空間VRで観光イマーシブコマースの可能性を実証。東京丸の内での、三菱地所とJTB、自治体連携観光プロモーションプロジェクトで十勝・浦幌町の旅行サイトアクセス数が4.4倍に向上。

2024年5月16日(木)15時46分 PR TIMES

フォレストデジタル株式会社(北海道十勝郡浦幌町、代表取締役CEO:辻木勇二)は、三菱地所株式会社、Tokyo Marunouchi Innovation Platform(TMIP)、株式会社JTB、北海道十勝郡浦幌町と共に、東京・丸の内にいながら空間型VRで十勝・浦幌町の魅力を体感できるイベント「十勝に行こう!『なつかしさと新しさが混じりあう』浦幌町から十勝の魅力をお届け。」を開催しました。当イベントは、今後新たなマーケティングツールとして注目されている没入体験が購買行動に与える影響およびイマーシブコマースの可能性を探る実証実験を兼ねて実施しました。
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■実証結果
その結果、フォレストデジタルの空間型VRサービス「uralaa(うらら)」の有無によって来場者数は2.4倍、滞在時間は1.7倍、チラシ配布数は3.1倍、旅行相談件数は4.0倍、チラシ経由でのサイトアクセス数は4.4倍とマーケティング施策として有効な結果が確認できました。
全期間12日のうち、前半6日は空間VR”uralaa”あり、後半6日は既存のマーケティング施策は前半6日と同様でありながら、”uralaa”なしの条件で来場者数やチラシ配布数、チラシ経由でのサイトアクセス数を検証しました。

定性的な面では、uralaa体験者の方が窓口での相談においても「旅行相談」に関する割合が約2倍ほど高く、旅行に対して熱量が高く、具体的な質問が多い傾向が確認されました。
uralaa有の期間の来場者が、2週にわたって足を運び、uralaaが無くなっていることを残念がる声も見られました。
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■結果に対する関係者のコメント

三菱地所株式会社、Tokyo Marunouchi Innovation Platform(TMIP) 畔上泰彦様
三菱地所では多くの建物の運営管理を行っております。建物の空間価値をどのように向上させ、より多くの方に快適にご利用頂けるかは弊社の大きなテーマの一つです。今回の実験ではuralaa設置時に来場者が多く空間滞在時間も長くなるという有益な結果を得ることができ、forestdigital様が持っておられる技術の価値を改めて認識することが出来ました。今後もこうした実験を進めていくことで、多くのステークホルダーの方々とよりよい空間づくりを進めて参ります。
また、TMIP事務局としても本実証実験に携わりました。今回、TMIPというオープンイノベーションプラットフォームの中で、スタートアップ・大企業・自治体がそれぞれの強みを活かしながら実験を進めました。複数の企業や自治体が連携することで、事業の新たな価値の発見や事業の拡大・加速が可能になると考えております。forestdigital様をはじめ、今後も様々な企業や自治体と連携していく中でTMIP会員が進める事業づくりに貢献してまいります。

株式会社JTB 関山翔太様
JTBは「交流創造事業」を事業ドメインとする企業グループとして、地域にあるタカラ(資源)を掘り起こし、磨きをかけ、人が集まる元気な地域を日本全体のチカラ(活性化)につなげる活動を日々行っています。そうした中で今回は、三菱地所様・forestdigital様・浦幌町様とのコラボレーションにより、イマーシブコマースが旅行者の行動変容に繋がることを示す有益なデータを得ることができたことはもちろんのことながら、十勝エリアへの実送客にまでつなげることができたことも含め、非常に良い結果に繋がったのではないかと考えております。今後も関係者の皆様との協力により、地域の課題解決や新たな価値を創造し、持続可能な地域づくりに貢献していきます。

浦幌町長 井上亨様
浦幌町は北海道十勝管内の最東端にあり、広大な面積を有する農林水産業の全てが揃った自然
豊かな町で、「豊かな自然 心ふれあう未来をつくるまち」をキャッチフレーズとしています。
その中でuralaaを活用し、浦幌町の自然を感じていただくことができる機会を提供することが
できたことは、とても意義のあることであると感じており、我々の期待を大きく上回る実証結
果が出たことからも「浦幌町から十勝の魅力をお届け」することができたのではないかと考え
ております。今後も、浦幌町の恵まれた自然を最大限に生かした魅力の発信を進めてまいります。

代表取締役CEO 辻木勇二
今回、イマーシブコマースの可能性を検証する取り組みとして、三菱地所・JTB・浦幌町という素晴らしいパートナーとタッグを組んでの実施が叶ったことに大きな喜びを感じています。
今回の実証結果は、私たちの想定を大きく上回る結果が出ており、イマーシブコマースビジネスの可能性を示唆するものでした。
没入空間による集客効果と行動変容は、マーケティングやコマースにおける多様な課題解決が見込めます。今回の結果をもとに、今後はuralaaを活用したコマースの事例を増やしてまいります。

