【Coral Capital】4号ファンドを250億円で組成、運用総額は約600億円に

2024年5月23日(木)10時46分 PR TIMES

ベンチャーキャピタルのCoral Capital(東京都港区、創業パートナー兼CEO:James Riney)はこの度、4号ファンドを約250億円でファースト&ファイナルクローズしたことをお知らせします。当初の予定調達額200億円からの大幅なオーバーサブスクライブとなります。今回は国内外の機関投資家や財団、ファミリーオフィスなどからご出資いただきました。新ファンド組成完了によって、Coralが運用するファンド総額(AUM)は約600億円にまで拡大しました。
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4号ファンドは大部分を機関投資家から集めており、米国・シンガポール・ヨーロッパなどの海外投資家比率が3割を超えました。今回の資金調達は開始からファイナルクローズまで約3カ月と、一般的に18カ月程度かかるVCの資金調達としてはスピード組成となりました。

当社はこれまで、2016年に設立した1号ファンド(38億円)を皮切りに、2019年設立の2号ファンド(60億円)、2021年設立の3号ファンド(140億円)の3つのコアファンドを運用してきました。これらに加えて、ユニコーン企業となったSmartHRへの追加投資のためのSPV(Special Purpose Vehicle)と呼ばれる専用ファンド(20億円)や既存投資先への追加投資専用の1号グロースファンド(27億円)、2号グロースファンド(50億円)の合計6本のファンドを組成し、115社以上の国内スタートアップ企業へ投資してきました。

今回の4号ファンドの設立により、初回投資か追加投資かを問わず、1社あたり5000万円から30億円の投資を計画しています。ファンドの運用期間は従前のファンド同様に10年ですが、3号ファンドに引き続き最大14年まで延長可能としました。これにより日本からより多くのユニコーン企業を輩出すべく、長期間にわたって支援してまいります。
【4号ファンドの特徴:クロスファンド投資が可能に】

スタートアップの起業家が歴史に残るような企業を築くには長い時間がかかります。そのため、3号ファンドではファンド運用期間を従前の10年から最長14年まで延長可能としました。4号ファンドではこの特徴を引き継ぎつつ、「クロスファンド投資」ができるようになりました。

クロスファンド投資とは、従来のファンドを通じて投資した有望な会社に対して、継続して投資するための仕組みです。同時に、起業家も最初に出資を受けたファンドのドライパウダー(未投資残高)を気にせず、シームレスに追加投資を受けられるようになります。

最長14年まで延長可能なファンドの運用期間と、クロフファンド投資の2つの特徴により、Coralは「長期的なパートナー」として日本を代表する次世代企業づくりに励む起業家にじっくり寄り添い、支え続けることができます。
【Coral Capitalについて】
Coral Capitalは「資金・人材・知見」が集まるエコシステムとして、スタートアップの成功を加速させる環境を醸成しています。

Capital(資金)

Coralが運営するファンドから5000万円から30億円まで投資し、さらに多くの資金が必要になった際には、その調達も支援しています。投資先スタートアップはCoralの「投資家プラットフォーム」や「Demo Dayプログラム」を通じて、160名以上の投資家とつながることが可能です。CVCや機関投資家とつながるためのネットワーキングイベントも実施しています。

また、Coralはシリコンバレー発祥のため、海外機関投資家と強いコネクションがあり、その多くは当社のファンドのLP投資家です。Coralの投資先スタートアップはこれまで、SequoiaやGreenoaks、Khosla Venturesなど、世界有数の投資家から累計で約1500億円を調達した実績があります。

Talent(人材)

Coralのエコシステムではトップレベルの人材が集まる仕組みを作っています。毎年2500人以上が参加する日本最大のスタートアップキャリアフェア「Startup Aquarium」や、1万2000人以上が登録する人材データベース「Coral Careers」を通じて、投資先スタートアップに年間200名超の採用を無償支援しています。会社の将来に大きく影響する重要なポジションについては、Coralのタレントマネージャーが直接採用をサポートしています。

Insights(知見)

Coralの投資先の起業家や従業員は、SmartHRやカケハシ、京都フュージョニアリングなど115社以上のスタートアップの知恵が集結するプライベートソーシャルネットワーク「Coral Community」に参加できます。このコミュニティではスタートアップ運営にまつわる疑問や相談を投稿できるだけでなく、特定の人物や潜在的な顧客の紹介を依頼することも可能です。

このほか、スタートアップ運営について学べるワークショップやイベント、著名な大手企業の創業者やエグゼクティブと交流を深められるランチ&ディナーも定期的に開催しています。

【投資領域・実績】
Coral Capitalでは核融合やロボティクス、バイオといったディープテックから、SaaSやFintech、化粧品ECまで、B向けやC向けなどにこだわらず多様な領域のスタートアップ115社以上に投資してきました。7社目に投資したSmartHRは2021年6月に約156億円を調達しユニコーン企業となりました。

出資先企業の例
- SmartHR:人事・労務で業務を効率化する労務管理クラウド
- カケハシ:調剤薬局向けクラウド電子薬歴「Musubi」を展開
- 京都フュージョニアリング:核融合炉に関する装置を開発する京大発ベンチャー
- カミナシ:モバイルアプリで現場の紙をデジタル化するサービスを提供
- hacomono:会員管理・予約・決済など店舗運営に必要な基幹業務SaaSを提供
- TeraWatt Technology:次世代リチウムイオン電池を開発

Coral Capital 4号ファンド概要
- 名称:Coral Capital IV, L.P.
- 設立時期:2024年4月
- 運用期間:10年間(ただし最大14年まで延長可能)
- 投資ステージ:シード〜シリーズC
- 投資額:5000万円〜30億円まで投資可能
【採用情報】
Coral Capitalでは、共にスタートアップ業界を変革していく仲間を募集しています。
以下の職種を積極的に採用中ですので、興味のある方はぜひご応募ください。
- Investment Team Member
- Operations Analyst
- Operations Associate

Coral Capital採用ページ
https://coralcap.co/careers/

本件の問い合わせ先

資金調達のご相談に関して:https://coralcap.co/contact/
取材に関して:press@coralcap.co

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