「マイナビ 2025年卒 学生就職モニター調査 4月の活動状況」を発表

2024年5月27日(月)12時16分 PR TIMES

55.6%の複数内々定保有者が「入社意志の低い内々定先に辞退意志を伝えていない」

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2025年卒業予定の全国の大学3年生及び大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ2025年卒 学生就職モニター調査 4月の活動状況」の結果を発表しました。

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<TOPICS>
4月末時点の内々定保有者のうち、入社予定先を決めている学生は61.9%【図1、2、3】

複数内々定を保有している学生で辞退意思を伝えていない企業がある割合は55.6%と過半数を上回る【図4、5、6】

合同企業説明会で話を聞く判断基準は、対面式では「ブース内の社員の雰囲気(31.0%)」。WEBでは「知っている/聞いたことがある企業(31.5%)」【図7、8】



【調査概要】
◆ 4月末時点の内々定保有者のうち、入社予定先を決めている学生は61.9%
今までに内々定を得たことのある学生に内々定を得た社数を聞いたところ、4月末時点で平均2.3社となった。23年卒では2.1社、24年卒では2.2社で、毎年0.1社ずつ増加している。内々定保有者のうち複数内々定を保有する学生の割合も63.0%(前年比3.3pt増)となり、現段階で入社予定先を決めている割合は2年連続で増加し、25年卒では61.9%となった。【図1、2、3】
【図1】
[画像2: https://prtimes.jp/i/2955/1970/resize/d2955-1970-9acf90a9745af1028276-0.png ]


【図2】
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【図3】
[画像4: https://prtimes.jp/i/2955/1970/resize/d2955-1970-dbf1b11caa8b4945afbc-0.png ]


◆ 複数内々定を保有している学生で辞退意思を伝えていない企業がある割合は55.6%と過半数を上回る
4月末に内々定を得た社数が2社以上の学生に、入社意思の低い企業に辞退の意思を伝えたかを聞くと、「まだ伝えていない企業がある(まだ伝えていない+一部の企業のみに伝えた)」という回答が55.6%で過半数を上回った。
どのタイミングで辞退を伝えるか聞くと、「志望度の高い企業の選考結果が出たら」が46.7%と最も高く、今後の選考結果を踏まえて検討したい学生が多いようだ。まだ辞退の意思を伝えていない理由としては、「辞退の連絡をするのが気まずいから(16.9%)」「せっかく内定をもらったのに申し訳ないから(14.5%)」「どのように伝えたらよいかわからないから(10.4%)」など、辞退すること自体への悩みも1割以上の回答があった。【図4、5、6】
【図4】
[画像5: https://prtimes.jp/i/2955/1970/resize/d2955-1970-d92b967a28714944b56b-0.png ]

【図5】
[画像6: https://prtimes.jp/i/2955/1970/resize/d2955-1970-331b2b72cc3df4319898-0.png ]

【図6】
[画像7: https://prtimes.jp/i/2955/1970/resize/d2955-1970-fac2669932ce74531af3-0.png ]


◆合同企業説明会で話を聞く判断基準は、対面式では「ブース内の社員の雰囲気(31.0%)」。WEBでは「知っている/聞いたことがある企業(31.5%)」
3月1日以降、合同企業説明会に参加したことのある学生に、来場型(リアルイベント)の合同企業説明会で話を聞く際の判断基準を聞いたところ、「ブース内の社員の雰囲気(31.0%)」が最多となり、業種や勤務地、募集職種などの要素よりも重視されていることがわかった。
WEB視聴型の場合、最も割合が高かったのは「知っている/聞いたことがある企業(31.5%)」だった。WEBの合同説明会を有効活用するためには、事前の広報活動が重要であると考えられる。【図7、8】
【図7】
[画像8: https://prtimes.jp/i/2955/1970/resize/d2955-1970-57d8eeb94f0b702d8b3f-9.png ]

【図8】
[画像9: https://prtimes.jp/i/2955/1970/resize/d2955-1970-088a9ee46ff7b395ba95-0.png ]


【調査担当者コメント】
4月末時点の内々定保有者の平均内々定保有社数は2.3社となり、複数内々定を保有している割合は63.0%となりました。しかしながら入社意思の低い企業に辞退の意思を伝えていない割合は過半数を超え、辞退意思を連絡するタイミングとして最も多かったのが「志望度の高い企業の選考結果が出たら」であることからも、活動を継続している学生が多いことが分かります。今後内々定を辞退する学生が増えていくことも予想されますが、企業の採用活動において、辞退防止は重要な課題の一つです。選考を早めることで辞退の可能性が上がる場合もあり、その可能性を踏まえた採用スケジュールの検討が必要だと考えられます。
また辞退の意思を伝えていない理由として「辞退の連絡をするのが気まずいから」「せっかく内定をもらったのに申し訳ないから」といった回答もありましたが、内々定を出した企業に対して、適切なタイミングで辞退連絡するなど真摯な対応を期待したいと思います。
マイナビキャリアリサーチラボ 主任研究員  井出翔子

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【調査概要】「マイナビ2025年卒 学生就職モニター調査 4月の活動状況」
○調査期間/2024年4月25日(木)〜4月30日(火)
○調査方法/Web上のアンケートフォームより入力
○調査対象/2025年卒業予定の全国大学3年生及び院1年生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/1,639名(文系男性208名 理系男性363名、文系女子644名、理系女子424名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら
(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20240527_77451/)からご確認いただけます。
※(5月28日)図7に関して誤りがありましたのでグラフを差し替えております。それに伴い本文内の合同企業説明会で話を聞く判断基準が「社員からの積極的な声かけ(31.0%)」が最多としておりましたが、正しくは「ブース内の社員の雰囲気(31.0%)」が最多となります。訂正しお詫び申し上げます。
(訂正前:社員からの積極的な声かけ⇒訂正後:ブース内の社員の雰囲気)
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