【本リリースに関するお問合せ】
 フォレストデジタル PR 担当 :竹田
 e-mail: support@forestdigital.org

■実証概要
実証期間:1.2024年2月06日(火)〜11日(日)
     2.同     13日(火)〜18日(日)の計12日間(予定)
実証場所:三菱ビル1階「Have a Nice TOKYO!(HaNT)」(東京都千代田区丸の内2-5-2)
実証対象:実証場所を訪れた来街者や丸の内エリアのワーカー等
実証内容:
一般の方向けに浦幌町を中心とした十勝観光の魅力をプロモーションし、会場内の空間型VRの有無による訴求力の違いを探るもの。会場ではJTBスタッフによる北海道ツアーの説明や申込受付のほか、旅行ツアー購入サイトの二次元コードやHaNT来場者限定の割引コードも配布。実証期間12日間のうち、前半の1.では空間型VR有り、後半の2.では空間型VR無しと条件を変え、空間型VRの有無による来場者数、ツアー相談・申込件数等を比較。
※空間型VRでは、富士フイルム「FP-Z8000」プロジェクター、生活の木 ブレンドエッセンシャルオイル「ナチュラルフォレスト」とエッセンシャルオイルディフューザー「アロモア」を使用して、四季折々の北海道十勝の風景を映像、音響、香りで体験いただきます。
実証目的:空間型VRを活用した観光体験に対するニーズや社会受容性、購買行動への効果の検証
     空間型VRと観光業界の連携可能性の模索、地域の魅力の新たな発信方法の検証
     空間型VRの今後の活用・展開可能性の検証
▽詳細はこちらリリースを御覧ください▽
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000069887.html

■空間VR ”uralaa(うらら)” 概要
”uralaa”は、大型のマルチスクリーンによる映像やサラウンド音響システム、自然のアロマなどを用いて、あたかも森や自然の中にいるような「ひととき旅」体験ができる空間VRです。
世界初の技術となる”クラウドを通じたマルチスクリーン映像による没入自然空間を再現”するプラットフォームの開発に成功しました。(2022年 当社調べ)
VRでありながら、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)など機器不要のため、老若男女どなたでも室内で没入体験ができるのが特徴です。
スマートフォンやPCで日本全国の美しい森や自然を自身で選択でき、演出した空間コンセプトの実現に貢献し、地域の魅力発信・活性化にも貢献いたします。
弊社独自の技術により多様な天井・壁のサイズに対応し、継ぎ目も違和感なく、自然空間に没入することができます。(※プロジェクター性能による制限有り)
常設施設だけでなく、イベント目的で期間限定での導入も可能です。
場所や用途に合った最適な導入をご提案しますので、お気軽にお問い合わせください。
・空間VR”uralaa”の詳細、導入のご検討はこちら:https://uralaa.com/service/


■導入実績
フォレストデジタル株式会社は、これまで数多くの場所で地域の自然や歴史・文化の魅力を発信し、「時と場所を超えて自然の価値を共有」して参りました。本研究成果のエビデンスをもとに、「空間VR ”uralaa”」は常設施設・イベント等の多様な形式で計22回採用され、採用していただいた企業の従業員やイベント体験者のウェルビーイングに貢献しています。
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(常設施設 国内8箇所)
・北海道十勝浦幌町 「uralaa park urahoro」(2020年12月 北海道浦幌町)
・羽田空港どさんこプラザ 「uralaa park haneda」(2021年6月 東京都大田区)
・三菱地所シェアオフィス「TOKIWA PARK by uralaa」(2022年3月 東京大手町)
・オカムラ 「Digital Villa」 エントランス(2022年5月 神奈川県横浜市)
・生活の木イオンモール土岐「生活の木 Earth trip by uralaa」(2022年10月 岐阜県土岐市)
・オカムラ 「We Labo」執務エリア (2022年11月 東京都千代田区)
・富士フイルムイメージングシステムズ「Open Innovation Hub」(2023年4月 東京都港区)
・株式会社長谷工コーポレーション「サステナブランシェ本行徳」(2023年4月 千葉県市川市)


