急増する外国籍社員のホンネ!日本で働いて困ったこと。3.位 言葉の壁、2.位 友達づくり、1.位は…

2024年3月12日(火)14時17分 PR TIMES

母国との収入の差は?円安で日本を出たいと思ったことがある?日本の職場で驚いたことは?

システムコンサルティング会社の株式会社システムアイ(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:葛川 敬祐、以下 システムアイ)は、社員309名のうち外国籍社員が60名を超えたことから、外国籍社員に対して「日本の働きやすさ」に関するアンケートを実施しました。

◆調査背景
日本における外国人労働者数は200万人を超え、11年連続で過去最高を更新しています(厚生労働省)。システムアイでも2020年以降、外国人材の積極雇用を開始し、3月1日現在で19カ国62名の方が活躍しています。しかし外国人材採用の競争は年々激化しており、選ばれる企業になるには彼らの価値観や来日の動機を知る必要があります。そこで、日本での働きやすさ・住みやすさの実態把握を目的とした意識調査を行いました。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117210/19/117210-19-53b51c0fb6a32b29a347d91f584b57c3-1688x1290.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]外国人労働者数の推移(厚生労働省)
◆調査対象者
 ・システムアイに従事する外国籍ITエンジニア57名
  ・出身国:アジア(11)、中東(1)、欧州(3)、北米(2)、中南米(2) 計19カ国
  ・日本企業での平均経験数:2社
 ・調査実施日:2024年1月29日〜2月2日
日本に住んでいて困ったこと1.位は家探し!6割が実感
日本に住んで困ったことをきくと、「家探し(60%)」が最も多く、次に「友達作り(44%)」「言葉の壁(33%)」と続きました。また、日本に住んで良かったことへの回答は、「安全で生活しやすい(79%)」が最も多く、「便利(77%)」「街が清潔(75%)」が続きました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117210/19/117210-19-d8b8ff9b318209ad6274381a13fad561-1764x1418.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
回答者の声:
・家を借りるのに保証会社との契約+日本人の保証人が必要と言われて苦労した(ミャンマー)
・外国人OKな物件がなく、不動産屋が3時間も電話して探してくれた(中国)
・日本人の友達を作りたいが、出会う場所がない(多数)
・職場の日本人をプライベートで誘っても忙しいと断られてしまう(インド)
・ジョークの文化が違うところが難しい(フランス)

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117210/19/117210-19-14e1b591b6cb958290a46a4917ce35da-2134x1384.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
回答者の声:
・忘れ物が返ってくるのが驚いた(多数)
・夜に女性が一人で出歩けることが素晴らしい(多数)
・電車に乗るために人々が並んでいて驚いた(イスラエル)
・パスポートやPCを忘れたときは盗まれなかったのに、傘は何度も盗られるのが不思議で仕方ない(インド)
・本屋が多いところが良い。紙の本を読んでいる人が多く、装丁も綺麗なものが多い(中国)
「日本の方が高収入」と答えたのは4割、円安も影響少なく日本に来た理由は「文化が好き」と「安全性」
母国で同じ仕事に就いた場合、日本とどちらが収入が多いかをきいたところ、「日本の方が高い」と答えたのは39%に留まり、「同じくらい」「母国の方が高い」と答えた42%を下回りました。
また「ここ数年の円安を受けて『日本を離れたい』と思ったことがあるか」の質問に対し、「過去に思っていた」もしくは「現在も悩んでいる」と答えた層は37%に留まりました。回答内容をアジア圏と非アジア圏で比較したところ、アジア圏の社員のほうが「思ったことがある」傾向にありました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117210/19/117210-19-8d3d4a7b77de74b84044ea9981c5f13c-909x702.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
回答者の声:
・母国で同じ仕事をすれば、2〜3倍の給料をもらえる(複数)
・新卒入社時は日本の方が給料が高いが、日本は昇給率が低いと聞いている(中国)
・外資系の企業が多いため、自国の方が給料が高い(フィリピン)


