三井住友トラスト・パナソニックファイナンス、建設業界を支える中堅・中小企業におけるDX推進に貢献すべく、オンラインセミナーを開催

2024年5月23日(木)16時16分 PR TIMES

業界の先陣を切って建設DXを推進するEARTHBRAINと共同開催

 三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:浜野敬一、以下「当社」)は、建設機械のメーカー・販売会社さまと連携し、主に建設業界の中堅・中小企業のお客さまの設備投資に際して、リース・割賦、融資、中古建設機械の売買を含むファイナンスソリューションを提供しています。

 昨今、建設業界では少子高齢化による人手不足が年々深刻化しており、建設現場におけるDX(Digital Transformation)の推進による生産性向上が喫緊の課題となっています。そこで当社は、建設業界を支える中堅・中小企業におけるDX推進に貢献すべく、業界の先陣を切って建設DX(※1)を推進する株式会社EARTHBRAIN(本社:東京都港区、代表取締役社長:小野寺昭則、以下「EARTHBRAIN」)CTO兼CIOの井川甲作氏に登壇いただき、オンラインセミナーを開催しました。

オンラインセミナー 開催概要


テーマ:『建設現場』も『建機』もデータ化するEARTHBRAINが提案する建設DXとは
開催日:2024年4月25日(木)
参加費:無料
講演者:EARTHBRAIN CTO兼CIO 井川甲作 氏
[画像1: https://prtimes.jp/i/138114/14/resize/d138114-14-c7054d467a2fddc705e4-0.jpg ]

写真右側=井川甲作氏、写真左側・中央=当社 機械設備営業部 担当者(EARTHBRAIN本社、「建設機械向け遠隔操作システム」展示機前にて撮影)

オンラインセミナーで井川氏は次のように講演されました。


■ ICT建機(※2)等を導入する“だけ”では、建設現場の生産性向上は難しい
 建設業界では、近年、ICT建機(※2)やドローンの導入など「建設機械の進化」というアプローチで生産性を向上する試みが行われてきた。しかし、建設現場では「調査・測量、施工計画、施工・施工管理、検査」などさまざまな業務工程があり、一つの工程をデジタル化しても、その前後の工程との連携がボトルネックとなり、工程全体の生産性があまり変化しないことも多い。
[画像2: https://prtimes.jp/i/138114/14/resize/d138114-14-fcac0ceca28c05f3a196-1.jpg ]


■ 建設現場を丸ごとデジタル空間で見える化し、施工プロセスの最適化を図ることで生産性向上を実現する
 建設現場では、工程ごとにさまざまなメーカーの機械や道具が使われるため、単にICT建機(※2)を導入するか、しないかという視点ではなく、施工プロセス全体を可視化し、最適化を図るアプローチが必要である。施工プロセスを可視化するためには、「建設現場を3次元データで見える化」することが有効だが、どのようにして現場のデータを取得するかが問題である。

 EARTHBRAINでは、現場をクラウド上で3次元化・デジタル化するためのデバイスやソリューションを提供しており、「建機」に加えて、人・地形・材料などを含めた「建設現場」全体からデータを取得する。そして計測データの統合・分析を通して発見した課題を踏まえて、最適な施工プロセスを現場に提案し、現場では提案に基づいてタスクを実施することで生産性の向上が図れるというサービスを提供している。
[画像3: https://prtimes.jp/i/138114/14/resize/d138114-14-0c6ab9cf6d173dcab45f-2.jpg ]

■ 建設DXの次の課題は「オートメーション化」へ
 国土交通省が推進する、建設現場のあらゆるプロセスにICT技術を導入して生産性向上や経営環境の改善などを行うためのプロジェクト「i-Construction」では、人口減少下において、将来にわたって持続的にインフラ整備・維持管理を実施するためには、これまでの「ICT等の活用から」から「自動化」に進化することが必要。2040年までに少なくとも3割の省人化を図ることが必要とされる中、ポイントとなるのが「施工のオートメーション化」「データ連携のオートメーション化」「施工管理のオートメーション化」であるとしている。
[画像4: https://prtimes.jp/i/138114/14/resize/d138114-14-a4ad4d50eb4cbb7cc183-3.jpg ]

 なお、EARTHBRAINでは、2021年から「施工のオートメーション化」に取り組んでおり、建設機械を遠隔で稼働させる「建設機械向け遠隔操作システム」を親会社であるコマツ(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:小川啓之)と共同開発。実際の建機と同じ椅子・操作系を再現したコックピットでは、違和感なく遠隔操作を行うことが可能である。遠隔化によって、一人の技術者が複数の現場を担当することが可能になり、省人化を実現することができる。
[画像5: https://prtimes.jp/i/138114/14/resize/d138114-14-e76aa47ebd67cef0a32f-4.png ]

■ 最後に
 建設業界では、国を中心に積極的なDX推進が進められており、DX活用による工事受注は収益上のメリットも十分にある。また、将来的に自社で3D施工やクラウド利用の技術を持つことは、他社との差別化にも繋がるため、パートナー企業を見つけ、連携することで自社にとって最適なDXを実現し、さらなる成長に繋げていただきたい。

株式会社EARTHBRAIN 会社概要


■ 設立年 :2021年7月
■ 本社  :東京都港区六本木1丁目6番1号泉ガーデンタワー29F
■ 資本金 :368.7億円 (資本準備金を含む)
■ 代表者 :代表取締役社長 小野寺昭則
■ 事業概要:建設業向けデジタルソリューションの開発、提供、保守など

※1 建設DXとは、建設業界にAIなどのデジタル技術を導入して、業務効率化や建設業界が抱える課題解消を図ること。
※2 ICT建機とは、情報通信技術を取り入れ、施工を自動制御する建設機械のこと。

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