ワインの魅力を再発見できる飲み放題のワインバー「CARPE DIEM」。ワインに興味のなかった店長が語る誕生秘話とは。

2024年3月1日(金)17時3分 PR TIMES STORY

株式会社創発は2006年に創業。コンサルティング事業を中心に手掛けて来ましたが、新しい形の飲食店を開発すべく、東京・市ヶ谷にて高品質ワインが1500円から飲み放題のワインバー「CARPE DIEM」を2023年12月にオープンしました。ドリンクバー感覚で世界中のワインの飲み比べが楽しめます。本ストーリーではワインバー「CARPE DIEM」の誕生秘話についてお伝えいたします。

ワインバー「CARPE DIEM」の店長 大沼

過去、ワインバー店長はワインに興味がなかった

 ワインバー「CARPE DIEM」の店長である私は、かつてワインに興味がありませんでした。美味しいワインを飲んだことはあるものの、日常的にワインを楽しむ習慣がなかったのです。正直に言うと、ワインに対して「敷居が高い」「面倒くさい」「よくわからない」「当たり外れがある」「コスパが悪い」とネガティブな印象さえあり、ビール、ウィスキー、日本酒、焼酎、カクテルなど、手軽に楽しめる美味しいお酒があるのでそれで十分だと思っていました。

ワインは敷居が高いと思われている理由

 今でこそ私はワインが好きで日常的に楽しめるようになりましたが、かつての私のようにワインに興味がなかったり、興味があってもどうすれば楽しめるようになるのか分からないと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。世界中には膨大な数のワインの銘柄があり、味も値段も様々で、どのように選んだらよいのか迷ってしまう事があります。レストランやバーで気に入ったワインに出会えても同じ銘柄のワインが他のお店にない事も多く、他のお酒に比べて銘柄を指定しにくいのもワインの特徴です。さらに、ワインの温度やグラスによって味の感じ方が変わる、ワインの保存状態によっては味が劣化するなど、ワインを美味しく飲むために気をつけなければならない事があります。

ワインの魅力への目覚め

 私をワインの世界に導いてくれたのは、かつて私が勤めていた外資系企業のカナダ人の上司でした。レストランで100ドル近くするワインでも小売店で買えば20〜30ドルぐらいで買えること、ワインの温度やグラスが味わいを左右すること、ぶどう品種や産地の特徴さえ抑えておけばラベル(エチケット)が読めなくても自分好みのワインを探せること、20〜30ドル以上のワインなら個性をより楽しめることを教わりました。さらにワインの入門書でワインの全体像を把握し、ようやくワインを楽しむコツを掴むことが出来ました。

ワインバーを開業した経緯

 ワインの魅力に目覚めた後、その素晴らしさを広めるべく、職場の同僚や友人とワイン会を開催するなどしてきました。世界中の様々なワインを私が購入し、皆で一緒に飲むことを楽しんできました。「もっと多くの人にワインの魅力を伝えるためにはどうすればよいのか?」と、自問自答を繰り返して出た結論が「ワインバーを開業する事」でした。

注文も飲食も全てセルフサービス、時間制の飲み放題という独自のスタイルを確立

 「世界中の美味しいワインをお手頃価格で提供するワインバー」というコンセプトを最初に決めたものの、具体的にどのように実現するのかについては随分悩みました。通常のワインバーの業態では、美味しいワインにこだわるほど仕入原価が高くなり、お手頃価格を実現することが難しくなります。飲食業では食材費(Food)と人件費(Labor)を売上の6割程度にすべきという目安があるため、食材費を上げる代わりに人件費を減らす方法を考えました。一般的な飲食店では「注文を受け付ける」「お食事や飲み物を用意する」「お食事や飲み物を運ぶ」という流れでサービスが提供されていますが、営業時間中はこれらすべてをセルフサービスとし、店内が満席でもワンオペで回せるようにしました。注文の受付はモバイルオーダーシステムを導入することで対応し、飲み物の提供についてはワインディスペンサーからお客様が直接ワインを注げるようにし、お食事については冷蔵庫や冷凍庫やシリアルディスペンサーや陳列棚から直接取り出せるようにし、必要に応じて電子レンジやノンフライヤーやトースターなどで温めていただいております。ワイングラスも食器もカトラリーも自由に使え、リキュールや炭酸水やシロップを使ってワインカクテルを自分で作る事もできます。このようにして、飲食も注文も全てセルフサービス、時間制の飲み放題という独自のスタイルを確立しました。

店内フロアの様子


ワイングラスはお客様がグラスハンガーから直接取り出せます


冷凍庫には電子レンジやノンフライヤーやトースターで温めるものがあります


乾き物はシリアルディスペンサーのダイヤルを回して取り出します

ワインを美味しく味わうために必要な条件

 当店では“高品質ワイン”の提供をうたっています。ここで言う“高品質ワイン”は単に高価なワインを意味していません。ワインを美味しく味わうには様々な条件を整える必要があり、その条件をすべて満たしたワインを当店では“高品質ワイン”と定義しています。

(1) 良質なワイン

 レストランボトル価格1万円(小売価格3000円)以上を目安に、複数のワイン輸入商社様が厳選したリストからワインを選んでいます。

(2) 適切な輸送と管理

 各国のワイナリーから出荷され、船やトラックなどのリーファーコンテナによる輸送を経て当店のワインセラーに入庫するまで、適切な温度(15℃前後)にて管理しています。

(3) 適切なワイン提供

 当店独自のワインディスペンサーによってワインの種類ごとに適温を維持し、食品添加用アルゴンガスでワインの酸化・劣化を防ぎます。

(4) 適切なワイングラス

 赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインそれぞれに適したワイングラスを使ってワインを楽しめます。

ワインディスペンサーのボタンを押すとワインを注げます


ワインの種類に合わせてグラスを交換できます

ワインの魅力を再発見できるお店

 世界中の美味しいワインを飲み比べることに興味があるワイン好きの方にはピッタリのお店です。また、普段飲むワインが固定化されている方にとっても、新しいワインに巡り合う良い機会になると思います。そして何より、ワインの初心者こそ是非来ていただきたいです。世界中には様々なワインがあることやワインの銘柄毎に個性があることを実感できる絶好の場所となるでしょう。いずれにせよ、どんな方が来ても、ワインの魅力を再発見できると思います。

世界中には様々なワインがあります

来店されたお客様の反応

 皆さんが口を揃えておっしゃるのは「飲み比べが楽しい!」ということです。個性が際立つ良質なワインが揃っていることがその理由でしょう。グループで来店しワインを飲み比べて感想を述べ合うといった光景をよく目にします。

また、当店は飲食がすべてセルフサービスとなっており、グラスや食器やカトラリー類、電子レンジやトースターやノンフライヤーも自由に使えるので「家で飲んでいるみたいでくつろげる」「自由な感じが楽しい」「とても斬新でユニークなお店」という感想も耳にします。

今後の展開

 当店はワインバーですが、ワインショップも併設されており、飲み放題で気に入ったワインを購入して持ち帰ることも出来ます。ワインバーで試飲したものを購入して宅飲みを楽しむというライフスタイルを定着させたいです。また、ワインセミナーやワインイベントの開催などを行い、ワインを通じた様々な交流を促進したいと考えています。お好きなワインを持ち込んでワイン会を開催されたい方には貸切営業でスペースを貸し出すことも可能です。

【CARPE DIEMウェブサイト】

https://carpe.diem.wine/


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