シリーズ累計3万本突破。“巻きやすく、濡れにくい”アイデアが光る傘「ROLLS」。シリーズ累計3万本到達までの土砂降りの日々

2024年1月24日(水)15時22分 PR TIMES STORY

#傘 #商品開発 #ヒットの裏側

EDGGES合同会社では、「世界中にある、まだ知られていない様々な”尖った商品”を発掘し皆様の手元にお届けする」に基づき、日々の生活の中にちょっとした”+αの楽しみ”を世界中の人々に提供し続けることを目指し、台湾のセレクトショップ「HACES TAIPEI」と合同で「HACES JAPAN」を立ち上げ、本日まで様々な商品を取扱ってまいりました。

「ROLLS」は2019年に台湾で誕生した新進気鋭の折り畳み傘ブランドで、「巻きやすさ」に大きな特長がある折り畳み傘になります。

今回はそんな「ROLLS」の傘ができるまでの話と、最新作「ROLLS REVERSE」を開発するうえで苦労した話を私たちが台湾の開発メンバーに聞きましたので、こちらでご紹介させていただきます。

雨の日を晴れやかな気持ちで。台湾からやってきた、手軽に扱える傘ブランド「ROLLS」

ROLLSは「雨の日を晴れの日と同じくらい美しくする」という発想から生まれた台湾の傘ブランドです。

ROLLSというブランド名は、ファッションで見られる「ロールアップデザイン」にちなんで名付けられました。、英語の「ROLL」の意味するように、傘の折り目を直さずに簡単に「ロールアップ」することができます。

また、現在までにシリーズ累計1.4億円以上をクラウドファンディングにて調達しております。

現在最新モデルをCAMPFIREにて1/30までクラウドファンディングを実施中です。

https://camp-fire.jp/projects/view/700287#menu

「巻きにくい」の解消に向けて。新規ブランド立ち上げへ

ROLLSはもともと傘のOEMメーカーとして15年以上前に創業し、多種多様な傘の生産を請け負ってきました。

取り扱っていく中で、様々なフィードバックをお客様からも頂けるようになり、その中でも特に多く、かつ最大の難問である「巻きにくい」という課題に取り組んで新規ブランドを立ち上げることに決めました。

「巻きやすさ」の自問自答を経て、原因を「たわみ」と発見

いざ課題に取り組み始めた時に思ったこと、それがそもそも巻きやすいってどういう状態を指すのだろうということでした。

というのも、折り畳み傘に限らず傘は骨組みに生地を合わせることで、正しい形になるように最初から計算され尽くされていた商品だからです。

でも、収納した際に開傘時にはぴんと張っていたものが、どうしてもたわんでしまう。灯台下暗しではありますが、それが巻きにくさの根本原因だということに気付くまでにはかなりの歳月を費やしました。

たわみの解消に向けた試行錯誤。ミニマムな補強という到達点

チームがまず最初に取り組んだのは素材の見直しでした。

もっと骨組みを増やしてみたり、生地をおもいっきり固いものを使ってみたり、様々な素材を見直しましたが、素材を変えれば変えるほど、本来傘として必要な開く・閉じるができなくなってしまったのです。

そしてたどり着いたのが、「必要最低限の面だけ補強して固くする」でした。

糊でダメなら補強具を見直す

「必要最低限の面だけ補強して固くする」というのはシンプルかつ確実な手段ではありましたが、いざやってみるとこれがまた大変でした。

まず最初に試したのが、クリーニングされたパリパリのYシャツに着想を得て該当面だけ糊で固めるということです。

傘というのは商品の特性上どうしても濡れます。

濡れることによって、使っていく中でどんどんその効果が薄れていってしまいました。

次に着手したのが補強具を物理的につけるということです。ただこれもつけるための糊が取れやすくなったり、補強具がカビたり、いろんな問題が起きました。

ただ、この問題さえ解決すれば生地を直接糊で固めるよりもずっと効果が長く持続し、利用者が満足できるという確信がありました。

そこで、チームは補強具によるアプローチに絞り、徹底的に試行錯誤を重ねることで、特殊なPETシールを特殊な形状にカットし、幾何学模様に貼り付けることでついに解決することができました。

ついに第一弾リリース!そして逆折り傘への挑戦

プロジェクトを立ち上げてから3年経った2019年、ついにROLLSとしての第一弾「ROLLS CLASSIC」をリリースしました。

台湾国内のクラウドファンディングサイトを利用し、リリースしたところたった2か月間で1620万台湾ドル(約5600万円)の売上を達成する大ヒット商品となりました。

もう一つのニーズ「濡れない」ことへの挑戦

冒頭にお客様からの「巻きにくい」という声をもとに開発したと説明させていただきましたが、実は「濡れない傘が欲しい」というニーズも同じくらいありました。

濡れにくい折り畳み傘という意味ではすでに「逆折り傘」というものがあったのですが、構造的に普通の折り畳み傘よりも複雑になってしまううえに、機能性と耐久性を共存させるのがとても難しかったため、当時は開発の優先順位を下げていました。

