CHINAPLAS 2024: BASFとLi-Ning社、Elastollan® TPUを用いた完全リサイクル可能なコンセプトシューズを共同開発

2024年4月22日(月)16時0分 Digital PR Platform



BASF出展: CHINAPLAS 2024、上海ナショナルエキシビション&コンベンションセンター、ホール7.2 ブースC42


※この資料は2024年4月18日に中国で発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はCHINAPLAS 2024にて、 中国のトップスポーツブランドであるLi-Ning社(以下、リーニン社)と共同で開発した100%リサイクル可能な熱可塑性ポリウレタンElastollan®(TPU)を使用したコンセプトシューズを発表します。

このすべてTPUで製造された靴は、Elastollan®という高性能素材を使用しており、デザインの自由度が高く、軽量で快適性に優れています。さらに、耐久性や滑りにくさなどの優れた機械的特性も備えています:


アッパー用Elastollan® Freeflex™シリーズ:Freeflex™ TPUは、TPUフィルムおよびミッドソールに対して優れた接着性を提供し、同時に優れた耐摩耗性も備えています。
アッパー用高温フィルムElastollan®:この高温フィルムは布地に対する良好な柔軟性と接着性を持ち、耐洗浄性とブルーミング防止の特性があります。異なる処理によってさまざまな表面効果を実現することが可能です。
靴ひも用Elastollan® Freeflex™シリーズ:Freeflex™ TPUは良好な弾力性、耐久性、およびほどけにくい効果を提供します。
加飾およびサポート用の射出Elastollan®:Elastollan®から幅広い硬度を選択することで、より良好なデザイン自由度に対して、より良い機械強度と成形性を提供します。同時にさまざまな材料の素材の組み合わせが高性能シューズの構成を補完し、安定性を向上させます。
ミッドソールおよびインソール用Elastollan®:ミッドソールに適用された際、Elastollan®は優れた衝撃吸収性、高反発力、および柔軟性を提供します。さらに、抜群の耐加水分解性および耐摩耗性を持ち合わせています。
アウトソール用低硬度グレードElastollan®:優れた耐摩耗性と高いグリップのトレッドパターンを提供し、表面接触を最大化し、牽引力を強化します。


BASFパフォーマンスマテリアルズ事業部アジア太平洋地区バイスプレジデントであるマリリン・ライは、次のように述べています。

「リーニン社とのパートナーシップは、フットウェア分野のビジネスとサステナビリティの目標を達成するための両社にとってのウィンウィンの状況を創出しています。私たちがこのコンセプトシューズに取り入れた先進的な技術とリサイクル素材は、フットウェア製造のバリューチェーン全体が持続可能性へのジャーニーを進めていく良い例となります。」

この共同プロジェクトを通じて、リーニン社はスポーツ愛好家にプロフェッショナルな製品体験を提供するとともに、フットウェアの完全リサイクル可能性の実現可能性を探求します。リーニン社は常にスポーツ科学技術分野での革新とブレークスルーを追求しています。




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Elastollan® TPUを用いた完全リサイクル可能なコンセプトシューズ

CHINAPLAS 2024において、BASFはとりわけ、サステナビリティと共創の分野における最新のイノベーション、コンピテンシー、開発内容を紹介します。 ぜひCHINAPLAS 2024にお越しいただき、BASFのプラスチックに関するすべての工程(プラスチックジャーニー)であるMAKE(製造)、USE(使用)、RECYCLE(リサイクル)の各段階をご覧ください。

CHINAPLAS 2024におけるBASFの写真と最新情報はこちらでご確認ください。
https://plastics-rubber.basf.com/global/en/performance_polymers/news-events/Events-Overview/2024/chinaplas-2024.html

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

■BASFのパフォーマンスマテリアルズ事業本部について
BASFのパフォーマンスマテリアルズ事業本部は、プラスチックに求められる持続可能性への変革の最前線にいます。BASFの製品は、トランスポーテーション、消費財、インダストリアルアプリケーション、建築・建設という4つの主要産業分野にイノベーションをもたらすため、世界中のお客様と共同で開発をすすめています。私たちの研究開発は、プラスチックに関するすべての工程(プラスチックジャーニー)であるMAKE(製造)、USE(使用)、RECYCLE(リサイクル)に焦点を当てています。製造段階では、製品の設計から原材料の選択、製造工程に至るまで、プラスチックの製造方法を改善します。使用段階では、軽量性、堅牢性、耐熱性といったプラスチックの強みを強化します。製品のライフサイクルの終段には、循環型経済を実現するためにどのようにプラスチックジャーニーを終了させるかを検討する「リサイクル」段階があります。2023年、パフォーマンスマテリアルズ部門の世界売上高は72億ユーロを達成しました。

■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追及しています。また、全世界で約112,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2023年の BASFの売上高は689億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、https://www.basf.com
をご覧ください。



本件に関するお問合わせ先
BASFジャパン株式会社
広報事務局 (カーツメディアワークス内)
TEL:03-6427-1627
basf@kartz.co.jp

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