“アトツギ”が社長になる前にやるべき5つのこと、「カッコイイ事業承継」の伝道者が指南

2024年4月3日(水)7時30分 ダイヤモンドオンライン

“アトツギ”が社長になる前にやるべき5つのこと、「カッコイイ事業承継」の伝道者が指南

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(写真はイメージです)Photo:PIXTA

連載『「事業承継」イノベーションが企業を救う』第4回は、これから事業承継を控えている後継ぎたちに向けて、社長になる前にやっておきたいことを“後継ぎたちの応援団長”が指南する。先代の協力なくしてできないことも多々ある。ぜひ親子で準備してほしい。(取材・文/フリーライター 東野りか、ダイヤモンド・ライフ編集部)

受け継いだ経営資源をベースに社会に新たな価値を生み出す

「家業で新しいビジネスを始めることに魅力を感じている、若い後継ぎたちは確実に増えてきています」と語るのは、一般社団法人ベンチャー型事業承継代表理事の山野千枝氏。時代の変化とともに、「家業」をアップデートした新ビジネスで成功している“かっこイイ”二代目、三代目の台頭もあり、昔ながらの事業承継のイメージは変わってきているという。

 山野氏は、中小企業の後継ぎ(承継予定者)を対象に、新規事業開発や業務改善の支援を行っている。いわば、後継ぎたちの応援団長。「アトツギファースト」というオンラインコミュニティーを運営し、多くの後継ぎたちと交流し、悩みを聞いてきた。

 彼女が提唱する「ベンチャー型事業承継」とは、先代から受け継いだ経営資源をベースにしながら新規事業を起こしたり、業態転換、新市場参入など、新たな領域に挑戦したりすること。企業を存続させるとともに、社会に新たな価値を生み出すことを目指す。

 これまで事業承継については、事業をバトンタッチする側の危機感や苦労話ばかりが語られていたきらいがある。しかし、本来重きが置かれるべきは、バトンタッチされた側がその後どのように会社を発展させていくかという「未来志向」の視点だろう。山野氏に、円滑に事業を引き継ぎ、新しい“ワクワク”を生み出せる経営者になるため、後継ぎとしてやっておくべきことを聞いた。


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