2024年度「国際交流基金地球市民賞」 受賞団体決定
2025年1月23日(木)13時17分 PR TIMES
国際交流基金(JF)は、1985年より国際文化交流を通じて日本と海外の市民同士の結びつきや連携を深め、知恵やアイディア・情報を交換し、ともに考える団体に対して「国際交流基金地球市民賞」(以下「地球市民賞」)を贈呈しています。
(地球市民賞とこれまでの受賞団体につきましては公式ウェブサイト(https://www.jpf.go.jp/j/about/citizen/index.html)をご参照ください。)
このたび、第40回となる2024年度の受賞団体に、応募総数210件から、東九条マダン実行委員会 (任意団体)(京都市)、公益財団法人 佐賀県国際交流協会(佐賀市)、特定非営利活動法人 MIYAZAKI C-DANCE CENTER(宮崎市)の3団体が決定しました。授賞式は2月19日に都内で開催します。
記
2024年度授賞団体
■東九条マダン実行委員会 (任意団体)
<まつりを通して多文化共生を体現 地道な活動の継続が未来を創る>
京都府京都市
代表:実行委員長 具 明徳(ク ミョンドク)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-ff85b630268dbdc5b999ea4cdab902b2-2025x1328.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■公益財団法人 佐賀県国際交流協会
<心の国境をなくし、外国人とともに世界に開かれた佐賀をめざす>
佐賀県佐賀市
代表:理事長 黒岩 春地
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-c52f459c6e8c49e8f38db8a902fb1138-2016x1512.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■特定非営利活動法人 MIYAZAKI C-DANCE CENTER
<逆さのまなざしで切り拓くダンスによる価値創造と心躍る交流体>
宮崎県宮崎市
代表:代表理事 野邊 壮平
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-01e4b2322d4da55c443d02b7bca7ffb2-1725x1150.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※以下に、受賞団体の略歴や授賞理由などの詳細を記載しております。
■国際交流基金(http://www.jpf.go.jp/j/index.html)について
国際交流基金は世界の全地域において、総合的に国際文化交流事業を実施する日本で唯一の専門機関です。1972年に外務省所管の特殊法人として設立され、2003年10月1日に独立行政法人となりました。海外に25か国・26の拠点を持ち、「日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ」をミッションに掲げ、世界の人々と日本の人々の間でお互いの理解を深めるため、さまざまな企画や情報提供を通じて人と人との交流をつくりだしています。
■東九条マダン実行委員会 (任意団体)(京都府京都市)
【所在地】京都府京都市南区東九条南河原町3番地
【設立】1993 年
【代表者】具 明徳(ク ミョンドク)実行委員長
【ウェブサイト】https://www.h-madang.com
<授賞理由>
東九条マダン実行委員会は、初開催の 1993 年以降毎年開催されているまつり「東九条マダン」の主催団体である。立場・ルーツ・文化などの面で多様性に富んだ人々が一年に1度、集い、繋がり、自己を表現するまつり「東九条マダン」は多文化共生のひとつのあり方を体現しており、中でも和太鼓と朝鮮半島の伝統的な打楽器が融合した演目は参加者に感動を与え、異なる文化が対話しあうことの重要性を示し続けている。年に 1 度のまつりではあるが、活動の拠点である京都市南区東九条地域に根差すことを常に重視し、絆を深めてきた東九条マダン実行委員会が、今後も地域・社会に対して有意義な経験を地道に提供し、国際的な市民社会の発展に寄与することを期待する。
<受賞コメント>
東九条マダンは一年に1日だけのまつりです。それでも30年以上続けるのは大変なことでした。東九条の地域のみなさま、京都市・京都府や諸団体、そして多くの方々の理解や支援があったからこそ今があります。今回の受賞は、地道に継続してきたことの意義が評価されたのだと一同喜んでおります。一年にたった1日であっても、人々が対等に出会い認め合う場をつくることができれば世の中は変わっていくのだ、という信念でこれからも続けていきたいと思います。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-249f5414de7c42a346ec40c193e9d243-2025x1328.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]朝鮮半島の伝統楽器を使って演じるプンムル(農楽)[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-2d76fd4c0ae2c20172ebd053b5f551f7-1822x1360.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]名物演目和太鼓と朝鮮半島の伝統楽器による合奏
