年を重ねるにつれて年代による価値観の違いを実感。仕事、子育て、介護などライフイベントによる影響が推察される。

2024年5月21日(火)12時16分 PR TIMES

〜多様化する価値観を読み解く〜年齢、年代感に関する調査

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https://www.n-info.co.jp/report/0059

多くの情報にあふれ、生活者が多種多様な考え方、価値観を持つようになった現在。昭和、平成、令和と時代の区切りが目まぐるしく変わっていく中で、生活者の年齢、年代による考え方、価値観の違いはどれほどあるのでしょうか。

そこで、日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太 以下、日本インフォメーション)では、年齢、年代による考え方、価値観の違いがあるのかを明らかにするため、本調査を実施しました。

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/48646/table/70_1_fc3a733262af0e664d095983a235073a.jpg ]


■調査結果について

Findings1
「年齢、年代による考え方、価値観の違い」を感じることは、年齢に比例して増加

男女ともに年代に比例して、「年齢、年代による考え方、価値観の違い」を感じる割合が高くなる。男性では20ー30代で6割、女性は20代で5割にとどまるが、60代では8割程度にまで達する。



Findings2
女性は20代から40代にかけて、「年齢、年代による考え方、価値観の違い」を感じることが増加

「自身の年齢の変化」「時代・世の中の変化」ともに、女性は20代から40代にかけて「年齢、年代による考え方、価値観の違い」を感じる割合が高くなる。子育て・介護などの生活環境の変化も影響していることが推察される。



Findings3
「仕事・働き方」「お金の使い方」などの意識で年代差が大きい様子

「年齢、年代によって異なると思うもの」について、「仕事・働き方」「お金の使い方」「時間の使い方」などの意識では若年で低く、高年で高い。年齢を重ねることや仕事・家事を続けることで、意識が変化している様子がうかがえる。



Findings4
「スキンケア用品」「エイジングケア用品」「衣類・履き物・アクセサリー」では「自分の年齢、年代向け」となっている商品の選択率が2割と比較的高い

「化粧品・メイク用品」「バス用品」「医薬品」「オーラルケア用品」においても「自分の年齢、年代向け」の選択率が1割台後半と比較的高い。身だしなみ、エチケットなど自身の印象に関する商品や、体調・健康関連の商品は「自分の年齢、年代向け」の選択率が高いようである。



■主な調査結果

1)「年齢、年代による考え方、価値観の違い」を感じるか/自分と同じ価値観を持っていると思う年齢

「年齢、年代による考え方、価値観の違い」を感じるのは全体で7割程度です。男女ともに年代に比例して「感じることがある・計」の割合が高い傾向がみられます。「自身と同じ価値観を持っていると思う年齢」を属性別で見ると、男性40代において年齢幅が最も広くなっています。仕事や私生活などで、幅広い年齢の人との交流がある様子が想像されます。20-30代では年下よりも年上と、60代では年上よりも年下と、それぞれ同じ考え方、価値観を持っていると認識している様子です。
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2)自身の年齢の変化/時代の変化によって、「年齢、年代による考え方、価値観の違い」を感じるか

「自身の年齢の変化」による「年齢、年代による考え方、価値観の違い」を感じることについて、男性ではどの年代でも「感じることが増えた」の割合が一定なのに対し、女性では20代から40代にかけて高くなり、50-60代では低くなっています。「時代・世の中の変化」について、男性では「感じることが増えた」の割合は、30代以降では年代に比例して高くなっています。女性では「自身の年齢の変化」同様、20代から40代にかけて高くなり、50-60代では低くなる傾向です。
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3)年齢、年代によって異なると思うもの

「仕事・働き方」「お金の使い方」が4割を超えてトップ2です。「衣類・ファッションの好み・選び方」「時間の使い方」が3割後半で続きます。「仕事・働き方」「お金の使い方」「時間の使い方」などの意識について、男女ともに若年では低く高年で高い傾向にあり、年齢とともに意識の変化がうかがえます。「衣類・ファッションの好み・選び方」を含め、ファッション・メイク関連では、主に女性で意識が異なる意識が高い傾向です。
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4)自分と同じ考え方、価値観を持っていると思う年齢 ※「年齢、年代によって異なると思う」全体ベース 

全体では、いずれの項目でも「自分と同じ考え方、価値観を持っていると思う年齢」は「10歳下〜10歳上」程度となり、商品・サービス・意識によって大きな違いは確認されませんでした。
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5)購入・利用する(したい)商品の選び方

多くのカテゴリーで、「自分の年齢、年代向けとなっていなくても、自分が良いと思えば購入する」が半数以上を占める中で、「スキンケア商品」「エイジングケア商品」「衣類・履き物・アクセサリー」「化粧品・メイク用品」「バス用品」「医薬品」「オーラルケア用品」は2割前後で高めです。他人からの印象を意識するものや、自身の体調に直結するものは他項目に比べて「自分の年齢、年代向け」の商品を選ぶ様子がうかがえます。
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6)「自分の年齢、年代向け」となっている方を購入・利用する(したい)商品・サービス

『「自分の年齢、年代向け」となっている方を購入・利用する(したい)』を性年代別で見ると、全体ベースで2割を超えていた「スキンケア商品」「エイジングケア商品」は特に女性では2割台後半〜3割越えで、自身の年代を気にして商品を選んでいる様子がうかがえます。「衣類・履き物・アクセサリー」では、男女ともに20-40代で高く、50-60代で低く、特に女性においてその傾向が強くなっています。
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ここまで年齢、年代感による考え方、価値観の違いを見ていきましたが、年齢を重ねるにつれて価値観の違いを感じる割合が高く、仕事・子育て・介護生活など生活環境の変化が価値観の変化にも影響していることがわかりました。以上、 〜多様化する価値観を読み解く〜年齢、年代感に関する調査を抜粋してお伝えしました。

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/48646/table/70_1_fc3a733262af0e664d095983a235073a.jpg ]


■調査概要
調査地域:日本全国
調査対象:20〜69歳 男女
調査実施期間:2024年4月4日〜4月5日
調査手法:インターネットリサーチ
サンプルサイズ:有効回収計 1,027サンプル
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レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。
内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。

■会社概要
会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10 JRE銀座三丁目ビル4F代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他

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