『不登校小学生ねね 父娘自転車旅行記 ~能登半島一周編~』発売!氷見~金沢間、起伏の激しい360キロを走る中で“ゆっくりと、しっかりと”成長していく少女を記す、事実をもとにした物語。

2024年2月19日(月)12時16分 PR TIMES

パレードブックスは、2024年2月19日(月)に『不登校小学生ねね 父娘自転車旅行記 〜能登半島一周編〜』を全国書店で発売いたします。

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『不登校小学生ねね 父娘自転車旅行記 〜能登半島一周編〜』(著・恩田茂夫)
昨今の学校現場での酷いいじめ、それらを都合が悪いからと平気で隠蔽したりする風潮。
マイノリティが居場所のないままに虐げられ、“多様性を認めあおう”と口先だけのフレーズ。
効率、利便、スピードばかりを美徳と勘違いして、ゆっくりと、しっかりと、というスタンスを忘れていませんか?
大切なものとは何か、見失っていませんか?
いじめ、ハラスメント、虐待、さらには戦争……
他人を自分の思いどおりにしようという傲慢な欲望を、ゆっくりと、しっかりと、というスタンスで、なくしていきませんか?
あらすじ


いじめや嫌がらせが横行し、先生が平気で嘘をついてなかったことにするような小学校を不登校になった女の子、ねね。父とホームスクーリングをして過ごしている。元々、おとなしく、引っ込み思案だったが、三年生の秋に完全不登校になってからは、元気や自信を失う時期もあった。
一年経った四年生の夏、父に提案されて自転車旅行に挑戦することに。準備、試走の段階で不安と期待が入り交じる。
いよいよ東京から電車で自転車を運び、走る舞台は能登半島。
真っ青な空、真っ青な海、ヒグラシの声に囲まれ、父娘で走り始めるが、楽な道のりばかりではない。急な上り坂ではペダルをこげなくなり、体よりも大きく感じられる自転車を押していく。前を走る父の背中が遠くなってしまったり、カーブ続きの山道では見えなくなったりもする。日が暮れてからの街灯もない道、疲れきって到着したキャンプ場での飯盒での調理、父のケガ……
投げ出したくなるような中で、出会った人たちからの励ましの言葉、温かさ、優しさ、笑顔…… そして絶景……
走り続けるうちに、ねねの心も少しずつほぐれ、自信が芽生えていく。
富山県氷見を出発し、一週間かけて金沢駅に到着したときには、ねねの心の中には達成感と控えめながらのしっかりとした自信が根付いていた。
そして、能登半島の美しい自然と現地で出会った人たちの温かさへの感謝、感動を胸に刻む……
自転車の補助輪が外れるのも遅く、バカにされていたねねが、起伏の激しい360キロを走り抜き、ゆっくりとしっかりと、自分のペースで歩んでいけばいいのだ、と父娘で確認するのだった。
読者ターゲット


いじめにあったり、不登校になったり、居場所がなかったり等で、元気や自信を失いがちなお子さんたち。
また、そんな境遇にいるお子さんをお持ちの親御さん。
子育てを辛く思ってしまいがちな親御さん。
能登半島にお住まいのみなさま、また能登半島を愛する人たち。
自転車旅行を趣味としている人たち。
父親として、子供と真剣に向き合っている人たち。

酷いいじめで命まで落としてしまう子供たちも多い中、狭い学校から広い世界に出てみれば、人の親切、優しさが満ち溢れている場所が必ずあるんだよ、ゆっくりとしっかりと歩んでいけばいいんだよ、というメッセージを込めました。
能登半島のみなさまへ(著者より)


今回、震災や津波で、能登半島の方々が甚大な被害にあわれているときに、このような書籍を出版する時期が重なってしまったこと、心苦しく思います。
被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方々の、ご冥福をお祈りしたいと思います。
娘と私にとって、能登半島は特別な場所です。
大切な場所です。
私たち父娘が、娘の不登校で苦しんでいるときに、能登半島で出会った方々に、どれだけ励まされ、どれだけ元気をもらったか。
今回の震災があったからではなく、能登半島、と耳にしただけで、ウルウルしてしまう私でした。
そして、私が生きている間に、是が非でも、能登半島で出会ったたくさんの、親切で心優しい方々との時間を、また、能登半島の鮮やかな素晴らしい風景を、書籍の形に残したいと思ってきました。
能登半島にお住まいのみなさまにも、よろこんでいただけるような、書籍を作ってきたつもりです。
このような甚大な災害に遇われて、本、書籍どころではないと思います。
私は無力ですので、遠くから能登半島の方々と能登半島の大地に、想いを馳せることしかできません。
ずっと連絡をとれていた恩人の方とも、音信不通のままです。
想像もできないほどの、悲しみ、苦しみの中でありましょうが、どうか、ゆっくりと、少しずつでも、元気になっていただきたいと思っております。
能登半島のみなさまが、少しずつでも元気になっていただき、能登半島の大地が少しずつ復興した暁には、娘と私にとって大切な、かけがえのない能登半島に、訪れたいと思っております。
みなさまの大変な日々に、小さな幸せが少しでも多く訪れますように、無力ながら祈っております。
私たち父娘が、能登半島の方々、能登半島の風景からたくさんの元気をいただいたように、みなさまの少しずつの回復を、心よりお祈り致します。
著者プロフィール


恩田茂夫(おんだ・しげお)
東京都生れ、少年期数年、札幌 手稲山麓育ち。
慶応義塾大学法学部政治学科卒。
高校教諭、保育士補、訪問介護職、障害者施設生活支援員、認知症高令者施設職員等を経て、父娘自転車旅行家。
趣味はサイクリング、バスケットボール、ハイキング、神社巡り、灯台巡り、樹木観察、ロードワーク、ギター、点字・手話学習、料理、読書、音楽映画鑑賞。
著書に「学校ごっこ」(絶版)
自分は、娘の父親になるために生まれてきたんだと思っている。
書籍情報


不登校小学生ねね 父娘自転車旅行記 〜能登半島一周編〜
著者:恩田茂夫
出版社:パレード
発売日:2024年2月19日
ISBN:978-4-434-33421-4
仕様:四六判/並製/194ページ
価格:1,000円+税
Paradebooks:https://books.parade.co.jp/category/genre01/978-4-434-33421-4.html
Amazon:https://amzn.to/4aVdYfr
出版社情報


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【会社概要】
商号:株式会社パレード
大阪本社:大阪府大阪市北区浮田1-1-8
東京支社:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-7
代表取締役:原田直紀
設立:1987年10月20日
資本金:4000万円
事業内容:広告企画・アートディレクション、グラフィックデザイン全般、Webサイト企画・制作、出版事業『パレードブックス』

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