バラバラだった社内が一つにまとまる「仲間力アップマル秘マニュアル」6大奥義とは?

2024年4月5日(金)6時0分 ダイヤモンドオンライン

バラバラだった社内が一つにまとまる「仲間力アップマル秘マニュアル」6大奥義とは?

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年収が上がらない、モチベーションが上がらない── そんな悩める人たちに「圧倒的に面白い」「共感と刺激の連続」「仕組み化・ノウハウ化がすごい」と話題なのが、森武司著『スタートアップ芸人 ── お笑い芸人からニートになった僕が「仲間力」で年商146億円の会社をつくった話』だ。FIDIA(フィディア)の森社長は、吉本のお笑い芸人引退後、4年間の引きこもりニート、家電販売員を経て仲間と起業。現在年商146億円、Financial Times「アジア太平洋地域急成長企業ランキング 未上場日本一」、「ベストベンチャー100」受賞、経済産業省選定「地域未来牽引企業」、11事業すべて黒字化、新卒500人採用、創業以来18年連続増収増益を果たした。また、素人ながら化粧品開発に取り組み、あの資生堂を抜き、アマゾン年間売上1位となった注目の経営者でもある。その秘密はデビュー作で一挙公開した「仲間力アップマル秘マニュアル」の6大奥義にあるという。今回は本書の一部を抜粋・編集しながら人生大逆転の法則を見ていこう。

Photo: Adobe Stock

僕が役に立ちたい人

 僕は高校卒業後、吉本のお笑い芸人なったが、志半ばで引退。その後、4年間の引きこもりニートになった。

 そして仲間たちの手紙を読んで一念発起。 家電販売店で働いた。そこから仲間と起業し、次々と面白い11事業を生み出した。

 僕は、次のような人たちの役に立ちたいと思っている。

◎夢に破れ、何もかも失った人◎長年、学歴コンプレックスに悩み続けている人◎「いつか見てろよ」と大逆転人生を送りたい人◎純粋に「ガソリン本」を読んで、強烈にモチベートされたい人◎仲間と起業したいが、まわりから「絶対失敗するからやめておけ」と言われている人◎化粧品製販の素人が資生堂を抜き、アマゾン年間売上1位になった秘密を知りたい人◎人生100年時代、「仲間力」を身につけ、定年後から新たな道に踏み出したい人◎若い人のマネジメントに悩み、解決策を探している人◎スタートアップ業界に興味がある人◎人材不足で優秀な人を採りたいが、なかなかうまくいかない人◎「絶対無理」と言われる「超・格上の人」をヘッドハントしたい人◎せっかく「ダイヤの原石」を採用したのに、すぐ辞められてしまう会社の人◎新卒、中途の育成方針が定まらず、OJTという名の放置プレーが続いている人◎家族に仕事への理解が得られず、仕事と家庭円満の両立ができていない人◎少しでも社内の結束力を高めたい人◎社員も顧客も取引先もみんな仲間にしてどんどん業績を上げたい人

 どれか一つでも当てはまったら、本書やこの連載が活きてくるだろう。

 今は暗闇でも、必ず光明が見えてくるはずだ。

「仲間力アップマル秘マニュアル」の6大奥義とは?

 僕は、仲間とスタートアップし、人生が大きく変わった

 高卒でNSCに入り、社会人経験もないままニートになって人生をあきらめた。 でも、ある日、号泣しながら仲間からの手紙を読み、復活のスタートをはたした。

 それから現在までコツコツと「仲間力」を磨いてきた。 そこで体系化されたのが、次の「仲間力アップマル秘マニュアル」の6大奥義だ。

 まず、仲間を集めた。 徐々に事業が拡大するにつれ、新卒も中途も必要になった。 本当にきてほしい人にきてもらうには、相手の心にワクワクのタネをまき、じっくり水をあげる。

 この方法で僕たちは元デロイト トーマツ コンサルティング(以下デロイト)の若手エース、元デロイトの9割打者、ずば抜けたIQを持つ銀行マン、孫正義さんと北尾吉孝さんから絶大な信頼を得た金融マンを仲間にすることができた。仲間を集めるときには、報酬以上に大切なものがあるのだ。

 次に、仲間を見極めた。 誰しも優秀な人と仕事がしたいと思う。だが、なかなかうまくいかないものだ。 人を見極めるコツは3つある。 「能力」「情熱」「人間性」だ。 この3つをどうやって見極めるかだ。

 3番目に、仲間を成長させた。 これからの時代、社員一人ひとりが成長を実感することが大切だ。 だが、どの会社の上司も部下も互いに牽制して、言いたいことが言えなくなっている。 どんなに優秀な新卒や中途を採用しても育成で失敗し、「ダイヤの原石」を活かせない会社は多い。 一体どうしたら、「この会社に入ってよかった!」「心底成長できた!」と言ってもらえるか。上司も部下も自動的に成長するしくみを開発した。

 4番目に、仲間との絆を深めた。 多くの会社では、現場で実績を上げた一流プレーヤーが管理職になる。 だが、一流プレーヤーが一流マネジャーになるとは限らない。 今こそ、人間の本質に立ち戻る必要がある。大切なのは「」だ。

 仲間との絆が強ければ強いほど、どんな困難でも乗り越えられる。 僕らは徹底的に仲間との絆を深めるしくみを開発した。 社員総会や社員旅行などで絆を深めつつ、役員同士が仲よくなるしかけや、社員の声で会社がよくなるしくみを開発した。

 5番目に、顧客を仲間にした。 実は、仲間は社内だけでなく、「社外」にもいる。 顧客を味方にすることで、アマゾン、楽天などの高評価レビューが増え、低評価レビューが減れば、新規の顧客がどんどん購入する好循環が生まれる。

 最後の6番目に、取引先を仲間にした。 ほとんどの企業には存在しないと思うが、僕らは取引先との関係をよくすることに特化した役員が一人いる。当社の役員の一人である橋本雄一だ。 橋本はコミュニケーションのスペシャリスト「執行役員・CRO(最高リレーションシップ責任者)」として、各企業のキーパーソンと一日2回(平日)会食をしている。

 なぜ、そこまでやるのか。 そして、なぜ圧倒的な成果を出しているのか。 小さな会社でも、やるかやらないかで圧倒的な差がつく。 ぜひやってみてほしい。

(本稿は『スタートアップ芸人 ── お笑い芸人からニートになった僕が「仲間力」で年商146億円の会社をつくった話』の一部を抜粋・編集したものです)

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