サステナブルな未来への一歩。東洋新薬とINNERBOTTLEによるSDGs対応の化粧品ボトル開発秘話

2023年11月10日(金)10時10分 PR TIMES STORY

株式会社東洋新薬(以下、東洋新薬)は、韓国の企業INNERBOTTLEと契約を結び、サステナブル化粧品ボトルの日本独占提供をおこなっています。

このサステナブル化粧品容器は、アウターボトルの中に化粧品内容物を入れた伸縮性のあるインナーボトルを入れる仕様で、SDGs対応パッケージの商品開発が可能です。

契約までの経緯や東洋新薬の化粧品開発の取り組みについてお伝えします。

使用すると左から右のように、インナーボトルが収縮する


サステナブル化粧品容器で実現するSDGs対応パッケージ

この容器は、アウターボトルの中に化粧品内容物を入れた伸縮性のあるインナーボトルを入れる仕様で、化粧品の残留物や酸化を最小限に抑える設計となっています。

またインナーボトルは取り換えが可能であること、さらにアウターボトルは、一般的なプラスチックだけではなく、紙やガラス、アルミニウム、生分解性樹脂、バイオマス樹脂など様々な材質に対応することが可能で、SDGs対応パッケージの商品開発を実現できます。

東洋新薬は日本で唯一このサステナブル化粧品ボトルを使用した商品開発が可能です。

韓国INNERBOTTLE社との提携により、日本での独占提供の第一歩へ

よりお客様が求める質の高い商品開発のため、東洋新薬は、日本だけでなく世界規模で製品探索を行っており、海外営業を含む探索チームが定期的にSNSもウォッチ。韓国のInstagramで面白そうな容器を発見し、問い合わせを行いました。これが日本独占提供への第一歩となります。

当初から化粧品事業部のトップが本場韓国へ足を運び、交渉を重ねます。

共通言語は韓国語と英語。INNERBOTTLE社の経営者は韓国の弁理士で、たまたま思いついたアイデアで特許を書いたら、見事、権利化されたとのこと。ただ、実際の化粧品開発は全くの専門外。

けれども、すでに英国ではこの容器を使って年間300万個を超える製造実績があります。

素材をシリコンからブチルゴムに変え、より安全な化粧品開発に

日本でこのサステナブル化粧品ボトルを使用するうえで、具体的な課題のひとつはインナーの素材にもありました。

元々インナーの素材はシリコーンでできていました。シリコンは水を通すので、アウターと風船の間で水分が溜まってしまいます。東洋新薬の品質基準ではこれはNGです。

そこで、インナーの素材をシリコンからブチルゴムに変更したところ、課題が解決し、より安全な化粧品開発ができるようになりました。

左:サステナブル容器(アウターに付着せず最後まで使い切れる)

右:一般の容器(容器内面に付着し残ってしまう)


また、この容器の利点のひとつとして、インナーが収縮することで液が出る仕組みのため、固めのバルクも出すことができるということがあります。容器残量を少なくできることが利点のエアレスポンプタイプの容器と比べても、固めのバルクも吐き出しできる点もポイントです。

固めのバルクも吐き出し可能

サステナブルボトル化粧品容器の日本独占提供開始へ

医薬部外品の豊富な実績や独自技術を強みとする東洋新薬。神奈川大学の開発した三相乳化法を活用した化粧品製剤や炭酸パック技術での商品もクライアントから好評を得ています。

サステナボトル化粧品容器の日本での展開に向けて、開発のノウハウの部分は東洋新薬にお任せいただくことで、日本独占提供に至りました!

日本独占提供が始まってから約半年が経過し、多くの反響をいただいています。

クライアントからは見た目が面白いという声や、大手メーカーや海外ブランドからはSDGs対応化粧品ボトルということで問い合わせいただく機会があります。

今回ご紹介したサステナボトル化粧品ボトルは、残量を通常容器よりはるかに少なくでき、容器自体のパーツも少ない。かつ、外側(アウター)がバルクに接触してないので、アウターを再利用も期待できるとてもエコな容器です。

サステナブル化粧品ボトルで進化する日本のSDGs対策

日本でもSDGsが認知され始めてきています。ただ、ものの捨て方ということに関して現状日本はまだまだ欧米に及びません。

欧米では、焼却の技術が日本ほど高くなく、分別せざるを得ない環境ということもあり分別が徹底しています。

このサステナブル化粧品容器を使って、環境に配慮した化粧品を開発してみませんか?

東洋新薬は24年1月に開催される化粧品開発展(東京ビックサイトで開催)に出展します。このサステナブル化粧品ボトルを筆頭にさまざまな独自技術をご紹介します。化粧品開発をお考えなら是非足をお運びください。

《 株式会社東洋新薬》 

東京支店: 東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワー

TEL: 03-3499-3555(代表)

HP:https://www.toyoshinyaku.co.jp/


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