しかし、ROLLS CLASSICが大ヒットしたことで、ROLLS CLASSICを購入されたお客様から「これで濡れにくかったらもっといいのに」という声が多く聞こえてくるようになり、2019年の暮れに逆折りのROLLSを作るべく、新規プロジェクトが立ち上がりました。

楽観から始まった補強具の見直しと、その先の地獄

通常の折り畳み傘と逆折り傘だと基本的な構造が違うため、直感的に既存の補強具のカット方法ではダメだというのはわかっていました。

ただ、最大の難関は補強具の素材とその貼り付け方にあると思っていたチームのメンバーは半年くらいで新しいものを開発できるだろうと、どこか楽観視していました。

ところが、これが地獄のような試行錯誤の始まりでした。

補強具の見直し完了から、更なる品質向上へ

カットして、貼り付けて、テストしてを繰り返して1年が経ったころ、ようやく最適なカットを見つけることができました。

これでようやく逆折りのリリースできるめどが見えてきたときにあるチームのメンバーがふと「これだけで本当にいいのか?お客さんは本当に喜んでくれるのか?」と言い出しました。

「せっかくここまでやってきたんだからほかの部品もすべて見直し、最高の製品をお客様にお届けしよう!」そう決めたメンバーはありとあらゆる部品を見直し、更に以下の部分について、アップデートをしました。

  • 撥水性の向上:今まではJIS規格で5段階中上から2番目のグレード4のものを最高グレード5のものに引き上げ
  • シャフトの見直し:頑丈なつくりなため、どうしてもシャフト収納時に力がいるのが課題でしたが、一気に押し込まなくてもいいように改良したことで、シャフト収納のしやすさだけでなく、安全性向上も実現
  • 収納袋のジッパーを復活:第一弾CLASSICをリリースしたあと、自動開閉機能や軽量化を図る中で、収納袋のジッパーを廃止したのですが、お客様からの復活の声が大きかったため、その声にこたえて復活

これらの改良に合計で3年の歳月をかけ、2023年ようやくリリースにこぎつけたのが、「ROLLS REVERSE」です。

ROLLSの開発秘話はいかがでしたか?

最後に今回このサイドストーリーを執筆するにあたり、開発メンバーにインタビューさせていただいたところ、ご覧になっている皆さんにメッセージをいただきました。

ROLLS開発メンバーからのメッセージ

日本のみなさん、こんにちは。この度は私たちの商品に興味を持っていただきありがとうございます。

私たちは「お客様の声に答えがある」という信条のもと、今まで様々なROLLSシリーズを開発してまいりました。

今回リリースした「ROLLS REVERSE」は今私たちが思いつく最高を詰め込んだ商品だと信じております。

是非、お手に取って「巻きやすさ」や「濡れにくさ」を体感してください!

そして、私たちの商品が少しでも皆様の雨の日の生活を豊かなものにするピースになれれば幸いです。

最後に、実際に使っていく中での不満があったら是非教えてください。

皆様の声が私たちの活力であり、次にリリースされるであろうより良い商品に繋げていきます!謝謝!

新商品「ROLLS REVERSE」の紹介

ROLLSからの最新作「ROLLS REVERSE」が現在CAMPFIREにてクラウドファンディング実施中です。

https://camp-fire.jp/projects/700287/activities/544202#main

こちらでは簡単に商品の特長を紹介させていただきます。

特長① 3秒瞬間収納

どんなに濡れていても「シワがつかず」「美しくたためる」形状になっています。

その秘密としては、傘の内側に幾何学的に貼り付けられた、「PET素材」にあります。

日本と台湾でそれぞれ特許を取得している技術で、巻きやすい形状にカットされたPET素材が傘の内側に貼られていることで、どれだけ使っても型崩れせず、ストレスなく素早く巻くことができます。

また、生地としっかり密着しているので長期間のハードな使用でも剥がれる心配は不要です。

特長② 逆折り仕様                 

従来の折り畳み傘は雨で濡れた面が折り畳んだ時に、外側に来るのに対し、本製品は濡れた面が内側に来るように設計されています。ワンプッシュ自動開閉で、濡れた面が内側に折り畳まれるので、水滴を振り落としても水滴は下に落ち、周りを濡らす事無く収納ができます。

特長③ 超撥水生地                        

日本のTORAY SAKAIの生地を採用し、「JIS規格の防水度試験(JIS L 1092繊維製品の防水性試験方法)」の最高グレード(グレード5/全5段階)を実現しました。

特長④ 台風レベルにも耐えられる強固な骨組み

傘の骨部分に、グラスファイバーとアルミ合金を使用することで、軽さ維持と耐久性を実現しました。

特長⑤ 晴れ、雨兼用

「UPF50+」で強い日差しからもガード。雨傘としてだけではなく、日傘としても使用できます。     

■商品詳細

■カラー展開

6色のカラー展開があるため、男女関わらずお買い求めいただけます

お買い求めはこちらから

https://camp-fire.jp/projects/700287/activities/544202#main


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