DataLabs、東京都の「新事業分野開拓者」に認定

2025年4月18日(金)10時46分 PR TIMES

3DインフラマネジメントシステムHatsulyにより、補修工事に関する発注者業務時間を最大80%削減

DataLabs株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:田尻 大介、以下DataLabs)は、このたび東京都の現場対話型スタートアップ協働プロジェクトテーマ『先端技術を活用した港湾施設の図面・施設台帳の自動生成による補修工事業務の効率化』の成果により、「新事業分野開拓者」認定されたことを報告いたします。
この認定により、認定期間中、東京都の機関は競争入札によらない随意契約で当社認定サービスを購入・使用することが可能となります。
【課題と背景】
日本各地の自治体において、老朽化するインフラ施設のメンテナンス業務における共通課題として、施設管理図面がない、あるいはあっても更新できずに情報が古いままであることなどが挙げられます。これにより、点検・補修業務が非効率化し、時間・コストが発生する状況となっています。
東京都港湾局様においても、係船柱、防舷材といった一部の付属施設については最新の管理図面が存在せず、補修工事発注のたびに作図等の資料作成業務に時間を要している状況にありました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/50/83637-50-a57a6a427375ee285aef7f356f7de364-637x378.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]実証開始時のテーマ
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/50/83637-50-f77922162c3bdf3df374deeafbacca6a-776x538.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]実証後の成果概要
【取り組み内容と成果】
本取り組みでは、図面作成前に実施していた港湾施設の計測作業をLiDAR搭載のiPadを用いた点群データ取得に置き換えました。また、取得した点群データをもとに、弊社プロダクトHatsulyにて、図面や必要な数量情報を自動で生成し、従来方法と比較を行いました。結果として、計測から作図、数量算出までの業務プロセスを大幅に効率化し、作業時間を従来比で最大80%削減(※)することが確認できました。さらに、生成された3Dデータを共有・利活用することで、発注業務や補修作業に携わる事業者も含めて業務改善効果が期待できることを確認しています。
※:発注図面作成作業は含まない
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/50/83637-50-856bb0343c3bb7fa07413025789f23be-2048x902.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]図1:従来方法との業務プロセスの比較
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/50/83637-50-59783c5e76405a62ebc5d780abfb0f83-1436x532.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]図2:計測の比較(左:従来方法 右:改善後)   改善後は広い補修対象を1人で一気にデータ取得していくことが可能
取り組みと結果に関する詳細はこちら
▶ https://dialogue-startup.metro.tokyo.lg.jp/
【Hatsulyの概要】
「Hatsuly」は、橋梁などの様々なインフラ補修工事における調査、表面被覆工・剥落防止工・断面修復工における出来形検査など検測の効率化、図面の自動作成等が行えるシステムです。スマホやタブレットで取得した3次元データを利用して、クラックの延長、面積の算出、はつり深さ、体積等を自動算出し、帳票・図面を作成できます。3次元データや帳票を受発注者間で共有することや出力することも可能です。インフラ補修工事の調査・設計・施工において、大幅な省力化を実現することが出来ます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/50/83637-50-a38a32d4867676f5be5d84c9383807e5-882x357.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/50/83637-50-bc7f69cdb2a68da94a4d7d9b83c11a6b-1156x647.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Hatsulyサービスサイトはこちら :
https://hatsuly.datalabs.jp/?hsCtaAttrib=153288640310
【今後の展望】
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/50/83637-50-95fa4fa2effe03cb7638cf9336bf7729-1600x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
今後、港湾局様以外でも同様にHatsulyによる各局様の課題解決の実現を目指してまいります。
【将来的なHatsulyの提供価値と役割(将来ビジョン)】
DataLabsが提供するプラットフォーム「Hatsuly」を中心にメンテナンスサイクルを構築することで、以下の効果を実現し、自治体様などのインフラオーナー、施工者双方が直面する人手不足やコスト逼迫の課題解決に寄与します。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/50/83637-50-62bda32a60d377d1cca76b81d6fcbd11-1945x930.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
- インフラオーナーと調査・点検、補修設計、補修施工業者が常に最新の情報を共有・参照可能となり、文書・写真管理やコミュニケーションにかかるコストを大幅に削減。
- 最新情報から任意の2D図面や数量情報を即時に自動出力し、発注・設計・出来高管理など各種保守業務での作業工数削減に貢献。

【Hatsulyご紹介ウェビナーのご案内】
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/50/83637-50-00e674aad67b4f28c69ae0b9da0fcc69-1112x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
5月21日(水)14時からHatsulyユーザー様であるIHIインフラ建設様と共同ウェビナーを開催予定です。
本ウェビナーでは、点群やデジタルツールを用いた省力化・効率化として、3Dインフラ補修システムHatsulyを活用した事例について、IHIインフラ建設様にご講演いただきます。
IHIインフラ建設様は、断面修復工にてHatsulyを活用いただき、大幅な省力化・効率化につなげていただいております。
お申し込みはこちら :
https://share.hsforms.com/1knmuntKlSpSRCzWurSS89gddydr申込は上記のURLからお願いします。

【会社概要・お問い合わせ】
【DataLabsとは】
DataLabs株式会社は、「3次元データで建設業を変革する」をミッションに掲げ、あらゆる建設業務を効率化するクラウドシステムの提供を行うスタートアップ企業です。3次元配筋検査システム「Modely」や「Hatsuly」を開発・提供しています。


【DataLabs株式会社 会社概要】
社名:DataLabs株式会社
所在地:東京都中央区日本橋小舟町8-6
設立 :2020年7月
代表:代表取締役 田尻 大介
URL:https://datalabs.jp/


お問い合わせ先
DataLabs株式会社
広報担当
yayoi.itaya@datalabs.jp

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