新たな関係人口とつながる仕組み「ふるさとプロボノ」~19地域32のプロジェクト事例報告会~ <オンライン開催>

2024年2月9日(金)16時46分 PR TIMES

《2024年3月14日(木) 15:00-17:00》持続可能な地域づくりを目指す全国の行政職員・中間支援組織等、地域づくりに携わる皆さま対象

社会人が職業上のスキル・経験を活かしたボランティア活動を行う “プロボノ“のコーディネートをしている認定NPO法人サービスグラント(東京都渋谷区、代表理事:嵯峨生馬)は、関係人口づくりの新たな切り口として期待される、課題解決型地域交流プログラム「ふるさとプロボノ」の事例報告会を、2024年3月14日(木) 15:00よりオンラインにて開催いたします。

2011年の本プログラム開始以降、2022年度からの2カ年は、農林水産省の農山漁村振興交付金の採択を受け、一次産業支援につながるプロジェクトを、全国19地域で創出しました。
今回の報告会では、この2年間のプロジェクトに参画した全国の地域団体や、コーディネートに携わった自治体担当者・地域おこし協力隊等の皆さまが各地より登場し、プロジェクトにおける具体的な取組内容のご紹介と共に、それぞれの視点から、これからの多様な関係人口とのつながり方について考察します。

[画像1: https://prtimes.jp/i/11350/14/resize/d11350-14-e6e5d5ccd261a717e6ce-3.png ]

<地域の課題解決に向けた新たな仕組み>
日本では今後、高齢化、人口減少がさらに加速し、人という資源の圧倒的な不足が見込まれる中で、各地域内のみならず、地域と都市の人と人が、いかに共助の仕組みでつながることができるのか。日本各地において地域のなりわいの担い手不足や空き家・耕作放棄地対策などの課題が深刻化しており、地域外の人材を巻き込むための新たな仕掛けが求められています。

移住・定住者のみならず、地域外からもサポートを提供したり関わり続けてくれる多様な関係人口がより一層必要とされるこれからの社会に向けてサービスグラントがご提案するのが、“プロボノ“の仕組みを活用することです。“プロボノ“とは、職業上のスキル・経験等をボランティアとして提供し、社会課題・地域課題の解決に成果をもたらすことを意味します。都市部の企業人等を中心にプロボノへの関心が高まりを見せており、参加者は年々増加しています。

ふるさとプロボノは、プロボノに関心があり、地域と関わりたいと考える「地域外」の社会人と、地域活性化や持続可能な地域づくりを目指す地域のコミュニティ・団体とをつなぐ、課題解決型地域交流プログラムです。

<ふるさとプロボノの魅力とは>
本プログラムでは、地域外の社会人が現地を訪問し、各地域の一次産業のなりわい体験などを通じて、地域に暮らす人たちと交流しながら、地域団体などの皆さんと共に地域の可能性と未来を考え、課題解決に向けた具体的な成果物を一緒に作っていきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/11350/14/resize/d11350-14-c0da5f4745abd3946b5b-2.png ]


【ふるさとプロボノ プロジェクト例】
● 観光農園に取り組む農村地域の魅力を伝える農作物マップ制作
● 農作業シェアリングプログラムのターゲットプロファイル作成
● 環境保全や里山文化継承に取り組む団体のICTを活用した業務効率化


ふるさとプロボノのプロジェクト参加者のアンケートでは、参加者全員が、農山漁村への関心が高まったと回答した他、
83%が「現在の居住地から地域の課題解決に協力したい」
94%が「団体への支援の継続を希望する」
と回答しています。

「地域をよりよくしたい」という団体の思いへの共感を入り口に、地域外の社会人が、一定期間、現地訪問やオンラインでの対話を重ねながら、ともに課題解決を目指す——そうしたふるさとプロボノのプロセスは、結果的に、地域の理解者、支え手となる関係人口としての絆を深める働きがあるようです。関係人口の中でも、地域の課題共有ができるコアな層を増やすことができる、そうした期待が高まっています。

<日本各地のコーディネーターと連携し、さらなる展開へ>
2022年度からは、働きながらも地域づくりに関わりたい・貢献したい社会人、地域外から協力者を得たい地域団体の双方にとって利便性の高いマッチングをスムーズに叶える、社会参加プラットフォーム「GRANT」の活用や、これらのプロジェクト運営を各地域で支える「GRANT」コーディネーターの育成にも取り組んでいます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/11350/14/resize/d11350-14-b473a23327f4fc37bd69-2.png ]

自治体担当者、地域おこし協力隊、中間支援組織、まちづくり会社など、地域側のニーズを把握している現地の「コーディネーター」と協働しながらマッチングプラットフォームを活用することで、今後も、いつでもいくつでも、無償で担い手を募集する情報発信ができる環境が整いつつあります。

また、育休取得中のママたちによる子育て世代チーム、デジタルに特化した課題解決を担うチーム、同じ企業社員のみで構成されたチームでのプロジェクトなど、実践事例のバリエーションも増えてきています。

※GRANTとは
無料で利用できる社会参加プラットフォーム「GRANT」では、事前にスキルなどが確認された参加登録者が現在約1,600名以上登録しており、年間150件以上のプロジェクトがマッチングされています。
https://grant.community/

地域をこえて「一緒につくる」を、日本中に。
地域でがんばっている団体やコミュニティを後押ししたい、地域に新しい風を吹かせたい、地域を応援してくれる人を全国に増やしたいとお考えの中間支援組織、自治体職員、地域おこし協力隊など、ご関心のある皆さまのご参加をお待ちしています。

【事例報告会 開催概要】
日時:
2024年3月14日(木) 15:00〜17:00 (14:50より接続可能)
会場:オンライン開催(視聴URLはお申込みいただいた方にお知らせします)
登壇者:
和歌山県那賀振興局 地域振興部 地域課 主査 福森 健之さん
新潟県魚沼市 地域おこし協力隊 米本 晋也さん
広島県尾道市 WAKU WAKU GAKKO コーディネーター 高野 哲成さん
対象:
地域振興、地域活性、関係人口、一次産業支援、NPO支援、市民活動等を担当されている自治体・中央官庁などの職員の皆さま
各地域の中間支援組織の職員・スタッフの皆さま
地域おこし協力隊など、地域づくりに携わる皆さま
研究者、NPO、議員、メディアなど地域づくりに関心のある皆さま
定員:100名
費用:無料
申込:https://form.servicegrant.or.jp/furusato-2023
主催:認定NPO法人サービスグラント
イベント詳細ページ:https://furusato-probono.jp/reports/2023_annualevent/

【ふるさとプロボノについて】
ウェブサイト https://furusato-probono.jp/
各種紹介動画 https://lit.link/furusatoprobono
2021年6月「第18回オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞」受賞

【認定NPO法人サービスグラントについて】
日本における「プロボノ」の草分けとして2005年より活動を開始。"社会課題を前に、誰もが行動を起こし、違いや可能性を活かしあいながら協働できる社会"を目指し、主に、社会人の経験やスキルを活かした「プロボノ」によって非営利組織が抱える課題解決を目指す、プロジェクト型支援のコーディネート等に取り組んできました。2024年1月現在、プロボノ登録者は約9,000人、累計1,700件以上のプロボノプロジェクト運営実績を通じて、多様な主体が境界を越えて協働する社会のしくみを探求しています。
https://www.servicegrant.or.jp/

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