アドビ、「生成AI削除」機能をAdobe Lightroomに搭載、高速かつ簡単なAI編集機能をモバイル版、デスクトップ版、web版に提供

2024年5月22日(水)13時46分 PR TIMES

- 新しくなったAdobe Lightroomの「生成AI削除」は、最も強力な消去ツールであり、モバイル、web、デスクトップで日常的な写真編集ワークフローにおいてAdobe Fireflyの魔法を利用可能に
- Adobe Lightroomに、ワンクリックで美しいぼかし効果を加える「ぼかし(レンズ)」を含むAIを活用した革新的な機能が追加され、あらゆるレベルのフォトグラファーが写真編集をより速く、より簡単に
- 効率化されたAdobe Lightroomモバイル版ユーザーインターフェイスにより、趣味で利用する人からプロフェッショナルまで、すべてのフォトグラファーが楽しく、簡単に、直感的な操作で素晴らしい写真を作成可能に

※当資料は、2024年5月21日(米国時間)に米国本社から発表されたhttps://news.adobe.com/news/news-details/2024/Adobe-Unveils-Firefly-Powered-Generative-Remove-in-Lightroom-for-Fast-and-Easy-AI-Editing-Across-Surfaces/default.aspxの抄訳版です。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41087/429/41087-429-9cf84707bd9cc8fd604c5ed0888f4c9b-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【2024年5月22日】
アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、https://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom.htmlの新機能「https://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom.html」を発表しました。これにより、Adobe Lightroomモバイル版、web版、デスクトップ版において、日常的な写真編集ワークフローでもhttps://www.adobe.com/jp/products/firefly.htmlの機能が直接使えるようになります。この生成AI削除は、Adobe Lightroom史上最も強力な消去ツールで、誰でも簡単にワンクリックであらゆる写真から不要なオブジェクトを非破壊的に除去できるようになります。また、このとき、削除された空白の部分にピクセルレベルでマッチする画像が生成されるため、高品質かつリアリスティックな素晴らしい結果を得ることができます。家族写真から邪魔なものを取り除くような使い方から、プロフェッショナルなレタッチ作業におけるより迅速なワークフローときめ細かいコントロールの実現まで、生成AI削除は、すべてのフォトグラファーが求めていた機能を提供します。生成AI削除は、Adobe Lightroomエコシステム全体の早期アクセス機能として、数百万人のユーザーを対象に本日から利用可能です。

さらに、AIを搭載したAdobe Lightroomの「https://helpx.adobe.com/jp/lightroom-cc/using/lens-blur.html」ツールが、新しいプリセットとともに一般提供開始され、誰でもワンクリックであらゆる写真に美しいぼかし効果を適用できるようになりました。Adobe Lightroomに備わった世界最高峰の写真編集ツールとこれらの最新機能を併用することで、プロのフォトグラファーは日常のワークフローのスピードアップを実現でき、趣味の一環としてAdobe Lightroomを使用する人は新たな写真編集機能が利用できるので、誰もが素晴らしい写真を制作できるようになります。

アドビのCreative Cloud製品担当シニア バイス プレジデント アシュリー スティル(Ashley Still)は、次のように述べています。「趣味で使う人であれ、プロフォトグラファーであれ、誰もが外出先で素早く簡単に写真を編集できることを望んでいます。私たちは、Adobe Fireflyの魔法をAdobe Lightroomの何百万人ものユーザーに提供できることを嬉しく思います。なぜならユーザーは、どこにいても写真を編集、管理、共有できる最も強力なツールが手元にあるという安心感とともにその瞬間を楽しめるようになるからです。」

すべての人に写真編集を

生成AI削除へのアクセスは、Adobe Lightroomユーザーにとって、写真のトリミングやプリセットの追加と同じくらい簡単です。生成AI削除は、柄物のシャツのシミ、料理写真のテーブルクロスのシワ、水面の不要な反射などの除去など、複雑とされる背景や周囲の編集にも役立ちます。旅行写真に写り込んだ邪魔なオブジェクトの消去から、プロフェッショナルにとってはさらに自然で強力なレタッチ能力を提供します。このように、生成AI削除はすべての人に新しいクリエイティブな可能性を提供し、創造的なビジョンや作品に命を吹き込むという、クリエイターが最も得意なことに集中する時間を確保します。アドビは、生成AI削除が早期アクセス版として提供される期間、ユーザーコミュニティと密接に関わり、写真コミュニティからもフィードバックに継続して耳を傾けながらモデルを進化させ、Adobe Lightroomエコシステムにおける生成AIの機能を拡充していく予定です。

