日本・ポーランド国際共同制作公演『N/KOSMOS - コスモス』ヨーロッパ名門の演劇センター、グロトフスキ研究所で日本人演出家 小池博史が舞台化

2024年3月12日(火)19時17分 PR TIMES

作・演出:小池博史 音楽:ヴァツワフ・ジンペル 美術:山上渡/2024年3月21日〜24日 東京芸術劇場にて逆輸入公演   

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80238/11/80238-11-acde01a3afc46ab4540105b39c89371d-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Photo by Tobiasz Papuczys
全てに大満足。演出や鼓の音は感動的で心から世界の人々に本企画を推薦する
‐カタジナ・ノヴァク(クラクフ Manggha 博物館館長)

人間の行動の歪みが壮観なまでに表出され、無駄が削ぎ落とされ、鋭利さが際立つ舞台!
‐ベアタ・ゴルシュカ(批評家)

言葉のやり取りだけに支配されず、映像と美術が融合、生物のように密接な有機性を持った総合芸術...
‐ダグマラ・ホイナツカ(ジャーナリスト)

・ポーランドのグロトフスキ研究所ではピーター・ブルックなど演劇界の巨匠たちが演出した 作品を共同制作してきたが、「KOSMOS - コスモス」は初めてグロトフスキ研究所が外国の 演出家(小池博史)とともに企画段階から創作を行った事業

・2023 年 2 月、ヨーロッパ文化都市であるブロツワフにて初演、メディアが発表する、
現代演劇年間ベスト1受賞

・「岡本太郎現代芸術賞」特別賞受賞の美術家、山上渡の新作品-巨大木製地図が東京芸術劇場 に登場

・ポーランド現代音楽を代表するアルトクラリネット奏者・プロデューサーのヴァツワフ・ジンペルが来日、公演の音楽はすべてLIVE‐生演奏


◼日本×欧州×アジア×南米の連携アートプロジェクトのスタート!
演出家の小池博史は、ジャンルを跨ぐ作品群を 18 カ国にて 86 作品創作、42 カ国で公演を行い、 世界中のアーティストとともに多文化・多言語を重視した革新的な作品を創作・上演してきた。 2022 年から日本・ポーランド・マレーシア・ブラジルをつなぐ「火の鳥プロジェクト」を発足。
“混沌と多文化社会”を持つ国との国際共同制作(その国での滞在制作と公演)を経て独立した 3 つの新作を創作。その作品たちをまとめ 1 本の作品にし、2025 年に日本で上演する事が一連の 計画である。多様性、異なるものと交わることの楽しさや創造の可能性は 2023 年 12 月に放送さ れた NHK WORLD の番組でも取り上げられた。

【NHK WORLD - “Direct Talk”】
番組の放送は 12 月 15 日(金)〜16 日(土)の間に 4 回行われ、その後もアーカイブとして NHK World 内のサイトで無料視聴が可能
Making Cultural Connections on the Stage: Koike Hiroshi / Director
NHK WORLD 番組視聴 URL: https://bit.ly/3GESMwi
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80238/11/80238-11-7eb7716cdaaa402ed2e91a529fba1c8f-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Photo by Tobiasz Papuczys
今、国際情勢は混沌とし、大きな危機を孕んで対立が煽られる。対立とは対極の芸術にしかできない 調和の可能性を海外のアーティストと追求し、新しい手法や感覚から生まれる感動を示し、「世界調 和の可能性」を提示する。
「火の鳥プロジェクト」第1弾はポーランドを代表する作家ヴィトルド・ゴンブローヴィッチ最後の小説『コスモス』をポーランドの文化芸術団体(※)グロトフスキ研究所と小池博史ブリッジプロジェク トの国際共同制作によってポーランドと日本の俳優、ダンサー、ミュージシャン、映像作家、美術家 が共創しオリジナル舞台作品を上演する。

