宅配水「クリクラ」のナックとTBM、マテリアルリサイクルを通じて使用済みの空きボトルをボールペンに再製品化

2024年4月24日(水)18時16分 PR TIMES

〜Maar再生材調達を活用してDPP対応を見据えたトレーサビリティ情報を可視化〜

株式会社ナック (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉村寛、以下ナック) は、この度、株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山崎敦義、以下 TBM)と連携し、ナックが FC 展開する宅配水「クリクラ」の空きボトルを回収・再資源化し、マテリアルリサイクルを通じてボールペンに再製品化しました。今回制作したボールペンは、国内外の教育支援施設等への寄贈を予定しています。

[画像1: https://prtimes.jp/i/9874/155/resize/d9874-155-44cccb2ceccda54bdfd0-0.jpg ]

背景


安心・安全なおいしい宅配水「クリクラ」を展開するナックは、事業開始当初より「サステナブルなボトル」を採用し、使い捨てではなくリユースすることで、環境にやさしい循環型社会を目指す取り組みを行ってきました。さらに、リユース工程で傷がついたボトルやキャップも廃棄することなく、オリジナルの定規やマイボトルに作り替えています。

TBMはこれまで、国内最大級のマテリアルリサイクルプラントの運営や、全国で100社を超えるリサイクルパートナーとの連携を通じたプラスチックの回収及び再生プラスチックの販売、再生材「CirculeX(サーキュレックス)」を使用した製品企画、東南アジアを中心とした再生プラスチックの海外販売に取り組んでいます。2021年から取り組んでいる再生材等のマッチング事業は、現在、年間3.4万t規模での取引実績が生まれています。

取り組みの概要


この度、空きボトルをリサイクルした新たなオリジナルグッズを検討するにあたり、「CirculeX」をはじめとする再生材を活用した製品企画や資源循環に取り組むTBMよりお話をいただき、今回の連携に至りました。TBM が空ボトルを回収・再資源化し、マテリアルリサイクルを通じて制作したボールペンは、国内外の教育支援施設等への寄贈を予定しています。

また今回のマテリアルリサイクルの取り組みでは、TBMの提供するトレーサビリティ情報等を付与した再生材や再生原料の調達プラットフォーム「Maar 再生材調達」のDPP※に適応した事項の可視化機能を活用し、再生材含有率や、原料から再製品化までのトレーサビリティを可視化するなど、将来的なDPP対応を見据えた消費者への環境性、循環性の訴求に取り組みました。 

今後ナックとTBMは、付加価値の高い再生材製品の企画に向けて連携を強化していきます。

・マテリアルリサイクルのステップ
[画像2: https://prtimes.jp/i/9874/155/resize/d9874-155-1efc866593c943874eee-1.jpg ]

・空きボトルから制作したボールペン
[画像3: https://prtimes.jp/i/9874/155/resize/d9874-155-5622faf78c582cb1e623-2.jpg ]

・DPP情報ページ(「Maar再生材調達」画面)
[画像4: https://prtimes.jp/i/9874/155/resize/d9874-155-301dc372dee70dacc2c5-3.png ]

DPP情報はこちら▼
https://maar-sourcing.tb-m.com/dpp/product/beb83368-904e-4bfd-b3b0-e3740840e2d2
[画像5: https://prtimes.jp/i/9874/155/resize/d9874-155-b1fb88e9d1a122ca07e8-4.png ]

※デジタルプロダクトパスポート(DPP)とは、原材料調達からリサイクルに至るまでの製品のライフサイクル全体にアクセスできる電子的な記録。製造とそのサプライチェーンに関するデータ(再生材含有率、GHG排出量、使用材料、廃棄方法、トレーサビリティ情報等)を収集し、バリューチェーン全体で共有することで、消費者を含むすべての関係者が環境性を理解したうえで、製品や材料を購買することを目的としている。

担当者コメント


・株式会社ナック クリクラ商品部 部長 安斎 太郎
「私達は、サステナブルな社会の実現を目指した取り組みとして、これまでもウォーターボトルのリユースとリサイクルに取り組んできました。今回、高い志で資源循環の促進に取り組んでいるTBM社から、企画のご提案から回収・再製品化まで迅速に対応していただき、ウォーターボトルからボールペンへのリサイクルが実現しました。捨てられるはずだったものを価値あるアイテムに変えることで、環境への配慮と持続可能な未来への貢献に繋がると信じています。この取り組みが世界に広がり、私たちの地球がより美しくなることを目指して、ぜひ今後も連携していきたいと思います。」

・株式会社TBM 資源循環事業本部 Maar事業部 大島 紀康
「資源循環のお取り組みをナック社とご一緒でき、大変嬉しく思います。今回は、捨てられるはずだったウォーターサーバーのボトルから、価値あるボールペンを生み出すご支援をさせていただきました。一度は使われた容器が、再び違う形となって生まれ変わる。持続可能な社会の実現に向け、資源循環が当たり前になるよう、引き続き価値ある活動に取り組んで参ります。」

補足資料


■株式会社ナックについて https://www.nacoo.com/
当社は、1971年に株式会社ダスキンのフランチャイズ加盟店として創業して以来、「暮らしのお役立ち」を軸として、積極的な事業領域の拡大を行ってまいりました。2021年には創業50周年を迎え、現在ではダスキン事業を中核とするレンタル事業に加え、宅配水事業を展開するクリクラ事業、地場工務店の経営支援を行う建築コンサルティング事業、住宅事業、美容・健康事業と、「暮らし」と「住まい」に関わる幅広い領域において全国のお客様とダイレクトにつながりを持ち、さらなる成長を続けております。

■株式会社TBMについて https://tb-m.com/
TBM は、「進みたい未来へ、橋を架ける」をミッションに掲げ、何百年も挑戦し続ける時代の架け橋となる会社として「サステナビリティ革命」の実現を目指し、環境配慮型の素材開発および製品販売、資源循環を促進する事業などを国内外で展開しています。プラスチックや紙の代替となる環境配慮型素材「LIMEX(ライメックス)」の普及を進めながら、再生素材「CirculeX(サーキュレックス)」の販売・製品開発、国内最大級のリサイクルプランの運営などを通じて、LIMEX のみならず廃プラスチックを含む資源循環の推進に取り組んでいます。

■株式会社ナック 会社概要
社名:株式会社ナック
設立年:1971年5月20日
資本金:6,729,493,750 円
代表者:吉村 寛
社員数:連結1,636名 (2024年3月末現在)
本社所在地:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル42階
電話番号:03-3346-2111(代表)



■株式会社TBM 会社概要
社名:株式会社TBM
設立年:2011年8月30日
資本金:1億円(資本準備金含み、120億3546万円)
代表者:山崎 敦義
社員数:317名 (2024年2月末現在)
本社所在地:東京都千代田区有楽町1-2-2 15階



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