すべての人々の写真編集にスピードと手軽さを

本日、Adobe Lightroomでは以下の新しい機能が利用可能になりました。これらは、趣味で使用する人からプロフェッショナルまで、あらゆるレベルのユーザーがこれまで以上に速く、簡単に、直感的に、どこからでも、様々なデバイスで写真を編集できるようにします。
- 一般提供が開始された「ぼかし(レンズ)」は、写真の任意の領域にワンクリックで美しいぼかし効果をシームレスに加えることができます。また、新しい自動プリセットも追加されました。
- α 7 IVやα 7R Vなどの最新のソニーデジタルカメラを含む新しいカメラのテザリングサポートを拡大し、Adobe Lightroom Classicの写真にリアルタイムでアクセスできるようになりました。これにより、日々の編集ワークフローにおける時間節約とチーム間のより良いコラボレーションが可能になります。
- すでに数千万枚の画像で使用された実績のあるHDR最適化を使えば、写真を撮影している誰もが、現実世界で見られるようなより明るいハイライト、より深いシャドウ、より鮮やかな色で写真を編集し、書き出すことができます。
- Adobe Lightroomモバイル版およびデスクトップ版では、フォトライブラリへの即時アクセスが可能になり、これまで以上に迅速な編集ができるようになりました。
- Adobe Lightroomの全く新しいhttps://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom/mobile.htmlでは、モバイルツールバーが合理化され、最もよく使われる機能が優先表示されるため、より速く、より直感的に編集できるようになりました。

Adobe Fireflyの搭載

Adobe Fireflyは、これまでにない規模でコミュニティの反響を呼んでいます。2023年3月の初公開以来、アドビのクリエイティブツールから世界中で80億枚以上の画像が生成されています。生成AI削除は、クリエイター、フォトグラファー、デザイナーを念頭に置いて作られたAdobe Fireflyを搭載しています。Adobe Fireflyは、https://www.adobe.com/jp/creativecloud/stock.htmlなどのライセンスコンテンツでトレーニングされ、商標やロゴなどの著作権やその他の知的財産権(IP)を侵害しない、商用利用可能なコンテンツを生成するように設計されています。アドビは、Adobe Fireflyを搭載した次世代AI機能を、自社の主要ツール全体にわたって深く統合しています。これにより、創造性の大幅な向上と正確なクリエイティブコントロールが両立し、新しいクリエイティブワークフローの提供が可能になります。

責任あるイノベーションへのコミットメントアドビは、説明責任、社会的責任、透明性というhttps://www.adobe.com/ai/overview/ethics.htmlに従い、AIを開発することを約束します。コンテンツ制作におけるAIの普及が進む現在、私たちは、クリエイティブプロセスにおけるAIの使用について消費者に透明性が提供されることが重要になると考えています。https://news.adobe.com/news/news-details/2024/Media-Alert-Adobe-Study-Reveals-High-Concern-Over-Misinformation-and-Potential-to-Impact-Elections/default.aspxでは、米国の消費者の76%が、オンラインコンテンツがAIによって生成されたかどうかを知ることが重要である、と考えていることが分かりました。

私たちが生成AI削除の一般提供を開始する際は、Adobe Lightroomのこの機能で編集された写真にコンテンツクレデンシャル情報が自動的に付与されるようにします。本機能の一般提供開始と、ソニー、ライカ、ニコン、キヤノン、富士フイルムのCoalition for Content Provenance and Authenticity(コンテンツ来歴および信頼性のための標準化団体、C2PA )対応カメラと組み合わせることで、アドビはユーザーがデジタルコンテンツにコンテンツクレデンシャル情報を付与することで撮影から編集、公開に至るまで真正性を確保し、信頼の連鎖を維持するためのさらなる一歩を踏み出していきます。コンテンツクレデンシャル情報は、デジタルコンテンツの「成分表示ラベル」のような役割を果たし、デジタルコンテンツがどのように作成、変更、公開されたかに関する重要な情報を提供できる、改ざん検知可能なメタデータです。

コンテンツクレデンシャル情報は、C2PAオープンスタンダードに基づいて構築され、アドビが主導するhttps://contentauthenticity.org/(コンテンツ認証イニシアチブ、CAI)は、デジタルエコシステムの信頼性の向上のために2019年に設立されました。現在、CAIはテック、政策、およびメディアに関連する企業、クリエイティブプロフェッショナル、研究者など3,000以上のメンバーを擁するグローバル組織に成長し、デジタルコンテンツに透明性を持たせるために協力しています。

提供開始時期

「生成AI削除」はAdobe Firefly Image 1 Modelを搭載しており、モバイル版、デスクトップ版、iPad版、web版、Classicを通じて、Adobe Lightroomエコシステム全体で、早期アクセス版として本日から提供を開始しました。また、「ぼかし(レンズ)」は、モバイル版、デスクトップ版、iPad版、web版、Classicを通じて、Adobe Lightroomエコシステム全体で、まったく新しいプリセット機能とともに一般提供を開始しました。Adobe Lightroomの最新機能の詳細については、https://blog.adobe.com/en/publish/2024/05/21/lightroom-introduces-power-adobe-firefly-with-generative-removeをご覧ください。

■「アドビ」について
アドビはデジタル体験を通じて世界に変革をもたらします。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

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