「亡命作家」としても知られている、20 世紀ポーランドを代表する作家ヴィトルド・ゴンブローヴィ ッチのノーベル文学賞候補に上がった小説「コスモス」を原作としている。
2023 年 2 月ポーランドにて世界初演を行い、チケットは発売日に即完売、メディアが発表する「現代 演劇年間ベスト1」受賞。
2024 年3月にオリジナルキャストと音楽家のヴァツワフ・ジンペルがポーランドから来日、日本人の キャストとスタッフと合流、岡本太郎現代芸術賞の特別賞受賞の美術家、山上渡の新作品‐巨大木製 地図が登場。
東京でパワーアップした「N/KOSMOS - コスモス」を W.ゴンブローヴィッチの生誕 120 年の年に上演 する。また本公演は「2024 都民芸術フェスティバル」現代演劇部門の参加プログラムとして選出さ れている。

※グロトフスキ研究所:ポーランドの中心都市ブロツワフにある舞台芸術の研究所。20 世紀演劇の改革者、ポーランド人演出家 イェジー・グロトフスキの理念を引き継ぎ、彼の創作方法、哲学、著書等を継承している。


■ポーランド・グロトフスキ研究所との国際共同制作について
グロトフスキ研究所ではピーター・ブルックなど演劇界の巨匠演出家たちと共同制作してきまし たが、「KOSMOS -コスモス」は初めてグロトフスキ研究所が外国の演出家(小池博史)とともに 企画段階から創作を行った事業。2022 年 9 月、企画が実現に向かい、本公演の出演者オーディシ ョンをグロトフスキ研究所主催で行った。オーディションには 100 名以上の応募があり、書類選考で20名に絞られ、最終選考者は 5 名となった。さらに日本からは小池が選考した5名のパフォー マーが参加(松島誠/即興ダンス、ボイス、今井尋也/能役者、小鼓奏者、荒木亜矢子/俳優、 ダンス、中島多羅/俳優、バレエ、野村陽介/俳優)
音楽は、ポーランドの現代ジャズシーンを牽引し、エレクトロニック音楽シーンでも勢力を振るうアルトクラリネット奏者のヴァツワフ・ジンペルが名を挙げ、作曲・創作・演奏を担っている。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80238/11/80238-11-74c1db359f99c28367ed4cdf8c2b2b01-1802x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ヴァツワフ・ジンペル Waclaw Zimpel(音楽・演奏)
ポーランドの現代ジャズシーンを牽引するアルトクラリネット奏者。クラシックをキャリアの スタートとしながら、ジャズや即興演奏、電子音楽での精力的な活動を行う。電子界のカリス マ、シャックルトンやジェームスホールデンとのコラボレーションが世界中で注目されている。

https://waclawzimpel.pl/

https://open.spotify.com/intl-ja/artist/124sGtDIjkbuOt1uDcZ2Lz?si=aRcw4kJ8TlS3sepItxJmlg




舞台を彩る美術は岡本太郎現代芸術賞の特別賞受賞の美術家、山上渡の新作品。混沌とする現代 と魑魅魍魎を表す絵柄が木製の巨大地図として舞台に現れ、単独に立つ6本の木の柱が様々な形 の空間を形成する。木製の巨大地図は公演後4月4日〜 12 日、江東区の EARTH+ GALLERY(アースプラスギャラリー)にて山上渡の個展で展示される。
山上渡 Wataru Yamakami(美術)
1981 年高知生まれ、長野育ち。現代美術家。
「岡本太郎現代芸術賞」特別賞(2009)、「Tokyo Midtown Award 2013」準グランプリ・オーディ エンス賞受賞(2013)、2018 年度文化庁新進芸術家海外研修制度によりインドネシアに渡航。
https://wataruyamakami.com/


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80238/11/80238-11-b5d83cbf5a7d474de0ac395412c5cce3-1400x903.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
〘関連イベント〙山上渡「N/KOSMOS‐コスモス」美術展
開催日程: 2024 年 4 月 4 日〜 14 日
会場:EARTH+GALLERY(東京都江東区木場 3-18-17)


■原作「コスモス」とは
W.ゴンブローヴィッチは 20 世紀ポーランドを代表する作家として称賛されていますが、1939 年に ポーランドを離れてから、1969 年南フランスで亡くなるまで、第 2 次世界大戦やその後ポーラン ドを支配した社会主義政権の影響で祖国ポーランドに帰ることはできず、南米、ドイツそしてフ ランスで「亡命者」として戯曲、小説、批評、エッセーを書き続けた。「コスモス」は 1965 年フ ランスで出版されたゴンブローヴィッチの最後の小説にあたり、1967 年に国際文学賞を受賞、ノ ーベル文学賞の候補として選ばれている。

