ぺんてるが手掛ける壁画アーティスト育成プログラム、日本橋の2拠点で壁画が完成、10月4日より一般公開開始
2024年10月8日(火)17時46分 PR TIMES
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「Pentel ミューラル ルーキーズ プロジェクト」は、1946年に教育用画材のメーカーとして創業して以来、人々の想像力や創造性をはぐくんできたぺんてるが、日本橋で壁画スペースのあるアートホテル「BnA_WALL」などを運営するBnA、国内外の数百におよぶ壁画を制作してきたTokyoDexと共にスタートしたプログラムです。
第1回のアーティストとして「ABEYUKA.」と「Ono」の2名を選出し、メンターに「YUSEI SAGAWA」を迎え、日本橋エリアの2拠点にそれぞれ壁画作品を制作しました。
アーティストによる壁画(ミューラル)は、欧米では文化的なムーブメントになるなど注目度の高いアートであるのに対し、日本では文化的なムーブメントにはほど遠く、壁画アートや壁画アーティストが経験を積む場が少ないという大きな課題があります。本プロジェクトは、そのような中で、世界での活躍を目指すアーティストに壁画アートの経験を積む場を提供し、日本の壁画アートシーンの振興に寄与するものとなることを目指しています。
■壁画展示場所・制作アーティストコメント■
1.BnA_WALL
東京都中央区日本橋大伝馬町1−1
WALL SIZE : W6m×H6m
テーマ: Colors of the City
制作アーティスト: ABEYUKA.
コメント:コメント:「Colors of the City」というテーマを見たとき、「人の人生を描こう」と思いました。街に人が行き交うことで、世界が彩られていくイメージです。普段アーティストとして活動する際は、コンセプトとして自分の考えや主張が重要視されますが、今回は大勢の方が携わるプロジェクトということもあり、「ABEYUKA.の良さはそのままに、沢山の人に愛される作品」を作ることを目標としました。大きな壁画制作も、ぺんてるの社員さんたちが入れ代わり立ち代わり制作をお手伝いしてくださることも、私にとって初の試みでしたので、事前に綿密に作戦を練り制作に取り掛かりました。おかげさまで計画通り丸5日間で完成させることができ、とても嬉しく思います。
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2. THE A.I.R BUILDING
東京都中央区日本橋本町3丁目2−8
WALL SIZE : W8.5m×H2.8m
テーマ: Sounds of the City
制作アーティスト: Ono
コメント: 「Sounds of the City」 というテーマで、「夜、東京の街、人」をイメージし、それらが音楽で境界線がなくなり、様々な形、色で音を楽しむようなイメージで制作しました。境界線がなくなるというところで、姿、形は固定概念からは外して、柔らかく、カラフルにしています。
大きな画面に描くプロセスが、実践的に学べたのはもちろんのこと、作り上げていく上で、様々な人が関わってくださって成立する現場だということを体感しました。人と関わりながら活動をしていきたいという思いがあった中で、どんな人がどう関わっているのかを直接見て知れたことは、とても大きな学びになりました。
今回、場所提供としてTHE A.I.R BUILDING、運営としてBnA、TokyoDex、画材提供としてぺんてる、それぞれの現場の皆様と話しながら制作を進められたことで、作品への思い入れがより強くなりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2857/262/2857-262-0487b14cf72e896d3dd21e4bd5f3a570-3000x990.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■関係者コメント■
「Pentel ミューラル ルーキーズ プロジェクト」に関わった関係者から、国内の壁画アートシーンにおける本プロジェクトの意義や将来への期待に対してのコメントを紹介します。
—田澤 悠(BnA 代表)
BnA_WALLの巨大壁画は、海外のようにストリートで壁画の経験を積みづらい日本で、壁画アーティスト鍛錬の場をつくりたいという思いが込められています。同時に、BnAオープンの際、様々な企業が集積する日本橋でやるからには「ホテルや壁画をきっかけにアーティストや地域の企業とつながってプロジェクトや仕事が生まれるようなハブ」を目指そうというビジョンがありました。数年の時を経て同じ日本橋の仲間であるぺんてると本プロジェクトを実現できたことが非常に嬉しいですし、今後どのようなアーティストが輩出されていくのか楽しみです。
— Daniel Harris Rosen(TokyoDex 代表取締役)
TokyoDexが推進する「新進気鋭のアーティスト支援活動」の核となるのが、「Pentel ミューラル ルーキーズ プロジェクト」です。日本では大規模な壁画制作の機会が限られている現状の中、若きアーティストたちが挑戦できる場を提供することは、彼らのキャリア形成において非常に重要だと考えています。このプロジェクトはアーティストが技術を磨くだけでなく、公共の場で作品を披露し、多くの人々に影響を与える貴重な経験を提供します。ぺんてるのような影響力のある企業が本プロジェクトに参加していることは、この取り組みの意義を大きく高めています。今後、ぺんてるやBnAとの協力がさらに大きな機会につながり、壁画が日本の文化の一部として根付いていくことを願っています。
—田島 宏(ぺんてる 執行役員)
壁画というアートは、人類史をたどれば有史以前の旧石器時代、ラスコーやショーベの洞窟の奥に描かれた素晴らしい絵画にまで遡れます。絵画は文字より早く発明され、人類の想像と創造の力に伴走してきました。AIの普及やデジタル化の加速で、いま人が人らしく居るために、アートの力が必要だと私たちは考えています。描くことは人にとって根源的な衝動です。日本では、まだまだ壁画アートを描く場所がなく、それを受け入れる風土も少ないのが現状ですが、今回、私たちの創業の地・日本橋でBnAやTokyoDexと共に、壁画アートの新人を発掘するプロジェクトをはじめることができ、とても光栄に思います。今後、このプロジェクトから多くの壁画アーティストが誕生することを楽しみにしております。
■壁画制作時の使用画材■
1.スクールガッシュ
メイン画材として使用されました。
木、ダンボール、布、発泡スチロール、プラスチック、石、缶など油性面以外の素材に着彩できる、アクリル樹脂系不透明えのぐです。マット調の仕上がりで乾燥後は水に流れない耐水性があります。また、蛍光色(6色)は、ブラックライトで独特な効果を出せます。
商品ページ:https://www.pentel.co.jp/products/artmaterials/school-gouache/
