【調査】10代の半数が通信制高校を「自分のペースで学べそう」とポジティブに回答。通信制高校のイメージを年代別300名に調査

2024年2月20日(火)12時16分 PR TIMES

通信制高校(通信制課程)の生徒は26万4,974人と過去最高を更新。26,707人増加(+11.21%)と年々上昇傾向<調査続編・2023年版>

通信制高校の検索サイト「通信制高校ナビ(https://www.tsuushinsei-navi.com/)」を運営する、株式会社クリスク(東京都品川区、代表取締役社長:山下典久)が、2021年、2022年調査の続編として、全国の15歳以上、69歳以下の300名(10代〜60代まで各年代50名ずつ)を対象に、通信制高校のイメージ調査を行いました。

文部科学省が2023年12月20日に公開した「学校基本調査 令和5年度」によると、「通信制課程の生徒」は同年度、全国で26万4,974人にのぼり、過去最高となりました。

また、通信制高校の学校数も、独立校では前年度から5校増加の131校、併設校(全日制あるいは定時制に通信制課程を併設した高校)では、前年度から10校増加の158校となっています。

この調査結果からは、毎日学校に通うのか、通う日数や時間帯を選択して通うのか、高校進学の選択肢も多様化が進んでいることが伺えます。

そこで通信制高校ナビでは、2021年、2022年に引き続き、全国の15歳以上、69歳以下の300名(10代〜60代まで各年代50名ずつ)を対象に「通信制高校に対するイメージ」についてアンケート調査を行いました。

■ 調査結果概要
10代は通信制高校がより身近な選択肢になりつつある

通信制高校へ良いイメージを持つ人の割合が年々増えている

10代の半数は「自分のペースで学べそう」とポジティブ回答



詳細な調査結果はこちらでお読みいただけます
→ https://www.tsuushinsei-navi.com/real/tsuushinsei/10347/


■ 10代は通信制高校という選択肢がより身近に
[画像1: https://prtimes.jp/i/11653/21/resize/d11653-21-9382ffff234fe83afd58-0.png ]

Q1の質問「あなた自身やあなたの周りに通信制高校に通っている・通っていた人はいますか?」に対しては、「いる」と答えた人が21%、5人に1人の割合となりましたが、年代別に見ると10代が最も多く、42%が「いる」と回答しています。

20代では26%、30代では24%となっており、とりわけここ数年の中高生の間で通信制高校という選択肢をとる人が増えている印象です。

通信制高校に通っている・通っていた人が「いる」の年代別割合
[画像2: https://prtimes.jp/i/11653/21/resize/d11653-21-fb129b90ab66ca15d93b-1.png ]

一方、40代以上の年代では、「いる」と回答した人の割合が10〜12%にとどまっており、世代間で格差があることがわかります。


■ 通信制高校へのイメージは毎年少しずつ向上
[画像3: https://prtimes.jp/i/11653/21/resize/d11653-21-c42582e87056d9158043-2.png ]

次に「Q2 通信制高校のイメージについて」尋ねたところ、「とても良い」「良い」と答えた人が全体の48.67%となり、およそ半数に上っています。この割合は2022年度では45%、2021年度では43.67%となっており、少しずつイメージが良くなってきていることが伺えます。

年代別では、「とても良い」「良い」の合計割合が最も高かったのは60代以上で56%、次いで10代が54%、20代が50%となっていました。

通信制高校のイメージが「とても良い」・「良い」の年代別割合(前年・前々年比)
[画像4: https://prtimes.jp/i/11653/21/resize/d11653-21-ed18cfaee55ed4369b37-3.png ]

年代別では、「とても良い」「良い」の合計割合が最も高かったのは60代以上で56%、次いで10代が54%、20代が50%となっていました。

また過去の結果では、10代は2021年で48%、2022年で44%といずれも50%を切っていましたが、今回は半数を超える結果となり、通信制高校の情報をインターネットや周りの友達などから得る機会が増えているのかもしれません。


