帝京平成⼤学救急救命⼠コースが⽶国ロサンゼルスで救急救命研修を実施 ― ⽇本では実施できない救命処置の実習やバディプログラムで異文化コミュニケーションを実践

2025年5月28日(水)14時5分 Digital PR Platform




帝京平成⼤学は2019年度より、救急救命⼠コースの学⽣を対象に病院前救急医療に関する海外研修を、ロサンゼルス市(⽶国カリフォルニア州)を中心とした地域にて実施している。2024年度は、健康メディカル学部医療科学科(東京都豊島区)から11名、健康医療スポーツ学部医療スポーツ学科(千葉県市原市)から4名が参加。6泊8⽇の⽇程で、UCLA Paramedic School(カリフォルニア⼤学ロサンゼルス校 救急救命⼠養成校)やロサンゼルス市の公的消防機関等において、病院前救急医療全般についての理論や実技を学んだほか、現地の学⽣らと交流しコミュニケーションや⽂化の違いなどを肌で感じてきた。




 帝京平成⼤学では、健康メディカル学部医療科学科および健康医療スポーツ学部医療スポーツ学科の救急救命⼠コースの3年⽣を対象とした海外研修プログラムを2019年度より展開している。実施時期は、特定行為を含めた隊活動のシミュレーション実習や、病院実習、救急自動車同乗実習が修了した、3年生後期の1月末〜2月初旬にかけて渡航している。現地では⽶国における救急救命⼠教育や救急医療システムを学ぶため、UCLA Paramedic School (カリフォルニア⼤学ロサンゼルス校 救急救命⼠養成校)の講義や実習に参加。ロサンゼルス市消防局や⺠間救急会社、救急病院などの救急医療に関連する施設を見学するほか、現地の学⽣らとの交流を通じて国際的な視野を持った救急救命⼠を⽬指すきっかけを提供する。

 2024年度は2025年1⽉にロサンゼルス近郊で発⽣した⼭⽕事の影響を受け、研修内容や⾒学先などの変更を余儀なくされたものの、1⽉26⽇から2⽉2⽇まで6泊8⽇の⽇程で実施。健康メディカル学部医療科学科から11名、健康医療スポーツ学部医療スポーツ学科から4名の学⽣が参加した。

 学⽣らはまず、UCLA Paramedic Schoolで救急搬送の歴史やパラメディック関連の講義を受講。その後、活動シミュレーションをはじめ、胸部緊急処置や⾻髄路輸液といった⽇本では実施できない救命処置などの実習を、3つのグループに分かれて実施した。
 公的消防機関については、複数の消防署(住宅街の施設、消防隊が配備されている施設)を見学し、車両や設備、資器材の説明だけではなく、実際にストレッチャーの操作性能などを体験した。また、署内の休憩室や厨房などを見学することにより、勤務中の署内での生活風景を垣間見ることができた。
 さらに今回は初めてParamedic Training Institution(カリフォルニア郡緊急医療サービス庁所管)を訪問。Paramedic養成研修の講義を聴講し、研修中の現役消防官と交流の時間が持たれた。
 そのほか、"バディプログラム"という、同年代の学⽣との交流を図るプログラムがあり、UCLA構内を散策したりカフェテリアにて昼⾷をとったりと、⾃分たちの⼒だけでコミュニケーションをとり、互いの⽂化などについて意⾒を交わした。

 旅の終盤では⾃主研修として、少人数のグループに分かれ、それぞれのグループで事前に研修先や往復の移動⼿段など自ら計画を立てた。主な訪問先は、グリフィス天⽂台やアイオワ記念館、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド、カリフォルニア・サイエンスセンターなど。



 今年度のような事態においても、現地スタッフと密に連絡を取り合うことにより、臨機応変に対応していただき、その結果、学生にとって有意義な、思い出深い研修となったことは言うまでもない。今後も引き続き、柔軟な研修プログラムを展開し、世界的視野をもった学生の育成の一助としたい。


●ロサンゼルス救急救命研修
 https://www.thu.ac.jp/campuslife/abroad/losangeles


(参考)
・米国でロサンゼルス救急救命研修を実施いたしました。
 https://www.thu.ac.jp/news/2024/250317-01



▼本件に関する問い合わせ先
学校法人 帝京平成大学 入試課
住所:東京都豊島区東池袋2-51-4
TEL:03-5843-3200


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

Digital PR Platform

「命」をもっと詳しく

「命」のニュース

「命」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