写真家の鋭い眼力で作り上げた映画「僕の名前はルシアン」一般試写会を8/31(木)開催!25組50名様をご招待 出演:柳俊太郎 大鶴義丹 菜葉菜 酒向芳 他

2023年8月2日(水)15時0分 @Press

写真家の鋭い眼力で作り上げた映画「僕の名前はルシアン」(制作プロダクション:TokyomuseFilms合同会社)が2023年9月29日(金)に渋谷のユーロスペースから全国公開いたします。この度、一般試写会を2023年8月31日(木)に開催することが決定いたしました。25組50名様をご招待いたします。

公式サイト: http://mynameislucien.com

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/363711/LL_img_363711_1.jpg
「僕の名前はルシアン」ポスター

■映画について
この映画「僕の名前はルシアン」は、さまざまな要素が混じり合っている群像劇である。大山千賀子は群像劇が好きなのだ。一人の主人公を最後まで追うのではなく、周りの人間を描き、彼らによって社会を構築して行く。

この映画は一組の家庭とその家族を取り巻く人物で描かれている。なぜ家族がそれらを必要としているか?仕事を人生と重ねている夫。満たされない気持ちを宗教に求める妻。うまく人生を退き切ろうと努力している姉。一歩踏み外したことで家族のみんなから危険視されている妹。
この家族と家族を取り巻く人々で物語は構成される。
また、写真家としての大山千賀子のライフワークとして「裸体」への取り組みがある。彼女の作品には必ず「裸」が登場する。「裸」は雄弁だからだ。
我々が纏っている肌の質感、テクスチャー、肌が持つ歴史。それらに魅了されている。自分として所有する唯一のものだからだ。


■映画の裏側
この映画制作に6年もの歳月を要したのは大山の映像に対するオブセッションである。
この映画は初めて取り組む長編映画としてはとても大変なものだった。途中、女優の降板、カメラマンの立ち去り、録音部など、今まで経験したことのない世界が待っていた。しかし最後まで仕上げられたのはなんと言っても美術の磯見俊裕、撮影監督の市川修、物語を引っ張ってくれる情緒豊かなサウンドトラックを作曲してくださった篠崎正嗣さん。そして最後まで力強く演じて下さったキャストの皆さんの熱意だと思う。

大山は6mの深さのタンクを求めてロンドン迄水中撮影に出かけてしまった。エセックスというロンドンから東に1時間のところに天井も開くプールが存在していた。水中撮影のためのタンクで、クレーンで車を空から落とせる仕組みになっている。我々の撮影には訓練されたダイバーが2名タンクを背負って水底でスタンバイしていた。

最後に「僕の名前はルシアン」のキャスティングには時間がかかってしまったこと。いくつもの事務所に電話をかけ、訪問し、ルシアンのイメージを求めた。ルシアン探しには何ヶ月も要した。最終的に柳俊太郎を選んだのはワングランスだった。遠くに立っている彼を見た瞬時にルシアンだと思った。女を騙す癖のある役なのにこの役をやりたがる俳優は思った以上に多かった。
男ってそういうものなんだね。あとは事務所の問題だけだった。


■ストーリー
写真家で映像作家の大山千賀子が、実際にあった事件にインスピレーションを得て描いたオリジナルストーリー。
自殺願望を抱えた若者たちが同じ願望を共有するサイトで知り合うところから始まる物語を描く。

愛を求める孤独な10代の少女が、インターネットで「ルシアン」と名乗る理想的な男と知り合う。同じころ、ある連続殺人犯を追っていた警察は、同じ犯人が手を下したと思われる、3人目の女性の全裸遺体を発見した。遺体に暴行の痕跡はなく、犯行動機もわからないままで、捜査は難航していくが……。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/363711/LL_img_363711_2.jpg
ルシアンを演じる柳俊太郎
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/363711/LL_img_363711_3.jpg
ピンサロでバイトするマキとあかね

【キャスト】
柳俊太郎/大鶴義丹/福永理未/菜葉菜/定岡正二(元読売ジャイアンツ)/
ウダタカキ/大島葉子/恒吉梨絵/酒向芳/風間晋之介/丸山昇平/西野翔


【制作スタッフ】
美術:磯見俊裕/音楽:篠崎正嗣/撮影:市川修/照明:渡辺光雄/
編集:保泉圭太/助監督:神保英明/
プロデューサー:追分史郎・Tony Humphreys/
エグゼクティブプロデューサー:Ajay Nehra・佐々木昭夫・清水菊江


■脚本・監督 大山千賀子のコメント
この映画の構想を浮かべていたときにある事件が起こった。あの事件から自分の心の中に宿していた塊が流れる水のように文字になっていき、生を得はじめた。心の中に潜んでいたピースがつながりはじめたのだ。長編映画を作るのは初めての経験。だから抱いているイメージをできるだけ忠実に映像として表現したかった。そしてユーロスペースでの上映が頭に浮かんだ。それが実現できて本当にうれしい。憧れの映画館での上映です。見てくださる方々と心を瞬時でも共有できたらと思っています。

<大山千賀子プロフィール>
奈良県吉野郡生まれ
東京藝術大学美術学部大学院研究科を経てLondon大学Goldsmiths校で映画術を学ぶ

▼Filmography
短編映画「霊柩車の男」はShortshortsFilmFestival&Asia、
NY Indeoendent FilmFestival,
HuescaInternational Film Festival(Spain)
サンパウロ国際映画祭短編映画部門に正式出品短編映画
「Last Ecstasy」満島ひかり主演はShortshorts Film Festival&Asia、
札幌国際短編映画祭、NY Indipendent FilmFestival ,WTOs lnternational Film Festival(Norway),
Athens International Short Film Festival(Greece)に正式出品
短編映画「異邦人」がある。
「僕の名前はルシアン」はアジアン映画祭正式出品、MED Film Festivalにおいて観客賞を受賞。
その他の受賞に「朝日広告賞」「NY Clio賞」「APA賞」「キリンコンテンポラリーアゥード」などがある。


<記>
■試写会会場:ユーロライブ http://eurolive.jp/
東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F
TEL:03-3461-0211

■日時:2023年8月31日(木)
15時開場 15:30〜試写スタート 104分


<問い合わせ>
雨宮隆
tel : 080-3700-5671
e-mail: tokyomuse_films@icloud.com

*「僕の名前はルシアン」の一般試写会に抽選で25組50名様をご招待!
閉め切り:8月18日(金) 結果は8月21日(月)に添付のPDF(1)に記入後返信

<返信先>
●TokyomuseFilms合同会社
e-mail: tokyomuse_films@icloud.com


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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