【水産資源危機】トップシェフチームChefs for the Blueが水産庁長官へ、海の未来を守るための提言書を提出します

2024年5月14日(火)13時16分 PR TIMES

“魚が手に入らない!” 日本漁業の生産量は1980年代の1/3以下に減少。豊かな海を取り戻し食文化を未来につなぐため、料理界初のアクションへ

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64142/14/64142-14-da279f26ca46162eb52259de9b64e64c-2014x747.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
持続可能な海を目指した啓発活動を行うシェフによる団体、一般社団法人Chefs for the Blue(シェフス フォー ザ ブルー) (渋谷区千駄ヶ谷/代表:佐々木ひろこ) は、日本の漁業生産量が減少を続けるなか、水産資源の回復と持続可能な海・漁業・流通構造の確立に向けて5月27日(月)、水産庁長官に提言書を提出し、その後に記者発表を行います。【背景・問題意識】
「和食」が2013年にユネスコ無形文化遺産として登録されてから、10年が過ぎました。四方を海に囲まれた日本で、魚介を使った様々なジャンルの料理の提供は、私たち日本人の食生活や健康を豊かにしてきました。また訪日外国人にとっても日本を訪れる大きな目的となっています。 この大切な日本の水産物を手に入れることが、飲食店にとってどんどん難しくなっています。市場に入荷する魚が激減し、また価格が他の食材に比べても極端に高騰しているのがその理由です。
 近年イカ、サンマ、サケなどの記録的な不漁が報じられますが、他の魚種に問題がない訳ではありません。江戸前鮨の花形コハダや、地域の食文化にとって重要なマダコ、アマダイ、トラフグ、アナゴ等の漁獲量も減り続けています。和食に不可欠なコンブ生産量も激減。また大型のカツオが減ったため、良質な鰹節も減少の一途です。
 日本の漁業の生産量は、1980年代の3分の1以下に減少しました。沿岸漁業だけでも6割以上減少し、魚介類の自給率は56%。すでに日本の食文化を維持継承することすら困難な、危機的状況にあります。日本が水産大国であった時代はとっくに過去となり、国民への安定的な水産物の供給も危ぶまれる状況です。
 私たちは、日本の食文化と食料安全保障にとって不可欠な水産資源の回復と持続可能な漁業・流通構造の確立、水産物自給率の向上に向け、水産庁長官に料理界から初となる提言書を提出いたします。 当日は、鮨・日本料理・フランス料理・イタリア料理・中国料理の各ジャンルにおいて、日本を代表する料理人たちが記者発表にも臨みます。
 報道関係の皆様にはぜひ、料理界の切実な声と未来に向けた提言をご取材いただきたく、ご検討のほどどうぞよろしくお願いいたします。

【予定】
日時)2024年5月27日(月) 時間は下記をご覧ください。1. 水産庁長官への提言書提出 (冒頭のみ撮影可)
13:30 水産庁長官への提言書提出
     場所:水産庁長官室
     東京都千代田区霞が関1-2-1
アクセス情報:https://www.maff.go.jp/j/use/map.html
    ● 自己紹介
    ● 提言書説明・提出
    ● 意見交換2. 記者会見
15:30 記者会見  
場所:日本記者クラブ 9階大会議室
     東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル9階
アクセス情報:https://www.jnpc.or.jp/outline/access
● 法人の紹介等
● 提言書の説明、内容の背景等
● 水産庁長官への提言書提出報告
● 法人の今後の予定
     ● 質疑応答

提言書提出・報告者 )
・ 代表理事 佐々木ひろこ 
・ 理事  岸田 周三  【カンテサンス】(フランス料理店) オーナーシェフ
・ 理事 坂本 健 【チェンチ】(イタリア料理店) オーナーシェフ  
・ 杉田 孝明 【日本橋蛎殻町すぎた】(鮨店) 主人 
・ 林 亮平 【てのしま】(日本料理店) 主人 
・ 川田 智也 【茶禅華】(中国料理店) オーナーシェフ
※各発表者のプロフィールはリンク先をご参照ください
https://tinyurl.com/3j588aht

■取材ご希望の報道機関の方へ
提言書提出時の撮影、および記者会見(会場/オンライン)に参加・ご取材希望の方は、こちらのフォームに必要事項を記入のうえご送信ください。会見へのオンライン参加をご希望の方には、後日視聴用のURLをお送りいたします。
https://forms.gle/1Bnw3sChn4E1bNYw9■一般社団法人Chefs for the Blueについて
Chefs for the Blue(シェフス フォー ザ ブルー)は2017年5月、日本の水産資源の現状に危機感を抱いたフードジャーナリストの声がけに応え、東京のトップシェフ約30名が集まった海についての深夜勉強会を起点とする料理人チームです。2021年9月には京都チームも発足。「日本の豊かな海を取り戻し、食文化を未来につなぐ」ことを目指し、NGOや研究者、政府機関などから学びを得ながら、持続可能な海を目指す自治体・企業との協働プロジェクトやフードイベントなど様々な活動を行っています。

〈法人概要〉
・法人名:一般社団法人Chefs for the Blue (シェフス フォー ザ ブルー)
・設立日:2018年6月6日 コックさんの日(活動開始は2017年)
・住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-7-13東急アパートメントB1
・代表理事:佐々木ひろこ フードジャーナリスト
・理事:岸田周三【カンテサンス】 オーナーシェフ/石井真介【シンシア】オーナーシェフ/米澤文雄【ノーコード】オーナーシェフ/坂本健【チェンチ】オーナーシェフ/花岡和佳男「シーフードレガシー 」代表取締役社長
・相談役:村田吉弘【菊乃井】主人

公式HP:https://chefsfortheblue.jp/

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