「子どもの保護」の認知向上を目指して定義や原則、活動内容について学べる無料オンライン講座公開【国際 NGO セーブ・ザ・チルドレン】

2024年2月20日(火)16時46分 PR TIMES

 子ども支援専門の国際 NGO「公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(以下セーブ・ザ・チルドレン)は、「子どもの保護」(子どもに対する虐待、ネグレクト、搾取、暴力を予防し、対処すること)について学べる教材「子どもの保護オンライン講座」を作成し、2024年2月20日に特設サイトを公開しました。
 教材は5章からなり、「子どもの保護」についての定義や原則、国内外の課題、また子どもたちを守るための主要な行動や活動について、セーブ・ザ・チルドレンが関係者と連携して取り組む国内外での活動事例も交えて、分かりやすく紹介します。学んだことの理解度を確認するクイズを織り交ぜながら、最後に振り返りテストの項目もあります。

 セーブ・ザ・チルドレンは、国内外の子どもたちが虐待やネグレクト、暴力を受けることなく安心・安全に育ち、被害に遭ってしまった場合は適切に対応なされるよう、「子どもの保護」の認知向上を目指し、本講座を作成しました。
 主に国際協力に関心のある学生やボランティア、支援者の皆さま向けに開発しています。既に子ども支援に関わられている方々や国際協力の分野で働く方々にも広くご受講いただけます。本講座公開前には国際協力に関心のある大学生10人にトライアル版を受講いただき、「具体的な事例も多く取り上げられており、全体的に大変分かりやすい内容でした。」といった感想が寄せられました。
 どなたでも無料で学習可能なオンライン講座として、セーブ・ザ・チルドレンが新たに開設した「子どもの保護」に関する特設サイト※上にアップします。
※【URL】 https://www.savechildren.or.jp/lp/childrprotection/
[画像1: https://prtimes.jp/i/5097/288/resize/d5097-288-c6fa379a9cf618eb0339-0.jpg ]

あらゆる暴力から保護されることは子どもの権利-「子どもの権利条約」日本批准30年
 世界では現在、約10億人の子どもが暴力や虐待の被害に遭っています。2024年に日本が批准して30年となる国連「子どもの権利条約」には、子どもがあらゆる形態の暴力を受けない権利が明記されています(親と引き離されない権利、あらゆる性的暴力・搾取や不当な扱い、危険な仕事から保護される権利など)。今回のオンライン講座でも、「子どもの権利」と、「子どもの保護」について学べる内容にしています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/5097/288/resize/d5097-288-69c3c79198eb75117798-1.jpg ]

「子どもの保護」に関わる多岐にわたる課題と、セーブ・ザ・チルドレンの活動内容
虐待、ネグレクト、搾取および暴力にはさまざまな形態があり、国内外で取り組むべき課題は多岐にわたります。
〇身体的な暴力・虐待 〇心理的暴力・虐待 〇性暴力 〇親や養育者からのネグレクト 
〇児童労働や軍隊・武装勢力などに加えられることといった搾取 など

多岐にわたる子どもの保護の課題に対応するため、セーブ・ザ・チルドレンは、親や養育者、地域の人たち、行政や国と連携し、子どもを保護する仕組みや制度の構築・強化に力を入れ、主に次のことに取り組んでいます。
〇ケースワーカーやソーシャルワーカーの育成とケースマネジメント(個別支援)の仕組みの構築・強化
〇家庭環境や養育環境の強化
〇地域で子どもを守る仕組みの強化(暴力の通報制度の強化、心理社会的支援、コミュニティの支えあいの促進など)
〇子どもへの暴力を許容する社会規範への働きかけ 
〇法律や政策の施行支援 など

【子どもの保護の活動】 https://www.savechildren.or.jp/work/protection/


<セーブ・ザ・チルドレンとは>
セーブ・ザ・チルドレンは、「子どもの権利」が実現された世界を目指して活動する国際 NGO です。1919 年にイギリスで創設され、現在、世界120ヶ国で年間4,800万人以上(2022年)の子どもたちに支援を届けています。日本では1986 年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立され、国内外で活動を展開しています。

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