ANA Pocketの活用を通した健康促進効果を実証事業より確認しました ~福岡県飯塚市における健康増進事業の実証結果報告~
2024年7月1日(月)15時16分 PR TIMES
福岡県飯塚市にて実施した実証事業において、ANA Pocketを活用した参加者の体重・BMI*1が有意に減少し、健康意識・行動が改善したという結果を得ることができました。
今後は、本実証でも高いアクティブ率を維持したANA Pocketの特徴や、楽しみながら利用できる「チャレンジ」などの機能を通じて、自治体や企業の健康行動や地域経済の活性化を支援していきます。
ANA X株式会社(代表取締役社長:神田 真也、本社:東京都中央区/以下「ANA X」)は、福岡県飯塚市で実施した「PHR*2サービスを起点とした業種間連携型の健康なまちづくり形成に関する実証事業」において、日々の移動でポイントやマイルが貯まる「ANA Pocket」の活用を通して、参加者の体重・BMI*1が有意に減少し、健康意識・行動が改善したという結果を確認しました。
本実証事業では、2023年12月1日〜2024年3月31日の4ヶ月間、飯塚市民および市内勤務者にANA Pocketをご利用いただきました。本取組みは、福岡県飯塚市(市長:武井 政一/以下「飯塚市」)、株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:柴原 節男、本社:東京都品川区)、株式会社インテグリティ・ヘルスケア(代表取締役会長:武藤 真祐、代表取締役社長:園田 愛、本社:東京都中央区)、沢井製薬株式会社(代表取締役社長:木村 元彦、本社:大阪市淀川区)との連携により実現しました。
※1 BMI:BMI (Body Mass Index) は、[体重(kg)] ÷ [身長(m)2] によって算出される、肥満度の国際的な指標
のこと。
※2 PHR:Personal Health Recordの略語。一般的には、生涯にわたる個人の保健医療情報(健診(検診)情報、 予防接種歴、薬剤情報、検査結果等診療関連情報及び個人が自ら日々測定するバイタル等)である。電子記録として本人等が正確に把握し、自身の健康増進等に活用することが期待される。
【結果詳細】
1. ANA Pocket チャレンジ*3参加者の体重0.7kg・BMI0.4の減少
[画像2: https://prtimes.jp/i/29572/328/resize/d29572-328-2ed59f86d7f37ea4ed38-1.png ]
「今日1日で4km歩いて健康維持しよう!」チャレンジに参加した群は、体重が平均0.7kg減少し、BMIが0.4減少するという有意な変化が認められました(p値<0.05*4)。
4kmの徒歩移動を目標とした本チャレンジに限らず、2km,6km,指定したスポットへの訪問を目標としたチャレンジでも同様の結果が見られたことから、ANA Pocketのチャレンジに参加することで、達成有無に関わらず体重減少に効果があることが示唆されました。チャレンジに「参加する」という行動そのものがコミットメントとして作用し、数値改善に繋がっている可能性があります。
※3 チャレンジ:ANA Pocketで移動手段や移動距離など、指定された目標の達成を目指す機能。指定された期間内に目標を達成すると、クーポンやポイントなどの報酬を受け取ることができる。
※4 p値<0.05:統計的仮説検定において、「母集団について主張したいことが誤る確率が5%未満である」を意味し、「有意差がある/有意である」と言える状態のこと。よって、本実証における体重とBMIの減少は有意な差であることが証明できる。
2. 期間平均77%のユーザーが毎日アプリを起動
[画像3: https://prtimes.jp/i/29572/328/resize/d29572-328-a1b27dfb4bd7c5821faf-2.png ]
ANA Pocketの利用データより、実証期間中、参加者の77%が毎日アプリを起動、51%が毎日チャレンジに参加していたことが分かりました。
アンケート結果でも、68.8%が週1回以上利用したと回答しており、主観・客観データの両方から、多くの参加者がANA Pocketの機能を積極的に活用していたことが明らかになりました。
※5 DAU率:デイリーアクティブユーザー率。実証参加者のうち、その日にアプリにアクセスしたユーザーの割合を示す。
3. ANA Pocket チャレンジ・ポイントにより6割が行動変化
[画像4: https://prtimes.jp/i/29572/328/resize/d29572-328-7fef44192fff90563ae1-3.png ]
参加者の約6割がANA Pocketの飯塚市限定チャレンジやポイントが「行動(外出・運動)のきっかけになった」と回答しました。
(その他 自由回答より抜粋)
・「アプリをきっかけに飯塚市内の商業施設に出かける機会が増えた」
・ 「健康状態を把握する良い機会になった」
・「目標を一万歩に設定し、普段通らない道を歩いた
り、近所の人と会話を楽しみながらウォーキングす
るようになった」
【今後について】
ANA Pocketを通じた健康効果が今回の取組みより確認できたため、ユーザーの健康促進をさらに支援するために、各種機能を拡充していきます。
更に、本実証でも高いアクティブ率を維持したANA Pocketの特徴や、楽しみながら利用できる「チャレンジ」などの機能を通じて、自治体や企業の健康行動を支援していきます。また、スマートフォン決済サービス「ANA Pay」等のANAグループの商材を組み合わせることで、地域経済の活性化にも貢献していきます。
【ANA Pocketとは】
ANA Pocketは、徒歩、自転車、自動車、電車、飛行機などすべての移動によりポイントが貯まるモバイルアプリサービスです。スマートフォンにこのアプリをダウンロードするだけで、移動手段や距離に応じてポイントがどんどん貯まり、貯まったポイントで ANAのマイルやクーポンなどが必ず当たる「マイルガチャ」等にチャレンジできます。
▷ANA Pocketのダウンロード(iOS/Android共通):https://anapocket.onelink.me/OjSu/pressrelease
▷ANA Pocket公式サイト:https://www.ana.co.jp/ja/jp/share/ana-pocket/
【過去の関連プレスリリース】
・【2023年7月27日】ウェルビーイングの推進を目的に 健康、医療サポート、ウェルネスツーリズムの分野で A
NA X、インテグリティ・ヘルスケア、 サワイグループホールディングス、日立システムズが 日本ウェルビーイ
ングコンソーシアムを設立
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202307/20230727.html
・【2023年10月3日】PHRサービスを起点とした業種間連携型の健康なまちづくり形成に関する 実証事業実施に
おける協定書を締結
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202310/20231003.html
・【2024年7月1日】飯塚市におけるPHR サービスを起点とした業種間連携型の健康なまちづくり形成に関する結
果のお知らせ
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202407/20240701.html
【参考】本実証事業におけるANA Pocket画面(一部)
[画像5: https://prtimes.jp/i/29572/328/resize/d29572-328-c738418c5687818e9e9b-4.png ]
【お問い合わせ先】
ANA Pocketを活用した施策のご相談は、以下アドレスまでお送りください。担当者より、ご返信いたします。
<メールアドレス> contact_anapocket@ana-x.co.jp