2024年度 鉄道事業設備投資計画

2024年5月14日(火)18時46分 PR TIMES

〜ホームドアの整備を中心に総額413億円!「安全対策の強化」と「サービスの向上」を推進〜

小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:鈴木 滋)は、より安全・安心で便利・快適な鉄道サービスの提供を目指し、2024年度に「安全対策の強化」と「サービスの向上」を重点とした、総額413億円の鉄道事業設備投資を実施します。

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「安全対策の強化」では、全てのお客さまがより安全に、安心してご利用いただけるよう、相模大野駅と海老名駅、中央林間駅、大和駅の全14ホームでホームドアを使用開始します。その他の駅においても、ホームドア設置に向けた準備に着手します。
また、橋梁をはじめ鉄道施設の耐震補強工事を行い大規模地震に備えるほか、列車内での犯罪抑止や事件の早期解決等を目的に、車内防犯カメラの設置を推進します。

「サービスの向上」では、どなたにもより快適にご利用いただくため、通勤車両「5000形」を2編成新造するほか、「3000形」3編成をリニューアルします。また、継続的に実施している駅舎改良工事では、中央林間駅で前述のホームドア設置とともにホームと車両乗降口の間の段差と隙間の縮小工事等を実施し、鶴川駅と藤沢駅では橋上駅舎化に向けた工事を推進します。

今後も鉄道事業の設備投資を継続的に行い、全てのお客さまがより安全に、安心して小田急線をご利用いただけるような設備と快適な輸送サービスを提供していきます。

2024年度 鉄道事業設備投資計画のうち主なもの
■安全対策の強化
1.ホームドアの整備
・相模大野駅     1〜4番ホーム
・海老名駅      1〜4番ホーム
・中央林間駅     1・2番ホーム
・大和駅       1〜4番ホーム
2.鉄道施設の耐震補強等
・町田〜相模大野駅間「JR横浜線跨線橋」の耐震
・相模大野〜東林間駅間「小田原線跨線橋」の耐震
・世田谷代田〜登戸駅間の高架橋の耐震
・玉川学園前駅と相武台前駅、座間駅のホーム上家の耐震
・新松田〜開成駅間「酒匂川橋梁」の塗装
3.車内防犯カメラの設置等
・特急車両2編成
・通勤車両32編成

■サービスの向上
1.通勤車両「5000形」の新造(10両2編成)
2.通勤車両「3000形」のリニューアル(6両3編成)
3.駅舎改良工事
・中央林間駅
・鶴川駅
・藤沢駅
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2024年度の鉄道事業設備投資計画の詳細は、下記のとおりです。



【安全対策の強化】
1.ホームドアの整備
お客さまのホームからの転落や列車との接触事故を 未然に防止するため、相模大野駅と海老名駅、中央林間駅、大和駅の全14ホームで、今年度中にホームドアを使用開始します。また、豪徳寺駅と千歳船橋駅、喜多見駅などで、ホームドア整備に向けたホームの補強工事などに着手します。
なお、ホームドアの整備については、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、関係自治体の協力のもと進めており、今後も新宿駅から本厚木駅までの全駅と藤沢駅で推進します。
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2.鉄道施設の耐震補強等
大規模な地震に備え、町田〜相模大野駅間にある「JR横浜線跨線橋」と「境川橋梁」で橋脚補強等による耐震工事を実施します。また、相模大野〜東林間駅間にある「小田原線跨線橋」や世田谷代田〜登戸駅間の高架橋でも耐震補強を推進するほか、玉川学園前駅や相武台前駅、座間駅でホーム上家の耐震補強を実施します。
さらに、構造物の延命を図るため、新松田〜開成駅間の「酒匂川橋梁」では劣化した塗膜の塗り替えを実施します。
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3.車内防犯カメラの設置等
犯罪の抑止や事件の早期解決等を目的として、特急・通勤車両に防犯カメラの設置を推進します。今年度は特急車両2編成と通勤車両32編成※への搭載を予定しており、一部の編成を除き、2025年度の設置工事完了を目指します。また、この防犯カメラの映像を、車外からもリアルタイムで確認できる仕組みの構築に取り組みます。
※後述の「5000形」導入と「3000形」リニューアルにより、このほか5編成に車内防犯カメラが搭載されます

【サービスの向上】
1.通勤車両「5000形」の新造
通勤車両「5000形」10両2編成を、「8000形」の代替車両として新造します。拡幅車体の採用により、広さや明るさを一層感じていただけるデザインです。全車両に車いすやベビーカーをご利用のお客さまのスペースを設けるほか、防犯カメラを搭載するなど、安心感と優しさのある車内環境を実現しています。
※新造する2編成のうち1編成においては、効率的なメンテナンス手法(CBM)を推進するため、線路や架線など鉄道設備のモニタリングを行う装置を搭載します。
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2.通勤車両「3000形」のリニューアル
2022年度から継続して「3000形」6両3編成をリニューアルします。全車両に車いすやベビーカーをご利用のお客さまのスペースを設け、どなたにもご利用しやすい車両になるほか、防犯カメラも搭載します。また、省エネルギー化を図る制御装置の搭載やオイルフリーコンプレッサーへの更新等により、環境に一層配慮した車両となります。
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3.駅舎改良工事
中央林間駅では、地元自治体との連携のもと駅改良工事を 推進しており、ホームドアの整備工事やホームと車両乗降口における段差・隙間の縮小工事、上りホーム一部の拡幅工事を実施します。また、鶴川駅と藤沢駅では、地元自治体による自由通路整備に伴う橋上駅舎化に向けて、基礎構築工事を実施します。
[画像8: https://prtimes.jp/i/12974/1209/resize/d12974-1209-277df93698a723a4c4bd-7.jpg ]

以上

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