賃上げでスタッフ定着に取り組むクリニックは41.6%

2024年3月25日(月)13時46分 PR TIMES

一方で85.2%のクリニックで「人事評価制度自体が無い」実態が明らかに

クリニックのDX化を推進し、地域医療サービスの質を高める株式会社ギミック(本社:東京都渋谷区、代表取締役:横嶋 大輔)は、全国の開業医351人を対象に「スタッフの長期定着を目指すための取り組み」について調査を行いました。

調査結果によると、41.6%の開業医がスタッフ定着のための主な工夫として「賃金の向上」を挙げました。これに続く取り組みとして「休暇・休日の取得徹底」が29.3%、「労働時間の見直し」が29.1%、「福利厚生の充実」が24.2%と労働条件や待遇の改善が上位を占めています。

一方で「人事制度の明確化」や「教育・メンター制度の充実」など制度面の改善に取り組む開業医は約6%に留まっています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10559/76/resize/d10559-76-c8af37bf8fa240941d94-0.jpg ]

また別の質問ではクリニックでの人事評価制度の導入率を調査しました。その結果、人事評価制度を導入しているのは14.8%で、全体の85.2%が導入していないことが明らかとなりました。これは似たような規模の一般企業の導入率35.0%(※)と比べて、約20ポイントも低い結果となっています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/10559/76/resize/d10559-76-2cf6d266cce9d664c863-0.jpg ]

人材定着のためには、「人事制度の明確化」や「教育・メンター制度の充実」に取り組むことが重要ですが、ほとんどのクリニックではその土台となるべき「人事評価制度」がない実態が明らかとなっています。

「物価高を上回る所得増」を目指し、政府は賃上げに向けて、さまざまな施策を実施しようとしています。今後、全産業で「賃金の向上」が見込まれる状況では、「賃金の向上」だけでは、優秀なスタッフの定着を促すには十分ではないかもしれません。「人事評価制度の整備」など、「仕事に意欲的に取り組める環境づくり」の必要性がいっそう高まりそうです。

調査方法


・調査期間:2023年3月〜2024年月2末
・回答数:351人
・対象:全国の開業医
・調査方法:インターネット調査(医師専用コミュニティサイト「MedPeer」によるパネル調査)。インターネット調査後に複数のクリニックにインタビューなどの定性調査を実施。

ギミックが展開する求人サイト


「ドクターズ・ファイル ジョブズ(https://doctorsfile.jp/jobs/)」は、受付スタッフ・看護師・歯科衛生士など、クリニックスタッフ向けの医療系求人情報サイトです。ドクターズ・ファイルと連動し、クリニックの基本情報だけでなく、ドクターの紹介記事を掲載しているので、働く前に職場の雰囲気やドクターの考えがしっかりわかるのが大きなポイントです。また、求人の募集・停止がひと目でわかる「タイムレスマッチング機能」を搭載しており、病院・クリニックとユーザーの時間軸を超えたマッチングを可能にします。

会社概要


株式会社ギミック
代表取締役社長 兼 社長執行役員 CEO:横嶋 大輔
本社:東京都渋谷区南平台町2-17
https://www.gimic.co.jp/

代表の横嶋大輔が株式会社リクルートフロムエー(現・株式会社リクルート)入社後、商品企画部長、営業企画部長を歴任した後、2003年に社内独立制度を利用し、起業。クリニックのDX化によって、最も身近な地域の医療サービスの向上に貢献し、新医療文化の創造を目指しています。地域医療情報サイト「ドクターズ・ファイル」をはじめ、クリニック専用の情報共有アプリ「メディパシー」、クリニック・医療機関に特化した人材マネジメントシステム「ドクターズ・ファイル クリニコ」、医療機関従事者向け求人メディア「ドクターズ・ファイル ジョブズ」などを展開。

ドクターズ・ファイル: https://doctorsfile.jp/
メディパシー: https://medipathy.doctorsfile.jp/
ドクターズ・ファイル クリニコ: https://clinico.doctorsfile.jp/
ドクターズ・ファイル ジョブズ: https://doctorsfile.jp/jobs/

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