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117210/19/117210-19-2c4c2e8d6761cf1dca998796246024e7-1820x1398.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
回答者の声:
・母国への仕送り額が下がって悩んだが、日本で成功してから帰国したい(インド)
・円安で実質的に収入が下がったと感じるが、それでも日本が住みやすく好き(複数)
日本にきた理由はやはり「文化」、なかでも「自然」と「漫画・アニメ」が人気
ではなぜ日本に来たのか理由をきいたところ、1位「日本の文化が好き(63%)」2位「日本は安全だから(46%)」「日本の技術や会社に興味があった(同率46%)」という結果になりました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117210/19/117210-19-bde588104fb6d582ac0ac304ac9189b5-1934x1400.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
回答者の声:
・TOYOTAやSEIKOなど日本の技術力は高いイメージがあった(インド)
・母国の日系企業で働いた際に、日本人の同僚が皆とても優しかったので(ミャンマー)
・母国に比べ住みやすく安全な国だと思った(ブラジル)

[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117210/19/117210-19-93d4999f0b42ade0aef01fa54f990812-1932x1398.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
回答者の声:
・桜や紅葉、四季が美しい。お寺やお城もかっこいい(フランス)
・七人の侍を見て日本が好きになった。江戸時代や忍者が好き(インド)
・日本のファッションが好き。原宿に行ってみたいと思っていた(アメリカ)
日本人の仕事の細やかさと福利厚生が好印象、育成文化に驚きも
日本の働き方についての良いところを質問すると、仕事の細かさが最も評価される結果になりました。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117210/19/117210-19-7d1061de2ac85f61e0ba7d7d325450f0-2140x1384.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
回答者の声:
・仕事が細かく、品質が担保されている(複数)
・残業代や交通費がきっちり支払われるのがすごい(複数)
・突然クビになることがない(アメリカ)
・新入社員を教育してくれること。母国では新人にも即戦力が求められる(韓国)
・ミーティングが時間通りに始まって素晴らしい(カナダ)
より多くの外国人材に働いてもらうに必要なことは?
日本で働く外国人材を増やすために何をするべきかきいたところ、言語や生活面でのサポートを期待する声が多くあがりました。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117210/19/117210-19-5012ba5fcdb8e5c56f65ac7867642caf-977x700.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
回答者の声:
・国際化を進めるためには英語が必須。特に英語の書類を整備するべき(複数)
・電話の契約や口座開設など社会インフラの開設が大変。国のサポートを期待(複数)
・会社以外に、日本での生活を相談できる場所がほしい(複数)
・税金や公共料金が他国に比べて高いと感じる。何か対策を(韓国)
・里帰り休暇などがあれば、外国人材にとってより魅力的だと思う(中国)
・外国人を差別しないでほしい。「日本語上手ですね」と言われると差別に感じる(アメリカ)
番外編:日本で働いて驚いたことは何?
・皆よく残業すること。残業が好きなのかな?と思う(複数)
・報連相という文化。毎日報告をする細かさに驚き(複数)
・ビジネスマンが皆スーツを着ていてビックリする(複数)
・リモートワークで働けること。他国では出社文化に戻りつつある(複数)
・病気になった時の為の休暇がない。母国では傷病時専用の休暇があり、有給休暇は余暇のために使う(ドイツ)
・車のクラクションが聞こえない静かな環境(中国)
・歳をとっても働いている人がたくさんいるところ(中国)

システムアイで行っている住居・言語・交流サポート
システムアイでは外国人材の獲得と働きやすさ向上を目的として、住居サポート、言語サポート、交流サポートを行っています。今回の調査結果を受けて、帰国しやすい休暇制度や住居支援の追加を検討し、外国籍社員をより一層サポートしてまいります。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117210/19/117210-19-1e4f0ad60fa7067f00f44d2d02aeb3e5-2628x940.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]システムアイが外国籍社員に対して行っている3つのサポート内容
番外編2:システムアイに入った理由は?
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117210/19/117210-19-2b187983fac210b8193a29ea2836fb43-2380x1362.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
回答者の声:
・社長や役員がフランクで、働きやすそうだった
・母国の人が働いているので安心できた
・プロジェクトごとに違うプログラミング言語を使っていて成長できそうだった
・プライム案件があり上流から関われるのが良かった
・勉強会やイベントが多く、馴染みやすそうだったので
■システムアイとは
株式会社システムアイは1996年に横浜市で設立された、業務システム設計・開発を行うシステムコンサルティング企業です。金融、小売流通のシステム開発に強みを持つ他、2019年のSHIFTグループ参画以降はコンシューマー向けシステムや公共公益系システムなど、開発領域を大きく拡大しています。2023年9月にビジネスチャット連携ツール「Pritell(プリテル)」のβ版をリリースしたほか、自社初の海外拠点となるアメリカオフィスを開設しました。

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