後悔しないお墓じまいを。“お寺に納骨×海洋散骨”という新しい供養のカタチ「teraumi(てらうみ)」の誕生秘話。

2024年2月26日(月)10時0分 PR TIMES STORY

後継者問題、金銭的身体的負担による「苦悩の末のお墓じまい」

近年、さまざまな理由からお墓じまいを選択される方が増えてきています。

お墓じまいとは、現在のお墓を撤去して更地にし、使用権を墓地の管理者に返すことで、改葬とも言われますが、お墓じまいした後に、取り出したご遺骨を別の形で供養する必要があります。

厚生労働省によると、お墓じまいをして、納骨堂や自然葬などを行う、または別の墓や納骨堂に移す「改葬」は2022年度に全国で約15万1076件に上り、この四半世紀で2倍になっています。

理由としては、

  • お墓を継ぐ後継者がいない
  • 後継者はいるが、面倒をかけたくない
  • お墓の維持管理費などの負担が大きい
  • 遠方への供養が体力的に困難になってきた
  • お墓に対する価値観の多様化
  • 無縁墓(管理する人もお墓参りをする人もいないお墓)のクローズアップ

などがあります。いずれも前向きなものではなく、苦悩の末、仕方なくお墓じまいを決断される方がほとんどです。

いずれも墓じまいの依頼のあった現場写真

また最近では、お墓を持てなかったり、お墓じまい後に納骨先がなかったりする遺骨を永代供養や樹木葬、散骨などにより全てのご遺骨を手放すことから、「処分する」という表現を目にすることがあります。自身の命を紡いでくれたご先祖様や近しい家族、大切な存在の生きた証を「処分」という表現をされることに、私たちは違和感を感じずにはいられません。

https://youtube.com/shorts/loDjq30k23Q?si=ikB20M3tzdXIS_Kp

最善を考え抜き辿り着いた、後悔しない新しい供養のカタチ

お墓じまいや海洋散骨・樹木葬などの供養関連事業を行う、有限会社 縁では、2015年の創業以来、多くの供養にまつわる悩みに寄り添ってきました。

有限会社縁 代表取締役社長 堤裕加里

中でもお墓じまいを選択し、ご遺骨の全てを散骨された方が、後から心のよりどころがなくなり、大きく後悔するということがよくあります。散骨は文字通りご遺骨を撒いてしまうので納骨とは異なりご遺骨が無くなってしまいます。

実際に海洋散骨を選択された方の中でも「自分の代で先祖が眠るお墓を終ってしまったことで、手を合わせる場所を失い、無念である」というご高齢の男性や、「子供に迷惑をかけたくないという想いで海洋散骨を選んだけれども、手を合わせる慣習が無くなってしまっていいのか悩みを抱えている」という想いを抱えたまま、苦渋の決断でお墓じまいをされた方もいらっしゃいました。

ご先祖様を偲び、「手を合わせる場所」を大切にしてこられた方は、これから先、自責の念に駆られた日々を送っていくのではないか・・・

当時の状況を思い出すたびに、供養のプロとして何かより良いカタチの提案ができるのではないか、と模索を続けていました。

そこで行き着いた答えが、気軽にお参りできるようお寺にご遺骨を残しつつ、自然に還る海洋散骨・供養も併せて行うことができるようにした、良いとこ取りの供養「teraumi(てらうみ)」でした。

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「teraumi」のtera(寺)は、ご遺骨の一部をお寺に納骨することです。弊社がかねてよりご縁をいただいていた多くのお寺様にご協力をいただき、「宗旨宗派を問わない」「管理費が不要」「回忌法要」を叶えることができました。

最初、「teraumi」をご相談させていただいた時は、海洋散骨とお寺への納骨という2つの形を取ることが浸透しておらず、戸惑われることもありました。しかし、サービスの説明をしていくうちに、お寺様側でもお墓じまいに関する同じような悩みを多く受けていたこともあり、快くお引き受けいただきました。

「teraumi」は、宗旨宗派は問わず、管理費も不要であることから、利用される方の金銭的な負担を最小限にとどめることができます。さらに、お墓を終ったことへの後悔・心の負担を持つこともなく納骨先のお寺に手を合わせることができます。お寺様の檀信徒になる必要がないにも関わらず、お寺に納骨し、希望があれば回忌法要にも応じてくださるので、心から安心して供養することができます。

ご自身の選択した結果を後悔することなく、10年後、20年後にも「これで良かった」と思っていただける供養のカタチとして2013年12月に「teraumi」が誕生しました。

お寺に納骨するという選択・ご遺骨を「すべて海に散骨する」という選択だけではなく、「お寺に納骨且つ海洋散骨」という2つの納骨のカタチを取ることで、一人でも多くの方の不安が安穏に包まれる供養サービスとなっております。

「故人の希望を叶える責任」と「遺骨が手から離れた瞬間の寂寥感」

「個性」が尊重される現代社会では、「故人」としての希望も尊重され、弔い方が自由になっています。

しかしながら、「故人が海洋散骨を希望していたため(海洋散骨という)任務を全うする大役を務めたが、全ての遺骨を散骨してしまったため、寂しさが残る」

「遺骨を全て海洋散骨したため、故人の回忌法要などを行っておらず、きちんと供養できているのか不安になる」

というご遺族の声を聴くこともあります。

「故人の遺志を尊重したい」ということと、「心の拠り所になる故人に対して忍び手を合わせる空間を持ちたい」ということは、どちらも亡き大切な人を想う気持ちがあるからこそのものです。

そのため、「どちらかを選択する」のではなくどちらとも選ぶことができる「選ばない選択肢」をこの度「teraumi」で実現いたしました。

受け入れ先として福岡4寺院 鹿児島4寺院・熊本1寺院 と提携。

納骨先寺院は依頼主の希望による。

(「故人の遺志を尊重」×「故人を想う空間を持つ」=teraumi)

多様化する供養のカタチに応える

近年、信仰心が特にない方の中には、宗教を葬儀のためと割り切っているケースもあり、年齢が若いほどその傾向は強く、宗教離れが墓離れにもつながっています。その一方で、「手を合わせることで穏やかな気持ちに包まれる」方は多くいらっしゃいます。

手を合わせる行為には、仏の世界と現世が一体となり、成仏を願う気持ちを表すとされています。しかし、もとより手を合わせる文化のある日本人にとっては、宗教的な意味だけではなく、故人を想い「あなたのことを大切に思っている」という敬意を伝えるためであり、故人とのつながりを感じることができるものです。そのため、信仰心がない方にとっても「手を合わせられる場」があるというのは非常に大事なことなのです。

故人の希望を叶えつつ、手を合わせ、故人を偲ぶためにも「teraumi」は誕生しました。

生活環境が一人一人異なる時代になり、社会の情勢も大きく変わってきています。故人の気持ちを重んじつつ、遺された人の気持ちを尊重することが、有限会社 縁の使命だと思っています。

10年先 20年先にも安穏に包まれた祈りを

〇亡き大切な人を想う気持ちだからこそ、「どちらかを選択する」のではなくどちらとも選ぶことができる「選ばない選択肢」

〇ご自身の選択した結果を後悔することなく、10年後、20年後にも「これで良かった」と思っていただける供養のカタチ 

供養の形が多様化しているからこそ、それぞれの要望を汲み取った「teraumi」という新しい納骨方法が一人でも多くの方に届くことを願っています。

https://youtube.com/shorts/_7RzPDuLM2Q?si=6fMos4oPMJhQbGBM


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