Green Carbon株式会社は、JIRCASが代表機関を務めるSATREPSの 協力機関として参画し、カンボジアでの水田の温室効果ガス排出削減PJを開始

2024年4月2日(火)17時16分 PR TIMES

5年間で水田水管理システムの確立と温室効果ガス排出削減技術の開発と社会実装を目指す

Green Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下Green Carbon(読み;グリーンカーボン))はこの度、 JIRCAS(国際農林水産業研究センター、以下JIRCAS)が研究代表機関を務める*¹SATREPS( Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development 、以下SATREPS)の協力機関として参画し、カンボジアでの水田水管理システムの確立による温室効果ガス排出削減技術の開発と社会実装を目指すプロジェクトを開始したことをお知らせします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117956/57/117956-57-fe56cf6e3c075634111413f2900fc3a4-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]出典:(2024年3月26日)科学技術振興機構(JST)」
◆SATREPSプロジェクト概要
〇プロジェクト名
トンレサップ湖西部水田における広域的水田水管理システムの確立による温室効果ガス排出削減技術の開発と社会実装

〇パートナー
カンボジア側:
【実施機関】王立農業大学、カンボジア工科大学

日本側:
【研究代表機関】国際農林水産業研究センター
【共同研究機関】農業・食品産業技術総合研究機構、東京学芸大学、 東京農業大学、北海道大学、九州大学
【協力機関】国際農林業協働協会、株式会社クボタ、Green Carbon株式会社、アースシフトグローバル・アジア合同会社

〇引用リリース
https://www.jircas.go.jp/ja/reports/2024/r20240402
(出典:国立研究開発法人 国際農林水産業研究センターJIRCAS HP)

◆協力機関としての参画背景
Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、水田、牛のゲップ削減、森林保全、植林、バイオ炭プロジェクトなど幅広く展開しております。中でも水田の*²間断灌漑(AWD)によるメタンガス削減とカーボンクレジット創出プロジェクトは、フィリピン、ベトナム、タイで大規模展開を実施しており、東南アジアでの展開ノウハウを保有しております。上記背景を踏まえ、JIRCASからカンボジアでのSATREPSのプロジェクト展開を進めていく上で、Green Carbonの自然由来のカーボンクレジット創出のノウハウを活用したい意向をいただき、協力機関として参画する運びとなりました。

◆Green Carbon 株式会社
代表者   :代表取締役 大北 潤
所在地   :東京都港区赤坂5-2-11 IsaI AKASAKA607
設立    :2019年12月
事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL    : https://green-carbon.co.jp/ ◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、カーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しています。その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。中でもメインで進めている水田のメタンガス削減によるカーボンクレジット創出プロジェクトでは、*³日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約50,000haに拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。

*¹SATREPS
Science and Technology Research Partnership for Sustainable Developmentの略称で、科学技術と外交を連携し相互に発展させる「科学技術外交」の一環として、地球規模の課題解決を目指す国際共同研究を推進しています。
https://www.jst.go.jp/global/

*²AWD:間断灌漑(AWD: Alternate wetting and drying )は水田の水位を目安に、数日おきに入水と自然乾燥を繰り返すという手法になります。間断灌漑(AWD)の場合、連続的な入水に比べ、水使用量を削減することができ、水資源の保全にも寄与します。

*³:日本初・最大規模の水田クレジット認証を取得 
農林水産省、2024年度1月26日発表情報に基づく
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/240126.html

関連リリース:日本初・最大規模の水田クレジット認証を取得水田の中干し期間延長によるJ-クレジットを本日より販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000117956.html
※稲作コンソーシアムの参画状況は、合計約15,000ha以上の水田農家様、約230社以上の企業・農業法人様が参画しています。(2024年3月末日現在)

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