『創業企業×ソーシャルビジネス』、「葉山コーディアル」誕生秘話と、育む地域と人との共生。

2024年1月30日(火)15時1分 PR TIMES STORY

小回りのきく創業企業だからこそ、地域に根ざしたスモールビジネスを

大手食品メーカー味の素で敏腕マーケターとして活躍した弊社代表の中島広数。20年間におよぶ大企業在籍期間中に、国内外で100近いプロジェクトを回してきた経験を活かし、葉山・鎌倉・湘南エリアで新しいスタイルの商品開発に取り組んでいます。本ストリーでは、同社が手掛けるSustainable development / Sustainable farming(サステナブル開発/サステナブル農業)プロジェクトについてお伝えします。

幸せ循環型のソーシャルビジネスムーブメントを起こしたい!

中島が「ソーシャルビジネス」という言葉に興味を持ち、「自分も手掛けてみたい!」そんな想いをもったのは、味の素アセアン地域統括社の駐在員としてバンコクに住んでいた42歳の時。バングラディシュの経済学者でマイクロクレジットの創設者ムハマド・ユヌスの著書に触れたことがきっかけでした。

一念発起して味の素を卒業、43歳でfreebee株式会社を創業し、「小回りのきく創業企業だからこそ、地域に根ざした新しい形の六次産業スキームが創れるのではないか?」という仮説のもと、地域密着の食材と人材を活用したサステナブル商品開発をスタートさせました。

ヒントは妻の何気ない一言、女性が楽しめるノンアルコール飲料はニッチな領域だった

商品開発のスタートは、妻と一緒にイタリア料理店で食事をしていた時のこと。「俺はビール頼むけど、あなたは?」と質問したところ、「うーん、私は水でいいや。(運転も私だし。。)」のいつも繰り返される何気ない一言。よく考えると、せっかく美味しい料理を楽しむのに、ノンアルコールかつ大人の女性が頼みたくなるメニューがないことに気がつきました。

「未充足ニーズが見つかれば、それは商品開発のチャンスにつながる」マーケター心をくすぐられた中島の商品コンセプト設計が始まりました。最終的に辿り着いた結論が『食事と合わせて大人が楽しめる、唯一のソフトドリンク』。これならオレンジジュースやウーロン茶といった定番のソフトドリンク、どちらかと言えば子供向けのメニューとは異なる選択肢になります。創業企業ならではの尖った、ニッチなポジショニングで勝負する事にしました。

現在販売されている「葉山コーディアル 赤紫蘇シロップ」は実は4号機。原料の確保、中身品質の開発、エキス製造工場の確保、ガラス瓶の仕様変更、瓶詰め充填協力先の探索、一年に一度しか収穫できない赤紫蘇原料を加工し毎年少しづつチャレンジ。今の形の商品に出来あがる前に1号機・2号機・3号機での挫折がありました。

こだわりの農薬不使用・有機栽培で作り上げる赤紫蘇シロップ

まるでフルーツジュースのようなおいしさが人気の赤紫蘇シロップ。原料となる赤紫蘇は、江戸期から続く歴史ある農家「いさむファーム」さんが農薬不使用で育てているものです。「自分たちも食べることが前提なので、赤紫蘇に限らず、うちの野菜や果物は三代前の祖父の頃からずっと無農薬・有機栽培で育てています。実はここの赤紫蘇は江戸の昔からこのあたりに自然に生えていたものなんですよ」といさむファームの早苗さん。

知り尽くした土地でサステナブルを更に模索する

「わたしは子供の頃からこの山野を駆け回って育ちました。この農園と里山は私にとってかけがえのない聖地で、野菜や果物ひとつひとつが子供みたいなものなんです。大変なこともありますが、使命だと思って楽しみながら続けていくつもりです。」

山あいの傾斜地に広がる農地や段々畑。国土の2/3を山林面積が占める日本には、葉山と同じような自然な里山がまだまだ沢山残されているはず。freebee(株)は今後も日本の農業がサステナブルである為に、事業者と生産者がwin-winで商品開発に取り組める形を模索し続けていきます。

鎌倉で大人気のイタリア料理店の定番ドリンク・メニューへ

素材の味を活かしたシンプルで気取らない料理が人気の「オステリア・コマチーナ」は、地元鎌倉民に愛されるイタリア料理店。「うちはワイン食堂ですけれど、お酒が飲めないお客様もいらっしゃる。そんな方々のために赤紫蘇シロップを炭酸で割った赤紫蘇ソーダとしてメニューに載せたら評判もよくて、いつの間にか定番のドリンクになっていました。」

飾った話をしない亀井シェフですが食材選びにはこだわりがあり、野菜も魚介もすべて決まった農家さんや魚屋さんから仕入れています。いわゆる地ものブランドになるのですが、決してそれを売りにはしません。「食べておいしいかどうかですから、先入観を持ってほしくないんです。たとえば、うちの料理を食べた人がこの野菜や魚がおいしいと言ってくれる。そうしてまた食べに来てくれる。その繰り返しが頑張っている生産者さんにつながっていくと思うんです。この赤紫蘇シロップもいいものだからずっと使っているだけ。ちゃんとした食材でおいしい料理をつくる。僕にできるのはそれだけです。」とオーナーシェフの亀井さんは語る。

これからも「地域や社会とつながる」を加速させる

「葉山コーディアル」の原料の赤紫蘇は鎌倉にある「きしろホーム」のおばあちゃん等が手作業で丁寧に洗浄し、平塚にある社会福祉法人しんわ学園の生徒さん達によって瓶詰め・ラベル貼りが行われている地域密着型・ものづくりです。加えて、一本につき100円が一般財団法人シャンティハウスに寄付され、母とこども、障がいや病気のある人々の為のサポート活動を支えています。

一般財団法人シャンティハウス ウェブサイト:https://www.shantihouse.life/

日本人にとっては馴染み深い概念である「三方よし」のビジネススタイル。売り手、買い手だけでなく社会にもよいことを追求するやり方は、限りある資源の中で地球と共生してゆくこれからの未来では必須となるでしょう。freebee(株)は、顧客を満足させる魅力的な商品を開発することと、環境を維持し社会と共に事業を営むことは必ず両立できると信じて、地域に密着したサステナブル商品開発プロジェクトを推進して参ります。

※取材、編集協力 株式会社UPDATER TADORi事業部

「葉山コーディアル」赤紫蘇シロップ 商品情報

原材料名:甜菜糖(国内製造)、赤紫蘇(国産)/クエン酸

価格:  ①大瓶 2,160円(税込)、②小瓶 972円(税込)

容量:  ①大瓶 480ml、②小瓶 185ml

お求め先:TADORi 商品購入ページより 

 ②小瓶 https://www.shop.tadori.jp/products/131

 ①大瓶 https://www.shop.tadori.jp/products/130

freebee株式会社 会社概要

社名:freebee株式会社

本社所在地:〒248−0006 神奈川県鎌倉市小町2−5−17

創業者・代表取締役:中島広数

事業内容:事業コンサルティング、新事業開発/ソーシャルビジネス推進・支援、事業家人材育成

設立:2018年6月

HP:https://www.freebee.style/

<報道関係の方からのお問い合わせ先>

freebee株式会社 TEL:0467−67−5254 MAIL:contact@freebee.style


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