「3カ月で23キロ減」「ウエスト10センチ減」の効果…アラフォー女性が"骨盤の歪み"をとるために始めたこと
2025年5月17日(土)10時15分 プレジデント社
かつて自分を見失いかけたSAYAKAさんは、バランスボールに出会って人生を取り戻したという。 - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
※本稿は、SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
かつて自分を見失いかけたSAYAKAさんは、バランスボールに出会って人生を取り戻したという。 - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
■「アラフォー」の厳しい現実…
アラフォーになった途端、これまで着ていた服が急に似合わなくなったり、若いころに着ていた服が全然入らなくなってしまったり……。どれだけメイクしてもばっちりヘアスタイルを決めても、それだけでは取り繕(つくろ)えないのが現実です。
さらにアラフォーの場合、ダイエットをしても、ただ体重が落ちただけでは、不健康そうに見えてしまい、かえって老けて見えてしまうということもあります。
アラフォーに必要なのは、美しい姿勢、適度な筋肉、肌と髪のツヤ、そしてなんだか幸せそうなゆとりのあるオーラではないでしょうか。
■「跳ぶだけ」で内面から若々しいオーラが湧き出る
今回、美やせインストラクターである私、SAYAKAが考案した「エイジングケアプログラム」は、1日たった10分で、ボディラインだけでなく、ホルモン分泌や自律神経のケアといったインナーケアにまでアプローチするもの。内面から湧き出る若々しいオーラが、「跳ぶだけ」で叶います。
SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社)
アラフォーママが痩(や)せない原因のひとつに骨盤の歪みがあります。バランスボールエクササイズは骨盤のゆがみをとるのに最適です。
骨盤の歪みをとることで、スルスル痩せて3カ月で−23キロを達成した生徒さんもいます。
また、美脚やくびれといったママたちが渇望する部位に特化しているのもこのエイジングケアプログラムの特徴です。ウエスト−10センチを実現し、老け見えさせる“もっこり背中と肩”を卒業してください。
家事に育児に仕事にと忙しい毎日だと思いますが、1日10分だけ、自分に向き合う時間を作って、理想の自分を目指して跳んでみてください。
■エイジングケアプログラム①
有酸素運動「お尻フリフリ」
それでは、実際にエイジングケアプログラムを行っていきましょう。
本稿では「有酸素運動」と「筋トレ」と「ストレッチ」のメニューを1つずつ、さらに「有酸素運動」と「筋トレ」は、それぞれの動きの応用編のような「チャレンジメニュー」を1つずつ紹介します。
最初は有酸素運動です。「お尻フリフリ」というメニューでは、腰を揺らして骨盤の歪みをケアし、整えていきます。
まずは腰の左側をクイッと引き上げた状態でポンポンと跳びます。左側の腰骨を上にクイッと上げるイメージです。上半身は傾けず、まっすぐな状態をキープして跳びましょう。(写真①②)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真① 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真② 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
続いて、腰の右側も同様に引き上げた状態で跳びます。(写真③④)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真③ 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真④ 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
左右2回ずつ交互に引き上げるように骨盤を動かしながら、4分間を目標に行いましょう。
■チャレンジメニュー:お尻フリフリ&腕しぼり
「お尻フリフリ」の動きに慣れてきたら、応用編として「お尻フリフリ&腕しぼり」というチャレンジメニューにもトライ。
「お尻フリフリ」の動きに、手を左右に広げて腕をひねる動作を加え、二の腕の引き締めにもアプローチしていきましょう。(写真⑤⑥)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真⑤ 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真⑥ 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
■エイジングケアプログラム②
筋トレ「ボールプランク」
つづいては筋トレです。「ボールプランク」というメニューでは、お腹周りの筋肉を中心に、全身の筋肉を鍛え、体幹を強化していきます。
マットの上に両ひざで立った状態から、ボールの上に両ひじを乗せます。かかとは立てた状態で、ひじは肩の真下にくるように、ボールの中央より少し手前側に乗せましょう。(写真⑦)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真⑦ 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
ひざをマットから浮かせて、ひじとつま先だけで体を支えましょう。お腹にグッと力を入れて、背中から脚までが一直線になるように体を支えたら、この状態を10秒間キープします。(写真⑧)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真⑧ 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
■チャレンジメニュー:ボールプランク&片足浮かせ
「ボールプランク」の動きに慣れてきたら、応用編として「ボールプランク&片足浮かせ」というチャレンジメニューにもトライ。
プランクの姿勢をキープしたまま、左右交互に足を浮かせて腹筋への負荷を高めます。ややハードなので、2分間を目指して頑張りましょう。(写真⑨⑩)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真⑨ 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真⑩ 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
■エイジングケアプログラム③
ストレッチ「上半身回し」
最後はストレッチです。「上半身回し」というメニューでは、首から背中にかけての筋肉をゆるめるほか、股関節の詰まりを取り、動きやすく整えていきます。
ボールに座った状態で、脚を大きく開きます。一度大きく息を吸ったら、両手を組んで上にのばし、大きく息を吐きましょう。(写真⑪)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真⑪ 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
背中、二の腕、股関節周りが気持ちよくのびていたらOKです。1分ほどキープして、しっかりとのばしましょう。
■上半身を左右にぐるっと周回させる
つづいて、長く息を吐きながら、下半身はそのままで、上半身だけぐるっと1周回します。
右回り、左回りと順に、2分間行いましょう。(写真⑫⑬⑭)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真⑫ 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真⑬ 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
写真⑭ 出典=SAYAKA『バランスボール「美やせ」革命』(プレジデント社) - 撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
いかがでしたか。1日10分、理想の自分をイメージしながら、楽しく取り組んでみてください。続けることで、必ず体が変わります。
----------
小田 早矢香(おだ・さやか)
美やせインストラクター
バランスボールを活用した独自の「美やせプログラム」で、女性を美しく健康な身体に導く専門家。解剖学、運動生理学、栄養学、整体術を用いたプログラムこれまで5000人以上に提供し、99%が結果を出している。公式インスタグラムはフォロワー2.8万人を超え、「美やせプログラム」は募集の度に満員で予約待ちの人気プログラムに。人気急上昇中の「新・美のカリスマ」。
----------
(美やせインストラクター 小田 早矢香)