日経平均続落、終値372円安の3万7755円…減益予想相次ぎ自動車株の下落目立つ
2025年5月15日(木)15時38分 読売新聞
東京証券取引所
15日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前日比372円62銭安の3万7755円51銭だった。2営業日連続で値下がりした。
外国為替市場の円相場で円高・ドル安が進行し、業績に影響する輸出関連銘柄が売られた。特に26年3月期の業績見通しで減益予想が相次いだ自動車株は、米関税政策による事業環境の厳しさが意識され、下落が目立った。
日経平均は14日も値を下げたが、4月下旬から上昇傾向にあり、投資家の間では当面の利益を確定する動きが続いた。日経平均は一時、約500円下落した。
東証株価指数(TOPIX)は24・33ポイント低い2738・96。