給料日の概念を再定義!多様な働き方を実現する「オンデマンド給料R」の誕生秘話とは

2024年1月31日(水)17時0分 PR TIMES STORY

日払い・前払い=日雇い労働、お金に困っている、従業員の質が悪い。など、様々なイメージをお持ちかと思います。しかし、2020年のコロナ禍から働き方が大きく変わったことで『日払い・前払い=スタンダードな給料の受け取り方』という求職者のニーズが非常に高まっており、多数の企業様でそのニーズに応える動きが活発化しています。

今回のストーリーでは、『従業員がすでに働いた分のお給料の一部を給料日を待たずに自分の好きなタイミングでリアルタイムに受取ることができるオンデマンド給料Ⓡサービス「ほぼ日払い君」』を2015年から展開している株式会社BANQFinTech事業部執行役員の西川からアフターコロナの働き方変化や現在に至るまでのサービス開発秘話、今後の展望などをご説明いたします。

人財が求める柔軟な働き方をカンタンに実現できる「オンデマンド給料Ⓡ」とは

オンデマンド給料Ⓡは、企業様の導入費用・月額費用なしで人材採用の効率的な母集団形成、従業員の離職防止といった企業が抱える人材に関わる入口/出口課題を一度に改善できるオンデマンドサービスです。コロナ禍で働き方が大きく変化しましたが、ショットワークを利用する方が増えたことで『好きな時に働いて報酬を得る』という柔軟な働き方が一般的になりつつあり、このような働き方を求めている求職者を囲い込むための施策として多数の企業様にご利用いただいております。

オンデマンド給料Ⓡサービスの特徴は、従業員がアプリ上で前払い申請をすると24時間365日(休日夜間問わず)ほぼタイムラグ無しで着金されリアルタイムで受取れるため、その日働いた勤務実績分の一部をその日のうちに受取ることが可能です。

サービス認知度が相当低かった2017年当時の悩み

2017年6月に私が入社したときは、営業リストもなければ営業マンは未経験の私のみだったので、とにかく様々な業界の雇用従業員数ランキング上位から順にDMやコールをしまくっていました。

しかし、当時はオンデマンド給料Ⓡに対して、「それって日雇いのサービスでしょ?」「集まる求職者の質が良くないんじゃない?」「ウチの従業員で日払いしたいやつなどおらん!」と、とにかくネガティブなイメージを抱いている方が多かったです。実際に100件コールして1件アポが取れるかどうかという状況です。(私自身、テレアポがそんなに得意でないということもありますが(笑))

この時期は話を聞いてくれる営業先を見つけることがとにかく大変で、アポが取れたら髙橋と訪問し横に座って営業トークを勉強させていただくというのがお決まりでした。

サービス導入企業数の増加とチームビルディングの苦労

2017年10月に某一部上場企業様と資本提携(2019年9月にMBOにより解消)を行い、2018年1月頃からその企業様の顧客に対して営業をさせていただくことになってからアポ数、リード数が急増しました。そのおかげで2019年2月期は導入企業数が前期比528%、登録ユーザー数は590%に増加する結果となりました。一方で、これまで一人営業だったところから、営業人材を採用し営業チームとして行動することになりましたが、顧客管理ツールもなければオンボーディング制度もなく、メンバーマネジメントも未経験だったため、チームビルディングにはとても苦労したことを今でも覚えています。

コール数、商談数などの行動量も多く、締結数も多かったのですが、追客やアフターフォローが疎かになることがあったため、行動と結果を見える化するために各アクションを毎日数字に落とし込んで日次でのKPI確認を徹底していました。一般的には当たり前のことですが、当時は何もない状態で私も営業経験が浅かったこともありほぼゼロベースで数字管理方法を作っていく必要がありました。

各数字を見える化したことで、メンバーの月次行動量の上限やお取引先様への追客タイミングを見える化することができたことで、行き当たりばったりではなく計画的なアクションに落とし込むことができました。


