自動的に家族みんなが応援してくれるたった1つの仕組み
2024年3月16日（土）6時0分 ダイヤモンドオンライン
自動的に家族みんなが応援してくれるたった1つの仕組み
年収が上がらない、モチベーションが上がらない── そんな悩める人たちに「圧倒的に面白い」「共感と刺激の連続」「仕組み化・ノウハウ化がすごい」と話題なのが、森武司著『スタートアップ芸人 ── お笑い芸人からニートになった僕が「仲間力」で年商146億円の会社をつくった話』だ。FIDIA（フィディア）の森社長は、吉本のお笑い芸人引退後、4年間の引きこもりニート、家電販売員を経て仲間と起業。現在年商146億円、Financial Times「アジア太平洋地域急成長企業ランキング 未上場日本一」、「ベストベンチャー100」受賞、経済産業省選定「地域未来牽引企業」、11事業すべて黒字化、新卒500人採用、創業以来18年連続増収増益を果たした。また、素人ながら化粧品開発に取り組み、あの資生堂を抜き、アマゾン年間売上1位となった注目の経営者でもある。その秘密はデビュー作で一挙公開した「仲間力アップマル秘マニュアル」の6大奥義にあるという。今回は本書の一部を抜粋・編集しながら人生大逆転の法則を見ていこう。
Photo: Adobe Stock
社員総会に家族を招待する理由
本書で触れたように、フィディアでは、年一回の社員総会がすべての事業について理解できる機会になっている。
僕はそこに奥さんと赤ちゃん（息子）、僕の母、姉、奥さんの母、奥さんの友達とその赤ちゃんなど、可能な限り親族やその友人を呼ぶようにしている。
社員総会を見れば、今、僕が何をしているか、フィディアの業績だけでなく、今後僕らが何を成し遂げたいのか、一気に理解が深まるからだ。
もしかしたら、僕が登壇してスピーチする姿を見て、奥さんがほれ直してくれるかもしれない。 それは冗談だが、話す内容を聞いてより理解が深まることは間違いない。
赤ちゃんをだっこして登壇
社員総会のスピーチで、僕は赤ちゃんをだっこして登壇した。 社員はビックリしたと思うが、拍手喝采で迎えてくれた。
それを見た奥さん、母、姉や招待したみんなが喜んでくれた。 ちょっとしたサプライズだ。
もちろん、登壇中30分間ずっと赤ちゃんをだっこしているわけにはいかないので、途中で壇上をおり、奥さんにだっこを代わってもらった。
スピーチの途中で赤ちゃんはワンワン泣くが、「赤ちゃんの泣き声もBGMだと思って聞いてください」 と話すと、社員は拍手で理解してくれた。
こういうところもフィディアのよいところだ。 そして奥さんはよくオフィスに遊びにくる。
何十回とくるので、僕を除く役員7人全員と面識がある。 以前、役員全員の家族を呼んでバーベキューと花火鑑賞を企画したこともある。
だから僕の奥さんは役員だけでなく、役員の家族のこともよく知っている。
奥さんが会社の近くにくると、「あっ、奥さんきてますよ」と顔を見ただけでわかるくらい役員全員と仲よくなっている。
息子も役員によくだっこされ、「大きくなったな」とかわいがってもらっている。
こんな形で僕は奥さんに会社を理解してもらっているのだ。
（本稿は『スタートアップ芸人 ── お笑い芸人からニートになった僕が「仲間力」で年商146億円の会社をつくった話』の一部を抜粋・編集したものです）