■あらすじ「コスモス」、舞台化の意味
主人公の青年が、友人と共に行き当たりばったりで借りたアパートの部屋の周辺で、不可解と思い込めば思えなくもない出来事が次々と起こる。しかし、それらは妄想によって勝手に関連付け られた出来事とも言えるが、青年はそれらをなんらかの事件の予兆だと考え、観察をはじめる。 しかし、彼の頭の中はそれ以上に、住民の若き夫婦の情事や、夫人の小間使いの唇に支配され、 次第に混迷していく...。
小池が演出する「コスモス」では、方向性を失い、惑い、次第に混迷を深め、氾濫する情報によ って視野が狭くなってしまう現代社会を、1960 年代に書かれた小説に仮託して描きます。様々な 現象やオブジェ、偶然に置かれているもの全てが矢印に見え、それに対して偏執的ともいえるほ どの探究心を見せる人々。偏執的思考はさらなる狭隘を生み、薄気味悪さが広がり、暴力へと発 展し、どこにも正義がない状態が残されていきます。


小池博史ブリッジプロジェクト & グロトフスキ研究所 「N/KOSMOS-コスモス」
【 公演日時 】★アフタートークあり
3月21日(木)19:00 開演
3月22日(金)19:00 開演 ★
 小池博史(演出家)× 西成彦(比較文学者)
3月23日(土)13:30 開演/18:30 開演 ★
 小池博史 (演出家) × 山城知佳子(映像作家、美術家)
3月24日(日)14:00 開演
(開場は開演の 30 分前)


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80238/11/80238-11-697bb6b9d2c161f9a4670c4a9d1b468e-1030x687.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Photo by Krzysztof Zatycki
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80238/11/80238-11-4d1d6cc4a9e016185d533f79307e25fa-1030x687.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Photo by Krzysztof Zatycki【公演場所】
東京芸術劇場 シアターイースト (〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目8−1)



【入場料】
前売券:一般 5,500 円/U25 3,300 円/高校生以下 2,800 円
当日券:一般 6,000 円/U25 3,800 円/高校生以下 3,300 円
※ 当日、年齢の確認できるものを提示していただく可能性がありま す。
※全席自由
※3才以下のお子様のご入場はご遠慮ください。

【チケットのお申し込み】
・ピーティックス(Peatix )https://n-kosmos.peatix.com
・チケットぴあ(Pコード 522-824) https://bit.ly/pia-n-kosmos
・東京芸術劇場ボックスオフィス https://tmt.pia.jp/
電話 0570-010-296 <受付時間>10:00〜19:00(休館日除く)

脚本・演出・構成・振付:小池博史
演奏・作曲:ヴァツワフ・ジンペル
出演:松島誠、今井尋也、荒木亜矢子、中島多羅、野村陽介
   シルヴィア・H.レヴァンドスカ、マレク・グルジンスキ、 カシュカ・ドゥデク、
   ダビット・バロヤン、アリチア・チルニヴィッチ
美術:山上渡、小池博史
映像:アドリアン・ヤカウスキ、岸本智也
照明:森規幸、J.フレット、ダニエル・クズマ
音響:深澤秀一
衣装:エディタ・クリシェヴィッチ
人形・小道具:マウゴシャタ・ブラシュカ、森聖一郎
翻訳:シェミスラフ・シュタフィエ
主催:株式会社サイ
共催:グロトフスキ研究所(ポーランド)
協賛:蓑田秀策、ポーランド広報文化センター、EU・ジャパンフェスト日本委員会
後援:外務省、豊島区
協力:株式会社長谷萬、株式会社黒山社中、EARTH+GALLERY、若葉町ウォーフ/一般社団法人横浜若葉町計画、シルクロード能楽会、株式会社パパドゥ、(株)ティーエムオー(サンクチュアリ)、ブリッジズファウンデーション、公益財団法人セゾン文化財団、急な坂スタジオ、ライフアートユニオン、Sakura Hotel Ikebukuro
Adam Mickiewicz Institute、Ministry of Culture and National Heritage Republic of Poland、Co-financed by the Minister of Culture and National Heritage of the Republic of Poland
都民芸術フェスティバル主催:東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団

