【前編】肩の筋肉が大きくならない人はこれが原因!肩トレで注意すべき5つのポイント
2023年2月8日(水)11時5分 ココカラネクスト
無駄がなくわかりやすいと、筋トレマニアから大絶賛されている、筋トレ歴実に30年の筋肉博士こと山本義徳さんのYouTubeチャンネル「山本義徳 筋トレ大学」。
今回は、肩の筋肉がなかなかつかない人必見!肩トレで注意するべき5つのポイントをご紹介。
前編としてまずは最初の3つをお伝えします。
【筋トレ動画】肩がでかくならない人はここが原因!肩トレで注意するべき5つのポイントがこちらです
NG例①:シーテッドサイドレイズのフォーム
これが通常の正しいフォームなのですが、回数を重ねると、肩峰と呼ばれる場所が段々と上に上がって行ってしまいます。
これは、肩甲上腕リズムと呼ばれる動きで、腕を上に上げていくと、普通だと肩甲骨も一緒に動いていってしまいます。
サイドレイズの場合、僧帽筋に効かせないようにするには、肩甲骨を動かさないで腕だけをあげることがポイントになります。
これは、本来ならば自然な動きなので、初心者の方はこの自然な動きでサイドレイズを行おうとしてしまいます。
ですが、それに逆らっておこなうようにしてください。最初はパートナーの人に肩を抑えてもらいながら行うのも良いかと思います。
NG例②:前・横・後ろのバランスが悪い
肩の前・横・後ろは、人によって得意な場所や苦手な場所があると思います。
トレーニングをおこなう際は、自分の苦手なところを先にやり、得意なところを最後におこなうようにしてください。
NG例③:左右差がある場合のトレーニング方法
肩のトレーニングですと、右利き左利きで形が違ったり、強さが違うというのはあることです。
その際は、弱い方を重視して鍛えるようにしてください。
例えば、弱い方を6回おこなったら、強い方は3回しか行わない、あるいは弱い方で重いのをやり、強い方で軽いのをおこなうなどです。
大事なのは、脳に両方同時に出力(アウトプット)させることです。
具体的にはバーベルなどを使います。
ここで、例をご紹介します。
左右差がない人だと、バーベルを持つ位置は、左右同じラインに小指がくるようにして持ちます。
ここで例えば左の方が弱い方だと、左の方を指1〜2本分広くして持ちましょう。
これで均等に行うことができます。
慣れてきたら、少しずつ広げた左側を元の位置に戻していきましょう。
ここまで肩トレで注意すべき5つのポイントのうち3つをご紹介してきました。
後編では、残りの2つについてお伝えします。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。プロ野球選手などをはじめ、多くのクライアントを指導している。サプリメントにも精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学』は登録者数60万人を超える。