海外駐在の経験からわかる事。コロナ禍中にインバウンド観光事業の立ち上げに挑戦し、インバウンド復活に向けたタイ市場向けの誘客プロモーション事業を開始するまでの軌跡

2024年3月13日(水)10時0分 PR TIMES STORY

JMYSは、地域のコンテンツ開発や、タイ市場に向けて日本の観光・文化・食などの情報発信をして、日本に関心を持つタイの方々へ日本の地域やお店などを紹介し誘客や消費につなげるための支援事業を行っています。

今回は、2月28日にプレスリリースした、「在日タイ人ライターを活用した情報発信パッケージ」について、開発までの取り組みをご説明いたします。

ピンチをチャンスに。海外駐在の経験を活かし、コロナ禍を準備時間に充て、起業への道へ。

 私の旅行会社勤務歴はもうすぐ30年になります。

 個人のお客様の旅行手配を行うカウンター営業からはじまり、さまざまな支店や部署で経験を積んだ後、法人向けの営業部へ配属。責任者として配属された支店で支店賞をとるなどの業績を上げたのち、海外駐在の機会を得て、2010年からタイで約4年半、2015年から中国・上海で約2年、合計約6年半を海外で過ごしました。

 海外では主に現地法人向けの営業活動を行い、さまざまな企業様の出張や旅行、イベントなどの企画手配をさせていただきました。また現地では日本への旅行ブームが訪れた時期でもあり、訪日旅行の先駆けとして日本の自治体の担当部署の方々とも仕事をさせていただき、良い関係を築くことができました。

 約6年半の海外生活ではたくさんの方々と知り合うことができました。同じ会社の仲間はもちろんですが、日本のいろいろな地域・さまざまな企業から来ている同じ駐在員の方々との交流や企業のトップの方々と直接話す機会などは、日本にいたらなかなか得られない貴重な経験だったと感じています。

 2017年には日本へ帰任となり、帰任後は官公庁を担当する営業部に配属。そこで地域の活性化、地方創生に携わる業務に従事します。海外での経験を経て日本に対する思いもいちだんと深くなったところで、日本の地域活性化・地方創生という仕事はとても興味深く、思い入れも強いものとなりました。

 海外駐在や帰任後の仕事を経て、もっと知識を得たい、見聞を広めたいという気持ちが強まり、大学への社会人入学を決意。仕事の傍ら約2年間、産業能率大学の情報マネージメント学部へ通い、マーケティングや経営学を主に学びました。

 大学を卒業するころにはすでにコロナの不穏なムードが世の中には漂っていました。個人も法人も旅行需要は激減。私が担当していた官公庁の仕事は直近ではなく数年先の企画やイベントを立案・入札するというスケジュールで動くので大きな影響は受けていなかったものの、会社は売上が激減し、大変厳しい状況でした。

 いつまでになるかわからないコロナ禍の中で、勤めている会社が今後どうなるのかもわからない。ならば自分で会社を立ち上げてみようか、という気持ちが生まれました。海外駐在の経験や大学で学んだこと、先生や仲間との出会いによって、自分がやりたいことが徐々に明確になってきていました。コロナで本業の仕事が落ち着いている今、しっかりと準備の時間に充てることができるのでは?と、ピンチをチャンスにというと言いすぎかもしれませんがこれを機会ととらえ、起業への道を志すことにしたのです。

起業後も長引くコロナの影響で、なかなか軌道に乗らない3年間

 

 観光業における日本ならではの魅力は2つあります。

 1つは四季がしっかり感じられるという点。春夏秋冬、来訪の時期により4つの日本の姿を楽しむことができます。季節ごとの景色、咲く花や情景に加えて、旬の食材を使った料理や季節限定のアクティビティー。いろいろな組み合わせで旅のプランを練ることができます。

 もう1つは地域です。私も地方創生・地域活性化の仕事に携わり日本国内のたくさんの地域を訪れて知ったことですが、日本人でもまだ知らないような発掘されていない地域の魅力はたくさんあります。縦に長い地形から同じ季節でもまったく違った情景になりますし、地域によって異なる文化や言語、特産品や郷土料理などさまざまな楽しみがあります。

 せっかく日本に来てくれた海外の方には、景色を楽しみおいしいごはんを食べて面白い体験をしてもらいたい。初めての人も何度目かの人も、日本をさらに知ってもらい、地域のファンを増やしていきたい。地域のコンテンツ作りに参画し、外国人旅行者に楽しんでもらえるようなツアーやアクティビティーを作る会社をやりたいなと考えました。

 しかし思いがけず長引くコロナの影響もあり、起業したもののなかなか軌道には乗らない3年間を過ごします。

ようやく旅行需要が回復し活動を積極化。

 コロナの終息が見え旅行需要も回復の兆しが見えた令和5年度からは、少しずつではありますが積極的に活動を始めました。観光庁の公募や小規模事業者補助金も申請し、いずれも採択していただくことができました。

 観光庁の「インバウンドコンテンツ造成事業」では、以前からお付き合いのある愛媛・松山のクラフトビールのブルワリー巡るをツアーを実現することができました。

松山にある3〜4か所のブルワリーを巡り、工場見学や地元の食、店主とのコミュニケーションも楽しむことができるツアーで、現在売り出し中です。

https://craftbeer-tour.com/en/index.html

タイ市場に特化したインバウンド誘客プロモーション事業を開始

 2023年5月8日に新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「5 類」に引き下げられてから、訪日インバウンドが急回復しています。中でも2023年12月に訪日したタイ人の数は約12 万人(日本政府観光局(JNTO)の訪日外客統計)。東南アジア諸国の中では最多となっています。

 

 そこで、JMYSでは小規模事業者補助金を使い、新たにタイ市場向け情報発信のパッケージ商品を開発しました。タイ人向けの観光webメディアを持ち、日本全国にタイ人のライターを抱えるタイのtetelic社と連携し、地域の魅力をタイ人目線で情報を発信しています。

https://jmys.tokyo/wp-content/uploads/2024/02/jmys-brochure-july2024-A3-v4.pdf

 また、私たちはタイ市場に特化したインバウンド誘客プロモーション事業も行っています。タイ人への訪日アピール、情報発信、集客支援など、ご要望に合わせてきめ細かいサポートをさせていただきます。

今後は、更に地域にフォーカスし、コンテンツの発掘を強化し、より日本の良いところを

全世界に発信していきます!

 紆余曲折あり進めている「JMYS」ですが、、、

 名のとおり

 

 Journey Makes Your Stories.

 旅は、あなたの物語を作りだす

JMYS代表 鈴木

日本の観光・文化・食などの情報発信をしているタイ市場向け訪日 WEB メディア  「OhHoTrip (オーホートリップ)」を運営 するタイの現地企業・tetelic 社と提携し、 日本に関心を持つタイの方々へ日本の地域やお店などを紹介し誘客や消費につなげるための支援事業を行っています。 他社にはない強みとしては「タイ人ライターによるタイ人目線に基づいた情報発信」を行っていることです。日本在住のタイ 人ライターが取材に基づくリアルな言葉と表現をもってタイの方々の心に届くPRを行います。 その他タイ語 webページ・コンテンツやブロ−シャー制作、タイでのイベント設営サポート、タイ人インフルエンサーの招聘等、 ご要望に合わせて幅広くサポートさせて頂きます。


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