株式会社みんがくが、数学的性能で世界第1位を獲得した数学特化の生成AIを開発したMathpresso社との戦略的パートナシップ業務提携を発表

2024年4月2日(火)17時16分 PR TIMES

教育×生成AIをテーマに教育サービス開発を手掛ける株式会社みんがくは、数学AIアプリ「QANDA」を運営するMathpresso社と提携し、数学分野での生成AI活用を強化する方針を発表しました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79497/51/79497-51-39ab920521e5f0417389046e54a0ae82-1600x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社みんがくが、数学的性能で世界第1位を獲得した数学特化の生成AIを開発したMathpresso社との戦略的パートナシップ業務提携を発表
 株式会社みんがくは、アジア最大のAIベース学習プラットフォーム「QANDA」の運営会社であるMathpresso社と、戦略的パートナシップ業務提携を締結いたしました。Mathpresso社は、数学的性能で世界第1位の生成AIモデル「MathGPT」を開発したグローバルEdTech企業です。Mathpresso社は、Google、ソフトバンクベンチャーズアジアとの資本提携(累計資金調達は約190億円)を結び、50カ国以上で9000万人以上の登録ユーザーを集め、日本でも、Mathpresso社の運営する質問応対サービス「QANDA」がアプリダウンロード数で学習アプリ部門、第1位を獲得するなど、中学・高校生の学習アプリとして定着しています。
■背景
 株式会社みんがくは、オンライン自習室サービスを始め、さまざまな家庭学習支援サービスの開発・運営しています。その中で、家庭での学習中に疑問点が生じた場合、その場で質問できる体制を模索してきました。昨年来の生成AIの台頭を機に、学習塾や学校の先生が、各教育現場に合わせてカスタマイズできる「スクールAI」をリリースし、チューニングを重ね、生成AIによる家庭学習中の質問応対の可能性を探ってまいりました。その結果、数学分野以外の教科は高い精度のアウトプットが出せるようになりました。しかし、数学分野だけは、生成AIの性質上、生成AIの汎用モデルのカスタマイズでは限界があり、精度が低いという課題がありました。そこで、数学分野を強化するため、数学的性能で世界第1位の評価を獲得した生成AIモデル「MathGPT」を開発したMathpresso社との提携を推進することとなりました。
■Mathpresso社にとっての提携の意義
 Mathpresso社は、日本でも、C向け質問応対サービス「QANDA」がアプリダウンロード数で学習アプリ部門、第1位を獲得するなど実績を積み上げてきました。そこで、日本における教育業界特化型のサービスを展開し、生成AI活用にも知見のある株式会社みんがくと提携し、共同開発および販売促進をすることで、B向けサービス展開という新たなチャレンジに邁進することとなりました。
■戦略的パートナシップ業務提携の概要
 既に、Mathpresso社と株式会社みんがくは、学習塾や学校などB向けサービスの基盤として、UI/UXに定評のある「みんがく」上で、Mathpresso社が開発した生成AIチューターサービス「Qutor(キューター)」の学習ログ閲覧が可能となるカスタマイズ開発を進めています。現在、5月初旬のリリースを予定しています。今後、Mathpresso社の数学AIにおける技術力と株式会社みんがくの教育業界における知見とノウハウを掛け合わることで、日本の教育市場に大きなインパクトを生み出していく方針です。
■ MathGPTが世界一位を獲得した理由
 一般的に、大規模言語モデルの特性上、生成AIは数学において、他分野よりもハルシネーション(幻覚)と呼ばれる誤った解答を生成しやすい傾向があります。そのため、数学に強い生成AIモデルが教育現場では求められています。そのニーズに基づき、Mathpresso社が開発したMathGPTは、「MATH」(高校数学)、「GSM8K」(小学校数学)など数学的性能を評価するベンチマークにおいて、歴代記録保有者であるMicrosoft社の「ToRA13B」を抜き、13B以下モデルの中で世界1位の評価を受けました。実際に、MathGPTは、Mathベンチマークで高性能のGPT-4を上回っています。(2024年1月時点)
 このような好成績を収めることができた理由として、長年にわたる数学AIに特化したサービスで培った技術力に加え、質問応対サービス「QANDA」は、毎日1千万件の問題検索を通じて、60億件以上の膨大な学習データを蓄積しているということが挙げられます。この膨大な学習データに基づき、チューニングを行うことで飛躍的に数学分野での精度が高まったと言えます。
■代表者メッセージ
株式会社Mathpresso Japan 日本ビジネス責任者 平野貴之
「Mathpressoは、学習アプリ「QANDA」を通じて学生の疑問解決を支援してきましたが、日本市場ではB向けサービスの展開に課題がありました。株式会社みんがくとの提携は、この新たな市場への扉を開く鍵です。この提携により、数学学習における生成AIの力を最大限に活かし、学習体験を革新します。私たちの技術とみんがくの教育への深い理解が融合し、教育の質を変革し、学びの未来を創造していきます。」

株式会社みんがく 代表取締役 佐藤雄太
「私たち株式会社みんがくは、教育×テクノロジーで、教育の質を高めることをミッションとしています。教育業界でいち早く、生成AIの技術を取り入れたサービスを開発し、学習をより効果的にサポートする解決策を提供してきました。そして、数学AIに特化した高い専門性を持つMathpresso社との提携により、私たちのサービスはさらに次のレベルへと進化します。数学における学習の質と効率を大きく向上させ、学びの可能性を広げていくことを約束します。」
■ Mathpresso社について
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Mathpresso社が提供する「QANDA」は、Googleやソフトバンクベンチャーズアジアの支援を受け開発された、小学生・中学生・高校生、それぞれに合わせたAIパワー学習プラットフォームです。 先端光学文字認識(OCR)技術を活用し、写真から文字と数学の方程式を認識し、深層的なソリューションとパーソナライズされた学習コンテンツを提供します。 設立以来、QANDAは50カ国以上で9000万人以上の登録ユーザーを集め、この他にも、「QANDA Study(ライブ講義システム)」、「QANDA Tutor (1:1オンライン家庭教師)」、「QANDA Adaptive(個別最適化のためのAIサービス)」などのサービスも展開し、グローバルな総合教育プラットフォームとして進化を続けています。
■ 株式会社みんがくについて
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79497/51/79497-51-9060b22f89aa089b92ca15933fe2d83d-1108x428.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]「次世代の教育のスタンダードを創る」株式会社みんがく
株式会社みんがくは、「次世代の教育のスタンダードを創る」をビジョンに掲げ、「教育×テクノロジー」をテーマに現場課題と向き合う会社です。もともと、全国の教育者が協力して運営していた合同オンライン自習室から始まったプロジェクトが発展し会社となりました。その後も、教育サービスの開発事業、教育機関へのコンサルティング・研修事業、教育メディア事業など「教育×テクノロジー」を軸に幅広く事業を展開しています。
https://mingaku.net/
■本件に関するお問い合わせ
株式会社みんがく 
担当 佐藤 
MAIL: info@mingaku.net

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