(イベント 随時開催)
・銀座「uralaa park ginza」(2021年2月)
・台東区、墨田区「uralaa park taito-sumida」(2021年10月)
・セブンパーク天美「uralaa park × 生活の木」(2021年12月 大阪府松原市)
・北海道上川北部森林管理署 「uralaa park shimokawa」(2021年12月)
・北海道札幌市資料館「uralaa park sapporo」(2022年3月)
・「中部脳リハビリテーション病院」(2022年10月 岐阜県美濃太田)
・「ちょっと先のおもしろい未来」(2022年10月 東京都港区)
・HANAZONO EXPO「uralaa in HANAZONO EXPO」(2022年11月 東大阪市)
・「WOODコレクション2023」(2023年1月 東京都江東区)
・世界文化遺産 京都 醍醐寺「イマーシブの祈り〜太閤秀吉が見た醍醐の景色」(2023年9月 京都府京都市)
・総合川崎臨港病院・川崎市川崎病院「バーチャルおでかけ体験会」(2023年12月 神奈川県川崎市)
・「十勝に行こう!『なつかしさと新しさが混じりあう』浦幌町から十勝の魅力をお届け。」(2024年2月 東京都千代田区)
・「コトフィスアフタースクールプログラム 春休み限定プログラム」イマーシブ英語学習プログラム(2024年3月 東京都千代田区)

■フォレストデジタル株式会社 概要

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2019年11月に北海道十勝で設立した「デジタル技術を用いて森や自然の価値を共有する」デジタル・ウェルビーイング企業。
「テクノロジーは私たちを幸せにしているのか」という問いに対する解を出すために、ヤフー出身者や十勝の林業家らが集まり創設。2022年1月に、世界初の没入自然空間サービスuralaaを一般リリースし、20を超える企業と連携パートナーシップを締結。

・社名:フォレストデジタル株式会社(英語名 forestdigital, inc.)
・本社:北海道十勝郡浦幌町字常室51−1 トコムロラボ
・東京オフィス:東京都千代田区大手町2−7−1 TOKIWAブリッジ
・代表取締役CEO:辻木 勇二
・事業内容:没入自然空間「uralaa park(うららパーク)」の開発、運営
・ホームページ:https://forestdigital.org/

・主な協定等:
2020年3月:北海道十勝総合振興局と「森林の魅力発信等に関するタイアップ協定」締結
2021年5月:国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所と共同研究契約を締結
2022年7月:富士フイルムイメージングシステムズ株式会社と販売パートナーのアライアンスを提携
2022年9月:J-Startup HOKKAIDO認定スタートアップ企業に選定
2023年1月:一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構に幹事会員として参画
2023年3月:株式会社オカムラとの販売パートナーのアライアンスを提携
2023年5月:住友林業緑化株式会社との販売パートナーのアライアンスを提携
2023年5月:「人間・環境学会(MERA)・学会賞」を受賞

■参考)各社の概要と取り組み
・三菱地所株式会社
三菱地所は1937年設立の総合不動産会社です。「まちづくりを通じた社会への貢献」を基本使命に掲げており、東京・丸の内に代表されるオフィスや商業施設の開発・賃貸・運営管理をはじめ、住宅の開発・分譲、更には設計監理や不動産仲介、海外事業、エリアマネジメントなど多岐にわたる事業を展開。多様な人・企業が集い、交流することを通じて進化していくまちを目指し、丸の内エリアの「オープンイノベーションフィールド」化を進めており、先端技術・テクノロジーのまちづくりへの実装の一環として本取組みを行っています。
*公式サイト:https://www.mec.co.jp/

・Tokyo Marunouchi Innovation Platform(TMIP)
TMIPは、一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会が運営する組織で、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)のイノベーション・エコシステム形成に向けて、大企業とスタートアップ・官・学が連携して社会課題を解決することでグローバルなマーケットに向けたイノベーションの創出を目指すプラットフォームです。会員、パートナーを含めると250社を超える組織になります。
*公式サイト:https://www.tmip.jp/ja/

・株式会社JTB
JTBは「交流創造事業※」を事業ドメインとし、全国に広がるネットワークを生かし、さまざまな人流・物流・商流の創造による交流人口の拡大を通じて、地域や観光事業者の課題を解決するお手伝いをしています。人と人、人と場所、人とコトをつなぎ、新たな価値を創出、デジタル&ヒューマンの力で地域に新たなイノベーションを起こすことを追求します。※「交流創造事業」は株式会社JTBの登録商標です。
*公式サイト:https://www.jtbcorp.jp/jp/

・浦幌町
浦幌町は、北海道十勝管内の最東端にあり、帯広市と釧路市のほぼ中間に位置しています。地形は、ゆるやかな丘陵地と河岸段丘からなり、東は丘陵山脈、南は太平洋に面し、町の中央部には延長90.2kmの浦幌川が流れ、地味良好な耕地をつくっています。行政面積は全国市町村の中で91番目の729.85平方キロメートルを有し、その広大な面積の7割を山林が占めている農林水産業の全てが揃った人口約4,200人の自然豊かな町です。浦幌町では、これらの恵まれた自然を最大限に活かした魅力の発信を進めています。
*公式サイト:https://www.urahoro.jp/index.html

【本リリースに関するお問合せ】
フォレストデジタル PR 担当 :竹田
e-mail: support@forestdigital.org

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