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-5842a5ff5a2e30555fc627fae7ab3679-2126x1380.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]毎回独自脚本で演じる、朝鮮半島の民衆劇・マダン劇[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-528a7b2fbe546a21ad9e3a97cafd07d4-570x389.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]東九条マダンメンバーの元美術教師が収集、制作したタル (朝鮮半島伝統の仮面)
画像提供:東九条マダン実行委員会
■公益財団法人 佐賀県国際交流協会(佐賀県佐賀市)
【所在地】佐賀県佐賀市白山二丁目 1 番 12 号佐賀商工ビル1階
【設立】1990 年
【代表者】黒岩 春地(理事長)
【ウェブサイト】https://www.spira.or.jp
<授賞理由>
医療通訳ボランティアは多文化共生社会で欠かせない要素だが、どの地域でも現時点では限られた人的リソースしかないのが現状である。佐賀県全体を対象に、日本語を母語としない在住外国人自らが地域で積極的に活動する取り組みは佐賀県独自のものであり、他の自治体においても参照できる事例と考えられる。
<受賞コメント>
この度はこのような素敵な賞をいただき、ありがとうございました。
患者に温かく寄り添い、活動してくださっている医療通訳サポーターの皆さんをはじめ、日本語支援や災害時支援、相談業務へのアドバイスなど、日頃から私たちの活動を応援してくださっている関係者の皆さんとこの喜びを分かち合いたいと思います。今回の受賞を励みに、今後も「誰一人取り残さない」佐賀県をめざし、皆さんと共に進んでいきたいと思います。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-e8b0aafd7f74d93dc18c016c57804a15-2016x1512.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]協会オリジナルソング MV撮影時の様子[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-ed5bb4767705834846e32be6c68774e1-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]医療通訳養成講座の様子1.
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-e57a3cd033c4258aa06537e86ef61671-1479x1109.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]医療通訳養成講座の様子2.[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-4965d3d420550f68748d9c1511df3c1b-640x480.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]実際の医療通訳の様子
■特定非営利活動法人 MIYAZAKI C-DANCE CENTER(宮崎県宮崎市)
【所在地】宮崎県宮崎市吉村町南田甲1099
【設立】2008年
【代表者】野邊 壮平(代表理事)
【ウェブサイト】https://c-dance.miyazaki.jp/
<授賞理由>
2006年に宮崎大学舞踊学研究室で結成されたダンスカンパニー「んまつーポス」が運営するMIYAZAKI C-DANCE CENTERは、内外での創作上演と共に、地域に創造的でユニークな身体活動とダンス体験を提供している。宮崎に根ざして国際ダンスキャンプや国際ダンスフェスティバルを重ね、地元住民と海外アーティストとの交流の機会をつくっている。教育の知見で学校の身体表現教育も支援。子どもや教員に大好評のプログラムは国境も超えた。2019年には、保育園の体育館兼劇場「透明体育館きらきら/国際こども・せいねん劇場みやざき」を開設。コロナ禍など困難にも名前通りの逆転思考で、創造活動と経営、地域貢献と国際交流を明るく両立する地球市民活動は大いに示唆に富む。
<受賞コメント>
字幕がいらないノンバーバルな交流の力が、国や文化、世代の壁を軽やかに越える瞬間を、私たちは目撃し続けてきました。“空を見上げれば世界がつながっている”と誰もが感じられる国際ダンスフェスティバルを通じ、宮崎市を、ダンスの未来で溢れる「創作ダンスの聖地」にします。この名誉ある国際交流基金地球市民賞の受賞を、すべての地球市民と共に喜び、さらなる一歩へジャンプしていきたい!
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-aa16419c9856924fc600e1f2294ccd67-1725x1150.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]「空のダンスフェス2024」招聘アーティストと観客たち[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/14/79420-14-91201e0bcacc7aa9c19d7fcee4b50fd7-3900x2812.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]「空のダンスフェス2023」招聘アーティストと記念写真
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