■ 中高年には「働きながら学ぶ」イメージ
[画像5: https://prtimes.jp/i/11653/21/resize/d11653-21-c14eebdccbc38aaee712-4.png ]

「通信制高校にはどんな生徒がいるイメージか」を尋ねたQ3では、最も回答数が多かったのが「仕事やアルバイトをしている」(62%)でした。こちらは50代、60代でいずれも72%が選択しており、10代の56%、20代の40%と比較すると高い回答率になっています。

「仕事やアルバイトをしている」の年代別割合
[画像6: https://prtimes.jp/i/11653/21/resize/d11653-21-9c9047367d5ce6a1a9f8-5.png ]


■ 10代の半数が「自分のペースで学べそう」とポジティブ回答
[画像7: https://prtimes.jp/i/11653/21/resize/d11653-21-6c4ed455fc852c76757b-6.png ]

Q4「あなたが思う通信制高校のイメージ」については、最も回答数が多かったのが「働きながら学べそう」(38.33%)でした。

次に多かったのが「自分のペースで学べそう」(32.33%)で、10代の回答率が50%と最も高くなっていました。この上位2項目は2021年(31.33%)、2022年(31.00%)ともに同じような割合となっていました。

「自分のペースで学べそう」の年代別割合(前年・前々年比)
[画像8: https://prtimes.jp/i/11653/21/resize/d11653-21-9730b1717add23642ed5-7.png ]


■ 調査内容まとめ
今回の調査結果では、通信制高校のイメージは年々少しずつ向上していることがわかりましたが、具体的なイメージについては、年代によってとらえ方が異なっていることが伺えます。

冒頭で述べたとおり、近年では通信制高校の生徒数・学校数ともに毎年増え続けており、学び方や学ぶ内容も多様化してきています。通信制高校とひと言で言っても、各校が個性を打ち出してきているため、選択肢はより細分化されているとも言えます。

また、不登校児童・生徒数が年々増え続けている今、むりなく通えるようスケジュールを自分で選べたり、メンタル面でもしっかりしたサポートが得られたりするのも、通信制高校の強みのひとつに挙げられます。

学校に毎日通うスタイルが合わないという生徒はもちろん、今好きなことや将来やりたいことがある中学生や、自由に学べる環境の中でさまざまな経験をしてみたいという中学生は、進路選択のひとつに通信制高校を入れてみてもいいかもしれません。

参考資料)https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/2023.htm

【調査概要】
調査対象:調査対象:全国の15歳以上、69歳以下の300名(10代〜60代まで各年代50名ずつ)
調査期間:2023年12月19日〜2023年12月20日
調査方法:インターネットでのアンケート調査
※アンケート結果、またグラフなどのデータはすべて「通信制高校ナビ」が権利を持ちます。転載をされる際は、必ず「出典:通信制高校ナビ」という表記と、当サイトへのリンクをお願いいたします。

【通信制高校ナビについて】
[画像9: https://prtimes.jp/i/11653/21/resize/d11653-21-7347ecd8c1420e77c59d-8.jpg ]

「通信制高校ナビ」は、通信制高校の検索・資料請求から、通信制高校のしくみを学べるWEBサイトです。
不登校や高校中退者の次なる選択肢としてだけではなく、夢ややりたいことに熱中する手段としても多くの人に選ばれ続けている通信制高校という選択肢を広めています。
エリアや学べるジャンルからの学校検索のほか、通信制高校生徒のインタビューや、識者のインタビューなどを発信中。
WEB:https://www.tsuushinsei-navi.com/

【会社概要】
会社名:株式会社クリスク
所在地:東京都品川区東五反田5-22-37オフィスサークルN五反田
代表者:山下典久
業務内容:インターネットを利用したメディア事業、ソーシャルメディア事業およびコンサルティング業務などを行う。東南アジアでのソーシャルネットワークマーケティングも展開。
WEB:https://www.clisk.com/

【本調査に関するお問い合わせ】
株式会社クリスク メディア事業部
E-mail : media@clisk.com
担当者 : 北澤・重信

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