(人員増に伴い4人部屋から8人部屋に移動した当時のオフィス。パイプライン企業名と進捗フェーズを印刷した紙を壁一面に張り出して進捗管理をしていたのが懐かしい。)

業界全体を後押ししてくれた各省庁からの見解

今でこそFinTechは知られる業界となりましたが、当時は法規制も追いついておらず業界全体でグレーゾーンだと指摘されることが度々ありました。オンデマンド給料Ⓡも、「貸付ではないか」「賃金支払の五原則に反しているのではないか」、といったことを営業先だけでなくメディアで指摘されたことがございます。しかし、法解釈が進み、経産省や厚労省など各省庁がポジティブな見解を公表してくれたおかげで、2020年以降はいつの間にかグレーだと言われることはなくなりました。

※気になる方は”グレーゾーン解消制度 給料前払い”とご検索ください。

コロナ禍を経て変化した労働環境と前払いニーズの向上

最近では、人材派遣業などオンデマンド給料Ⓡが当たり前の業界もあり一般的に利用されるサービスになってきています。その背景には、冒頭でもお伝えしたコロナ禍でのショットワークの普及による柔軟性の高い働き方へのニーズ向上が大きいと考えています。働き方だけでなく、デリバリーサービス、動画配信サービス、配車サービスなど実は世の中にはオンデマンドが溢れていて、だれもが自分の好きなタイミングで何かをする経験をしたことがあるはずです。

2024年4月からは海外のUberやGrabのようなライドシェアが国内でも始まりますが、多様な働き方が普及しさらに高い柔軟性が求められると考えています。

デジタル給料を見据えた外部連携の強化と独自性の創造

今後は銀行振込による現金受取だけでなく、PayPayなどの決済サービスで給料の一部をデジタルマネーで受け取ることができる機能を構想しており、手数料負担軽減やポイント還元などさらに利便性と柔軟性の高いサービスを提供したいと考えております。

さらに、Web3事業を展開している弊社ならではですが、ブロックチェーンを絡めたサービスアップデートも構想しており、企業と従業員のエンゲージメント向上に繋がる弊社独自の新たな機能を開発予定です。

また、最近ではオンデマンド給料Ⓡを自社サービス化したいというご要望をいただくことも増えたため、OEMやホワイトラベル提供による自社ブランド化のご支援もさせていただいております。首都圏やその他大都市以外ではオンデマンド給料Ⓡが普及していない地域も多くまだまだマーケットは眠っていると思いますので、ご興味のある企業様は是非弊社と一緒にオンデマンド給料Ⓡの普及を推進しましょう!

▼オンデマンド給料Ⓡサービス「ほぼ日払い君」とは従業員が働いて既に発生している給料の一部を、給料日を待たずに、好きなタイミングで24時間365日(休日夜間問わず)リアルタイムに受け取れるオンデマンドサービスです。これにより、従業員に急な出費などが発生しても社内制度で解決できるなど、従業員のためのセーフティーネットとしてご活用いただけます。

▼導入事例

  • アミューズメント企業: 導入により応募数が1.5倍に。特に応募難店舗では2〜8倍の増加を見せました。(導入前後4週間の応募数比較)
  • 外食チェーン: 応募転換率が9倍、応募数が8倍に増加しました。(導入前後4週間の応募数比較)
  • 人材派遣企業: 一度でもオンデマンド給料Ⓡサービスを利用したことのある従業員の方が1年後の定着率が14.3%向上しました。

▼企業情報

社名      :株式会社BANQ

代表者:代表取締役CEO 髙橋 宗貴

本社      :東京都港区

事業      :Fintech及びWeb3サービスTHXNET.の開発と運用

関連会社:THXLab Pte. Ltd. (Singapore)

Website : https://banq.co.jp/

【本記事に関するお問合せ先】

株式会社BANQ

FinTech事業部執行役員 兼 社長室長

西川 凌平

contact@banq.co.jp


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