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2857/262/2857-262-c33a54f2feda904fee77b0d42af261e4-3000x2100.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2. ぺんてるパステル(デッサン・クロッキー・コンテ画用)
壁画の下描き用の画材として使用されました。
ワックス、オイルを含まないパステルです。混色、重色、ぼかしができ、水を含ませた筆でのばすと水彩画のようなタッチが可能です。
商品ページ:https://www.pentel.co.jp/products/artmaterials/pentelpastel_conte/
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2857/262/2857-262-f54ad1377bdca69260a0477983b66c32-3000x2100.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
3.ネオセーブル
壁塗りに使用された、ぺんてるの代表的な画筆です。
独自製法の特殊毛材を使用した、水ふくみとコシの強さのバランスが良い画筆です。
まとまりが良く、耐久性に優れた穂先。水彩えのぐ、アクリル系えのぐの両方に使用できます。
商品ページ:https://www.pentel.co.jp/products/brush/paintbrush_neosable/
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■Pentel ミューラル ルーキーズ プロジェクトについて■
ぺんてる株式会社が、アートホテルを運営するBnA株式会社、アーティストとビジネスを繋ぐアートエージェンシーTokyoDex株式会社と共に、ぺんてる創業の地・日本橋からはじめるアート・プロジェクトの一環としてスタートした、世界で活躍する壁画アーティストを輩出するプロジェクト。
2024年6月に公募を開始し、総勢200名を超えるアーティストからの応募が集まりました。
<プロジェクト概要>
プロジェクト名: 「Pentel ミューラル ルーキーズ プロジェクト」
募集期間: 2024年6月11日(火)〜7月8日(月)
選出結果発表: 2024年8月6日(火)
壁画制作期間:約2週間
壁画展示期間:
・BnA_WALL:2024年10月4日(金)〜10月31日(木)
・THE A.I.R BUILDING:2024年10月4日(金)〜11月7日(木)
今後のスケジュール:選出したアーティスト2名はぺんてるのアンバサダーとして、1年間画材の提供を受け、ぺんてるが提供した画材を使用した継続的な作品制作や製品開発へのフィードバックなど、ぺんてるのアートに関する活動に一緒に取り組む予定です。
「Pentel ミューラル ルーキーズ プロジェクト」公式Instagram:
https://www.instagram.com/pentel_for_artists/
主催:ぺんてる株式会社
企画・運営事務局:BnA株式会社
企画・運営支援・管理支援・アーティスト選考・現場制作:TokyoDex株式会社
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■「Pentel ミューラル ルーキーズ プロジェクト」参加アーティスト・メンタープロフィール■
ABEYUKA.プロフィール
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2857/262/2857-262-9082ddfb829b0ce7bcbfb5b6a1eb4b39-540x540.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
東京藝術大学油画科を卒業・修了後、東京を拠点に現代アーティストとして活動を始める。
2015年に文化庁新進芸術家海外研修制度にてNYへ拠点を移し、2022年に帰国後はアジアへと活動の幅を広げ、現在は東京・NY・台湾を中心に活動をしている。カラフルでポップな作風に哲学的な意味を込め、大作油彩やインスタレーションや立体作品など、表現方法は多岐にわたる。
ABEYUKA. Instagram: https://www.instagram.com/abeyuka_the_artist/
Onoプロフィール
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2857/262/2857-262-d0eb2e07c6469149f2744a8271f7deec-1485x1485.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1997年生まれ、埼玉出身、板橋在住。音楽やダンスのような、表現を通してコミュニケーションを取るアーティストに強い憧れを持ち、絵でそんなアーティストになれたら、という想いのもと活動中。
アナログ制作を中心に、CDのアートワークやライブペイント、店内壁画、アパレル、イベント参加など、幅広く活動中。
Ono Instagram:https://www.instagram.com/___ono___y/
YUSEI SAGAWAプロフィール
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2857/262/2857-262-87e9ed82a16b2ac59dabd837604b5481-2001x2001.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]1986 年生まれ、福島県福島市出身。神奈川県・東京都を中心に活動。10 代後半にストリートアートに影響を受け表現の道を歩む。フリースタイルを重視したライブペインティングやミューラルを得意とし、自然と都会的なイメージを融合したアブストラクトなスタイルで描く。2024年には川崎市、クロアチア リエカ市との友好プロジェクトにてクロアチア最大級のミューラルを完成させる。また、アート集団「輪派絵師団」のメンバーとしての活動では東京 2020オリンピックオフィシャルアートワークや数々の企業広告を手がける。近年ではアートメディア「BEHIND THE WALL」を主宰。 国内外のアーティストを50 組以上招聘したミューラルプロジェクトを成功させるなど、壁画中心の企画制作を担う。
本プロジェクトでは、メンターとしてのラフ画作成から実際の制作現場までサポートを行った。
YUSEI SAGAWA Instagram: https://www.instagram.com/yusei_sagawa/
■製品に関するお問合せ先■
ぺんてる株式会社 お客様相談室 (フリーダイヤル)0120-12-8133