PRISM BioLab、イーライリリー・アンド・カンパニーとsantec Holdingsから資金調達実施のお知らせ

2024年1月24日(水)19時16分 PR TIMES

独自のタンパク質間相互作用(PPI)ターゲットの低分子阻害剤を開発する株式会社PRISM BioLab(代表取締役 竹原 大 本社:神奈川県、以下「PRISM Biolab」)は、イーライリリー・アンド・カンパニー(本社:米国、以下「リリー」)をリードインベスターとし、santec Holdings 株式会社(代表取締役社長 鄭 元鎬 本社:愛知県小牧市、以下「santec Holdings」)との2社を引受先に15億円の第三者割当増資による資金調達を実施しました。
この度の調達した資金を活用して、PRISM Biolabが独自に開発したPepMetics(R)技術のプラットフォームの改良、創薬研究機能の拡張、社内パイプラインによるPPI阻害剤の研究開発を進め、さらなる成長を目指します。

様々な新薬の開発により創薬可能な分子ターゲットが減少している中で、製薬業界はあらためてPPI(タンパク質間相互作用)ターゲットへと目を向けています。PPIは数多くの疾患の発症機序および制御において重要な役割をするため、あたらしい創薬のフロンティアとして長らく認識されていますが、PPIターゲットを効果的に制御できる化合物創出の難しさから、進展を阻まれてきました。PRISM Biolabは、PPIの創薬ターゲットとしての重要性に早期から注目し、10年以上にわたりαヘリックスおよびβターンの三次元構造を模倣する独自のPepMetics(R)技術を開発してきました。私たちは、いまだ有効な治療方法がない疾患に対し、低分子化合物を用いたタンパク質間相互作用の制御による新薬を創出してまいります。

santec Holdings株式会社 取締役副社長 CTO 鄭 昌鎬 様コメント
弊社はPhotonicsを駆使した医療画像装置、早期診断技術に取り組んでおりますが、これは新たな創薬技術と共に発展してこそ総合的なQoLの向上に繋がると考えます。またPRISM BioLabのユニークな創薬手法がこれまで導出不可能であった治療薬のブレークスルーとなることを強く確信、期待しております。

PRISM BioLab 代表取締役 竹原 大コメント
今回の多額のご支援をいただいた投資家のみなさまに心より感謝申し上げます。私たちのPepMetics(R)技術は、PPIターゲット分野のキーテクノロジーになると確信しています。また、創薬への新たなアプローチを成功させるためにはパートナーシップが重要であり、リリーとの資本提携により長期的視野での協業ができることを喜ばしく思います。この資金調達ラウンドからの資金を活用し、PepMetics(R)技術を更に進展させ、いまだ有効な治療方法がない疾患に対して新薬を創出し、だれもが希望に満ちた生活ができることを目指します。

【PRISM BioLabについて】
PRISM BioLabは、独自に開発したαヘリックス・βターン擬態技術を活用して、低分子化合物によるタンパク質間相互作用の制御による創薬を目指しています。細胞内で様々な信号を伝達するタンパク質/タンパク質相互作用を制御する独自のペプチド模倣技術を利用した『PepMetics(R) 技術』を構築し、癌や線維症分野の臨床パイプラインを創出しています。http://www.prismbiolab.com/
[画像: https://prtimes.jp/i/56143/16/resize/d56143-16-361b8e6f83ce06189544-0.jpg ]

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