大東文化大学と板橋区が「板橋区書き初め大会in大東文化大学2024」を開催、審査を実施/板橋区観光大使の杉浦太陽さんも参加

2024年3月11日(月)15時16分 PR TIMES

2024年1月21日(日)板橋区立小・中学校の児童・生徒を対象とした「板橋区書き初め大会in大東文化大学2024」(協賛:板橋区教育委員会)を実施。26日(金)には審査会を実施し各賞を決定。

 大東文化大学とキャンパス所在地である板橋区は、2015年に「大東文化大学と板橋区教育委員会との連携に関する協定」を締結しており、本学の教育ブランドである“書”による地域連携事業をはじめ、さまざまな取り組みを実施している。

 本イベント「板橋区書き初め大会in大東文化大学」は、日本の伝統文化である書道の振興と継承を目的としており、大東文化大学の100周年を記念し板橋区と官学連携事業として板橋区教育委員会協賛のもと、2022年から3年間にわたって実施し今回で最終3回目の開催となった。

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 前回は感染症対策で2部入れ替え制であったが、3回目となった今回は1月21日(日)に板橋区の小・中学生約300人を一堂に会し、会場の本学体育館を埋め尽くすほどの規模となった。

 集まった約300人の児童・生徒を前に、司会の笹川裕昭(同大学文学部中国文学科 2000年度卒業 フリーアナウンサー)さんによる開会挨拶の後、高橋進学長より令和6年能登半島地震への弔意ののち「本学の教育ブランドである“書”は伝統の中でつちかわれたもので、書き初めのルーツも平安時代にさかのぼる。1年の思いや新たな目標を書に込めて日頃の練習の成果を存分に発揮してほしい」との式辞があった。

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 続いて坂本健・板橋区長は告辞で「一昨年の本イベントはコロナ禍により審査会のみの実施で、昨年は参加を半分に制限して行った。集大成である今回は人数の制限なしで行う初の機会となる。皆さん気持ちを落ち着けて、思いを半紙に込めて取り組んでほしい」と話した。

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 板橋区観光大使を務める杉浦太陽さんは祝辞で「スマートフォンなどが普及して文字を書くこと自体少なくなってきているが、文字を書くことを楽しみながら、書く意義を感じながら良き思い出を作ってほしい」と述べた。

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 続いて、大学生による書道パフォーマンスが行われた。板橋区の魅力が大きなボードにそれぞれ書き込まれた。

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 その後、杉浦さんも参加して締めの「板橋区」との揮毫に、参加の児童・生徒たちは盛大な拍手を送っていた。

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 メインイベントの各参加者による席上揮毫の時間となり、45分の中で5枚の用紙を使用して児童・生徒たちは時間内で名前まで書き上げていた。

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 最後に中川修一・板橋区教育委員会教育長より「静寂の中、皆さんの一生懸命な揮毫を見ていて心が洗われた。この素晴らしい日本の伝統を大切に、すばらしい1年になることを祈念したい」との総評があり書き初めイベントの幕を閉じた。

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 また、書き初め大会後には、同じく日本の伝統文化である「餅つき」を初の試みで行い、事前に募った参加希望者が想定上回り抽選となった。ついた餅は衛生的な観点から配布せず、餅つき参加者と事前希望した方に本学オリジナル商品「大東まんじゅう」を配布した。

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◆審査会

 書き初め審査には、板橋区から坂本健板橋区長、中川修一教育長、大東文化大学から高橋進学長と高木厚人書道研究所所長、板橋区観光大使の杉浦太陽さんの計5人が参加し、「特別賞(大東文化大学学長賞、板橋区長賞、板橋区教育委員会教育長賞、板橋区観光大使杉浦太陽賞、大東文化大学書道研究所所長賞)」「金賞」、「銀賞」、「銅賞」が決定した。

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 作品の多くは文字を大切にし一所懸命に書かれたものばかりで、審査員一同頭を悩ませる場面が多かった。その中で特別賞の26点はきらりと光るものがあり満場一致で決定した。

◆特別賞作品展示
日時:2024年3月25日(月)正午〜4月1日(月)正午
場所:板橋区役所本庁舎1階プロモーションコーナー

※大学が発行する「板橋区書き初め大会in大東文化大学」の開催を記念する新聞(特集号)に特別賞受賞者の作品や全参加者の名前が掲載される。

◆座談会

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 坂本区長は、ここ最近東南アジアの発展が目覚ましく日本への留学生も増加していることを受け、板橋区としては国際化を進め、海外からの人材を積極的に受け入れつつ、よきパートナーである大東文化大学とまちづくりの方向性を追求していきたいと、期待を寄せた。

 また中川教育長は、コロナ禍の影響でオンライン学習が一気に普及したが、便利になった一方、文字を手描きする習慣が縁遠くなっている事実を憂い、手書きの文化とデジタルを両立させるために、学校教育からどのようなアプローチができるのかを課題とした。

 それを受け高木所長は、社会における書道の在り方も少しずつ変化している中で、書道関係者の高齢化が進んでいたりするなど、ある種の危機感を覚える。これらを乗り越え書道文化を継承していくことが、大東文化大学の務めであると述べた。

 杉浦さんも板橋区に住み続ける生活のなかで感じとったまちの魅力や文化などを、若い世代に向け継続して発信していくことが重要と説いた。

 最後に高橋学長より、歴史や文化をつなぐのは「人」の役目であり、今後はこれまで以上に学生たちの育成に力を注いでいく。その足がかりとして「書道」と「スポーツ」の親和性についても探求しがいがあり、超領域的な文化のクロッシング(交差)を実現して、新しい「知」に転換していく、と展望を述べた。


▼本件に関する問い合わせ先
大東文化大学100周年記念事業推進室
〒175-8571 東京都板橋区高島平1-9-1
TEL:03-5399-7403
FAX:03-5399-7391

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