nook株式会社、東京大学協創プラットフォーム開発の支援プログラム「1stRound」支援先に採択

2024年4月10日(水)11時16分 PR TIMES

AI×アパレル二次流通のnookが、国内最大規模の研究発スタートアップ支援プログラムに採択

nook株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:熊澤龍生、以下「nook」)は、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 植田浩輔、以下、「東大IPC」)が運営する国内最大規模を誇る複数大学共催の起業支援プログラム「1stRound」の第10回支援先として採択されました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140930/1/140930-1-c6e8fd3625bd6b4f97087b83e13c18c1-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アパレル消費の巨大な変化「二次流通」を前提としたECプラットフォーム
nook株式会社はアパレル二次流通とAI研究をバックグラウンドに持つメンバーで構成されるスタートアップです。

Z世代を中心に、アパレル消費の当然の選択肢になりつつある二次流通は、服の廃棄やリサイクルの難しさという供給面からも、今後の更なる拡大が見込まれています。しかし、中古服のEC体験は、90年代後半のオークションサイトの体験から大きく変わらず、元から欲しかった商品を検索して購買する形でしか快適な購買が難しいのが現状です。結果、店舗では当たり前な、有名でない服の取引が、オンラインでされることが難しくなっています。

一次流通アパレルのECを一般的なものにしたのは、欲しい服と出会う起点となるSNSの存在です。nookは二次流通においても、AI技術を活用することで、その価値をスケーラブルに再現して中古服のEC体験を大幅に改善します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140930/1/140930-1-c3f98eb247cfdc7d93a5c2906d5c6309-972x682.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]nookが開発するサービス
nookは、ReListという古着発見アプリを開発しています。ファッション向けにファインチューニングされたAIモデルを基盤としたレコメンドエンジン(特許出願済)を活用し、SNSのような感覚で、買いたくなる中古服と出会う体験を作ります。

同社の事業はIPA主催の未踏アドバンスト事業として選出され、経産省主導のJ-starX Franceに採択されるなど、技術力とグローバル展開の可能性を評価されています。

採択総評
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 1stRound Director 長坂 英樹氏の総評
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140930/1/140930-1-57e301edd249ab40008b5ca989181b70-1976x1406.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 長坂氏
"古着市場はSNS、フリマアプリ含むEC市場の台頭、周りとの差別化による個性の重視等、そして、環境問題への懸念から特にZ世代含む若い世代の消費者を中心に拡大を続けておりますが、まだ一般化までは至っていない状況です。古着市場の成長におけるボトルネックは、中古品であることと多種少量であるという特徴から、1品ごとの販売マーケティングにコストをかけづらいこと、並びに販売時にトレンド性を取り込みにくい点が主にあります。nookは、最適化されたAIとSNSライクなトレンド性を兼ね備えたプラットフォームサービスを提供することにより、誰にでも古着を簡単かつ最適に売買できる体験を提供することで、爆発的に古着市場を拡大させていく取り組みを進めるチームです。アパレル産業として環境対策の必要性が叫ばれる中で、製品製造の「動脈側」としては「地球環境に配慮したエコ素材へのシフト」や「過剰在庫の軽減」などの取り組み拡大している一方、利用後の服飾製品を回収しリサイクルする「静脈側」の産業はまだ発展途上といわれています。nookはそのような「静脈側」からアパレル産業全体に変革を起こすサービスに成長することを期待しています。"
nook株式会社 熊澤龍生代表 コメント
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140930/1/140930-1-7628741c819ffffed49d33f1529297d1-1666x1172.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]nook株式会社 熊澤氏(右)池田氏(左)
"弊社のチームと産業へのインパクトの可能性を評価していただけたこと、とても光栄に思います。1stRoundの支援を最大限に活かし、事業成長に尽力していきます。まずは採用強化ですね、一緒に未来の消費を作る仲間を集めたいです。弊社はDeepTech×DeepFashionを掲げています。ディープテック級の研究開発の意思を持ちつつも、市場リスクも背負って新たな消費を開拓していきます。関心を持ってくださった方は是非ともご連絡ください!!"
技術シーズの社会実装を支援、国内初、大学横断・Non-Equity型最大規模の起業支援プログラム
「1stRound」は、大学に関連する優れた技術や着想の事業化、社会実装を支援する国内最大の大学横断型インキュベーションプラットフォームです。初動を加速させるためのNon-Equity資金支援をはじめ、その事業価値が算定可能な事業体・スタートアップとなるためのハンズオン支援を行うべく、2017年より東京大学を母体に「起業支援プログラム」としてスタートしました。2019年より名称を「1stRound」とし、コーポレートパートナーの参画も得たコンソーシアム形式で展開、その後国立・私立大学が参画し、国内最大規模を誇る共催プログラムへと進化しています

過去採択企業の資金調達成功率は約90%以上、大手企業との協業も拡大
「1stRound」では、過去8年、累計85チームを採択し、会社設立・資金調達を支援してまいりました。支援後1年以内の資金調達成功率は約90%以上、大型助成金の採択率50%以上を達成しております。また、コーポレートパートナーを中心とする大手企業との協業関係の創出にも注力しており、各回半数を超えるチームが協業に至っております。採択企業とコーポレートパートナーをはじめとする様々なステークホルダーを繋げ、双方の知見を活かしたより良いスタートアップ創出のためのコミュニティの醸成とともに、技術シーズを活用したスタートアップビジネス促進の加速を目指します。
また、関連大学の起業家教育プログラムとの連携により、全採択数のうち再応募からの採択は20~25%を占めており、アカデミアからの起業をより後押しする、エコシステム構築を目指しています。
「1stRound」:https://www.1stround.jp
関連リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000025017.html

nook株式会社
概要:
”一隅を照らす”をミッションに、2023年に創業したスタートアップ。
AIの力を活用し、ロングテールコンテンツと需要を繋ぐことで、個性がそのままで価値が発揮される社会の実現を目標とする。現在は、その代表であるアパレル二次流通市場をAIの力で改革することを目指し、古着発見プラットフォームReListを運営。
所在地:東京都渋谷区
代表者:熊澤龍生
設立:2023年9月
URL:https://nooknook.jp/
サービスサイト:https://www.relist-app.com/
email:relist.nook@gmail.com
wantedly:https://www.wantedly.com/companies/company_1912108

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