進〜 https://www.mol.co.jp/pr/2023/23052.html 」

(註3) 代替対象である既存船「さんふらわあ だいせつ」、および「さんふらわあ しれとこ」と、本船の比較は下表をご覧ください。
[画像2: https://prtimes.jp/i/92744/146/resize/d92744-146-d04c805e2f63b590bda6-1.jpg ]

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