[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80238/11/80238-11-3f54ee8596b5fe65321f3fafcdbf0ce8-1080x1620.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Photo by Tobiasz Papuczys
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80238/11/80238-11-6cdb05d8804a5c503c3d7aa7d08813ce-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Photo by Tobiasz Papuczys[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80238/11/80238-11-28e90d71cabdc4b1c0d72a3bc7c70f13-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Photo by Tobiasz Papuczys
■ご取材について
以下のご対応や取材が可能です。
・公演の撮影/プレス席のご用意/演出家・キャストへのインタビュー
制作:黒田・穂坂(03-3385-2066/sai@kikh.com)へご連絡ください。

■小池博史ブリッジプロジェクト- Odisseyとは
舞台作品制作だけでなく映像・写真・インスタレーション・文章などあらゆるメディアを活用し た多角的な発信を行なう。またイベント・講演会・ワークショップ・教育プログラムの実施など、 “からだを使って考える”事の出来る人材の育成も含め、包括的な視野で世界と時代と文化の架 け橋を創り出す為のアートプロジェクトとして日本国内世界各国を舞台に活動する。26作品を 7ヶ国にて創作。13カ国で公演。シアターオリンピック・ベストパフォーマンス賞等を受賞。

■代表取締役・空間演出家
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80238/11/80238-11-1310f8d9d0c16331b33c8bff82a2fddd-1420x2124.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]小池 博史(こいけ ひろし)プロフィール小池 博史(こいけ ひろし)   プロフィール空間演出家・作家・振付家、映画監督、「舞台芸術の学校」代表
1982 年 - 2012 年「パパ・タラフマラ」
2012 年より「小池博史ブリッジプロジェクト-Odyssey」主宰
演劇・舞踊・美術・音楽等のジャンルを超えた作品群を 18 カ国で 86 作品を創作。42 ヵ国にて公演。
つくば舞台芸術監督、アジア舞台芸術家フォーラム委員長、武蔵野美術大学教授、 国際交流基金特定寄附金審議委員等の審議員、Contemporary Asian Performing/Performance Art Season アジア代表審査員などを歴任。



2021年、9 年に渡るプロジェクト「完全版マハーバーラタ」を上演。
2023年1〜2 月、『火の鳥プロジェクト』第一弾「KOSMOS(コスモス)」 をグロトフスキ研究所(ポーランド)にて制作と公演。
2023年 9〜10 月、『火の鳥プロジェクト』第二弾「Soul of Odyssey」をマレーシアにて制作&公演。2024年は『火の鳥プロジェクト』第三弾をブラジルにて制作・公演予定。

著書:「ロング グッドバイーパパ・タラフマラとその時代」(2011 年、青幻舎刊)
   「からだのこえをきく」(2013 年、新潮社刊)
   「新・舞台芸術論ー21 世紀風姿花伝」(2017 年、水声社刊)
   「夜と言葉と世界の果てへの旅:小池博史作品集」(2018 年、水声社刊)

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社サイ/空間芸術:小池博史ブリッジプロジェクト
企画制作部 穂坂裕美・黒田麻理恵
TEL:03-3385-2066
MAIL:sai@kikh.com
株式会社サイ
当社は舞台作品やイベントの企画制作会社として 1990 年に設立しました。舞台芸術団体パパ・タラフマラのマネジメント業務を はじめ、ワークショップ事業や展示、グッズ製作事業などを展開しています。2012 年パパ・タラフマラの解散に伴い、空間演出 家小池博史のプロデュース公演やワークショップ等教育事業、制作業務を請け負っています。社名:株式会社サイ
設立:1990 年 3 月
代表者:代表取締役 小池 博史
本社:東京都中野区
事業内容:舞台作品、文化芸術イベントの企画制作
URL:https://kikh.org/

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