水需要マネジメントを目指した実証実験に関する協定を締結

2024年9月13日(金)15時46分 PR TIMES

吹田市、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下、パナソニック)、柏原計器工業株式会社(以下、柏原計器)、及び国立大学法人一橋大学大学院 社会学研究科(以下、一橋大学)は、水需要マネジメントを目指した実証実験に関する協定を締結しました。
吹田市、パナソニック、柏原計器は、水道スマートメーター実証実験に関する協定に基づき、2022年春から、吹田市、パナソニックにて連携協定を締結しているSuita サスティナブル・スマートタウン(※)の一部施設にて水道スマートメーターの実証実験を行っており、今回の実験は当該水道スマートメーターを活用して行います。

水道の需要量は市民等の活動に合わせて一日の中で時間変化するため、施設の能力は一日の平均需要量を超える最大需要量を見込んだ能力が求められます。

全国の多くの水道事業体は、水が不足することがないよう、最大の需要に一定の余裕を加味した能力を有する水道施設(設備及び管路)を保有しており、ピークを除く多くの時間帯では非効率なエネルギー消費となっています。このような状況から、水道施設の効率的な運用を目的に、使用される水の量を必要に応じて抑制することができる可能性を持つ水需要マネジメントの実証実験について、吹田市、パナソニック、柏原計器及び一橋大学が連携して取り組みます。

【取組内容】
本実証実験では、ピークカット時の水道料金を現行単価より安価にするなど、仮想料金設定による条件設定を行い、使用者にインセンティブを与えることによって、水使用量に変化が生じるかを検証(経済的な方法)します。また水資源や環境への影響を意識させた上で自身の使用量を確認することにより、水使用量に変化が生じるかを検証(非経済的な方法)します。

【役割分担】
・一橋大学:実証実験の実施主体
・吹田市・パナソニック・柏原計器:水道データの計測、提供

※Suita サスティナブル・スマートタウン(https://suitasst.com/)

【お問い合わせ先】
<水道スマートメーターに関するお問い合わせ>
吹田市水道部 総務室料金グループ
TEL:06-6384-1281
Email:s-eigyou@city.suita.osaka.jp

<実証実験に関するお問い合わせ>
一橋大学大学院 社会学研究科 環境科学研究室
TEL:042-580-8930
Email:water.metering101@gmail.com

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