無形資産を巡らす共創イノベーションHUB「IP JUNCTION」を公開
2024年10月15日(火)14時16分 PR TIMES
▼IP JUNCTION
https://co-creation.holdings.panasonic/jp/ip-jct/
1916年に創業者・松下幸之助が改良ソケットの実用新案を出願して以来、パナソニックグループは国内外で知的財産活動を推進し、現在も10万件以上の知的財産を保有しています。近年の生成AIをはじめとするデジタル技術の進展、モノからコトへの顧客価値の移行に伴う産業構造の変化などの環境変化を踏まえて、パナソニックグループの知的財産部門は、社会における存在意義を言語化したパーパス「無形資産を巡らし、価値に変え、世界を幸せにする」を策定した上で、「無形資産のつなぎ手」として社会課題解決を目指し、無形資産を巡らせるための様々な取り組みを進めています。2022年12月には、取り組みを加速させるためのPanasonic IP Innovationプロジェクトを開始。「IP」は「Intangible Property」すなわち無形資産であり、無形資産の活用によって世の中にイノベーションを起こすという意思をネーミングに込めています。「IP JUNCTION」は、IP Innovationプロジェクトが取り組む社内外の無形資産の「共有知化」、「知の循環」と「ネットワーク創造」を加速させる共創イノベーションHUBとして無形資産を巡らすドライバーとなることを目指しています。
■IP JUNCTIONのコンセプト
IP JUNCTIONは「無形資産を巡らす共創イノベーションHUB」として、技術インデックスを中核とするパナソニックグループが保有する無形資産の共有知化、公開した共有知を起点とした共創(オープンイノベーション)活動と、それに係る共創事例やイベント情報を集約し、無形資産を通じた様々な共創関係の創出につなげていきます。
その取り組みのひとつとして、技術インデックスが蓄積する無形資産の活用を加速するため、技術情報を非専門家でも一目でわかりやすく表現したテクノロジーカードの運用を開始します。テクノロジーカードは、技術の特長や独自性、技術課題を解決するポイント、想定活用例で構成されており、共創機会を探るツールとして活用できます。
[画像: https://prtimes.jp/i/3442/5941/resize/d3442-5941-e2c9d902d7e0e552532a-2.png ]
■今後の展望
IP JUNCTIONは、無形資産の共有知化と、様々なステークホルダーとのつながりをサポートすることで、共創関係を創出し、共に社会課題の解決に貢献していくマッチングプラットフォームを目指し、今後もアップデートしていきます。
パナソニックHDは知的財産権に関して自社事業での実施に限ることなく、無形資産を巡らせるために、多様な技術やアイデアを持つ企業・組織の皆様との対話・共創活動を通じ、社会課題の解決に取り組みます。これにより、パナソニックグループが目指す「物と心が共に豊かな理想の社会」の実現に向け、地球環境問題の解決と、お客様一人ひとりの生涯にわたる健康・安全・快適のお役立ちを果たしていきます。
※「技術インデックス」「IP JUNCTION」はパナソニックHDの登録商標です。
<関連情報>
・[特集記事]無形資産を巡らせた先にある豊かな未来。これからのパナソニックグループが目指す知財部門の姿とは(2022年12月14日)
https://news.panasonic.com/jp/stories/13646
・グループ企業情報 知的財産部門
https://holdings.panasonic/jp/corporate/about/intellectual-property.html
・技術インデックス
https://co-creation.holdings.panasonic/jp/techidx/